皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今週は梅雨と言いつつ雨の降らない日が多いですね。
せっかくのチャンスなので、チニングデイゲームに出撃してきました。
前回、【オリムピック グラファイトリーダー シルベラード GSIS-782M-LE】の筆おろし釣行となりましたが、このスピニングロッド、使いやすくて今回の釣行もスピニングでの釣りとなります。
今まで『チニングにスピニングタックルは相性が微妙』と思っていたのですが、このロッドはちょっと見方・考え方が変わってしまう感じです。
スピニングタックルの良さを生かしつつ、攻めのチニングが展開できるという感じです。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
下げ潮はいい雰囲気ながら苦戦の展開
この日は中潮で11時過ぎが干潮というタイドグラフ。
Day-51で反応が良かったシャローフラットエリアにエントリーすることにしました。
Day-51は干潮前後で反応が良かったこともあり、下げ潮を釣りながら干潮前後まで釣りをすることにしました。
まずはフリーリグの準備をしてポイントに入ると、シャローフラットの至るところ、水面に小魚(目視のレベルではハク)の群れの波紋が広がっています。
大きなボラのジャンプもあちこちで見られますが、時々水面に”モヤッ!”と波紋ではない水の動きが見られます。
シーバスなどのバキューム音などではないのですが、何とも大型魚が小魚の捕食をしてそうな感じに見えます。
そこで、急遽、リグを結び変え、トップウォーターゲームを試してみることにしました。
まずは広範囲に探るべく【DUEL L-ブルー クイックドッグペンシル 100F】を選択。
スピニングタックルで使うのは初めてですが、ティップがしっかりしたロッドなので遠投しても遠くで問題なくルアーを操作することができます。
ドパンッ!
と出て欲しかったところですが、周囲をひと通りチェックしましたがトップへの反応得られず。
気になりつつもこれ以上粘るわけにもいかないのでボトムゲームにリグを戻すことにしました。
水質はそこそこ濁りを感じる色だったので、前回の後半で結果を出してくれた【デプス MSクロー 2.6in】で釣りを再開。
ボトムでかなり激しく引っ掛かるところが数か所あり、敢えてそこを狙っていきます。
すぐに反応は得られるだろうと思っていたのですが、この日は投げても投げても反応が得られません。
あれ?こんなはずじゃ・・・
と思いつつ、メゲずにキャストを続けていると、下げの潮が動いているのが見てわかるエリアにて~
ココンッ!
とティップを叩くような明確なバイトが!
しかし、追い食いしてくれず~~
ようやくバイトが得られたので、集中してバイトがあった場所を通してみますが、反応は出てくれません。
どうも前回より反応が悪い?下げ潮のタイミングがダメなのか?
いろいろ考えつつ、キャスト方向も変えていくと、ポツリポツリとブリームのバイトは出るのですが、明らかにやる気が無さそうで、”ワンタッチバイト”ばかり。
早くファーストフィッシュが欲しいところですが反応が無いままに時間が経過していくので、さすがに少し焦ってきました。
そして、時計を見るとそろそろド干潮の潮止まり時間に~
ここまで粘ってしまうと場所移動をする時間も残っていません。
『ヤバい、ボーズ食らうかも?』
と惨敗ゲームが脳裏をよぎりました。
潮の動いた瞬間に待望のヒット!
この日は風もほぼ無いので、下げ止まりになるとほぼ水の動きも無くなってしまいました。
前回は上げ潮のタイミングで少し透明度の高い綺麗な水が入ってきたので、時間いっぱいまで上げ潮での状況変化(改善)に期待してキャストを続けます。
すると、30分もしないうちに沖に潮の動きらしき反応が見られるようになりました。
これはチャンス!
潮の動きが絡むエリア&ブレイク・ハードボトムにリグを投入し、反応を探ります。
すると、明らかに小型のブリームのバイトですが
ビビンッ!ビビンッ!
と威勢よくロッドティップを叩くようなバイトが出ました。
期待のサイズのバイトではありませんが、明らかに魚の反応は良くなってきたので集中して探っていきます。
すると、沖の方で岩をリグが乗り越えた手応えを感じた次の瞬間!
ゴンッ!
前アタリ無しの一気食い!
ちょっと心の準備をしていたバイトではなかったので驚きましたが、向こうアワセでフッキングしてくれました。
念のため追いアワセを入れると、魚が水面でジャンプ?
あれ?シーバス??
ロッドには明確に首振りの抵抗が伝わってきますが、これがクロダイなのか?シーバスなのか?今更ながらわからなくなってきました。
シーバスならそれでも構わないので、とりあえずバラさないように慎重にファイト。
その後は水面に魚が出ることも無いので、どうもブリームのようです。
そもそも、ロッドを立ててポンピングしてもなかなか寄ってこないこのトルク感はブリーム確定です。
水が濁っているので、かなり魚が寄ってこないと魚種が確認できなかったのですが、近くまで来てキビレであることが確認できました。
そして、そのまま無事にズリ上げてランディング~
何とかボーズを回避させてくれた貴重なキビレちゃんでした。
”MSクロー”は綺麗にラインの方までズリ上がり、フックはしっかりカンヌキを捉えていました。
とりあえず1匹釣れたことで、ホッとひと安心。
状況的に上り調子になってきたところでのヒットだったので、残された時間はあまりありませんが、あと何匹か追加できるかも?と期待を込めてキャストを再開します。
しかし、数投したところでリグがスタック。
この日はここまですべてのスタックの脱出に成功しているのですが、今回のスタックは少し手ごわそうな感じ。
ロッドワークでは外れてくれないので、仕方なくラインを持って引っ張ると~
プツンッ・・・
こんなタイミングでラインブレイクとは~
ほぼ残り時間が無い状態でリーダーを結び直す気にもなれなかったので、この日はここで潔く撤収することにしました。
せっかく雰囲気が良くなってきたところだったのでかなり心残りでしたが・・・
チニング Day-52 スピニングでチニング まとめ
はい、と言うことで、なんだかんだで釣れてくれましたが、想定とは大違いで大苦戦のDay-52となりました。
もっと安定してフラットに魚が入っていると考えていたのですが、タイドも変わりますし、天候も変わるので、いつも魚が居るとは限らないってところですね。
オリムピック グラファイトリーダー シルベラード GSIS-782M-LE】は実釣2日目ですが、かなり扱いやすいロッドです。
このロッドを使う前にシーバスロッドを使ってチニングをしていたので、余計に違いがわかります。
先にこのロッドを使ってしまっていたら、このロッドの良さや使いやすさをここまで意識することはできなかったかもしれません。
とにかく、やわらかいソリッドティップのロッドでは岩場や牡蠣瀬のスタックは簡単には回避できないので、適度な張りと追従性を合わせ持ったこのロッドはまさに私のフィールドでの釣りに向いている感じです。
魚とのファイトにおいては、リールが2000番で少し弱いのでパワーファイトが出来ないのですが、リールの番手をもう少し上げればベイトタックルに近いパワーファイトも実現できそうな気がします。
まぁ、それはベイトタックルに任せればいいので、スピニングタックルではゆっくりやり取りを楽しむのがいいかな?と思っており、今のところスピニングの番手アップは予定していません。
さて、次の釣行はさすがにベイトタックルに戻そうか?悩み中です~
■タックル情報
ロッド:オリムピック グラファイトリーダー シルベラード IP-G GSIS-782ML-LE
リール:ダイワ カルディア LT 2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb
フック:Jijijiji ブリームオフセット #1
ルアー:デプス MSクロー 2.6in グリーンパンプキンペッパー