【阪神湾奥チニング】Day-30 ミノーチニングで新リール入魂
皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んでいただき有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
週末、秋雨の合間の晴れだったのでナイトゲームに出撃してきました。
そろそろアジかな~と思いつつ、まだまだチニングで試したいことがたくさんあるので、チニングに時間を使うことに。
釣果についても、久々に満足のいく結果が得られたと思っています。
ここにきてフィールドの活性も上がっているように感じます。
また、前回の記事でご紹介した【SEASIA ROUND PRO BFS】もある意味最高の形で入魂できました。
インプレについては、釣れた際の話しだけではなく、釣りをする中で確認できたこともかなりあるので、それらも漏れなく書いてみたいと思います。
ただ、冒頭でひと言だけ先にお伝えしておきたいのは『ベイトリールの原点を再認識させられた』ということです。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
出だしは”安定の岸壁チニング”のはずだった
出撃は夜の8時過ぎくらいから。
やりたいことが多いので毎回最初の行き先に迷うのですが、今回もタイドグラフを見つつ、ここ最近コンスタントに釣れている岸壁チニングからスタートすることにしました。
ポイントに着いて海の状況を確認すると、今週の雨続きの影響か?少し白っぽく濁りが入っている感じ。
クリアよりは好条件ということで、この日も浅いタナだけ手早くチェックしていくことに。
リグは最近の岸壁チニングのマイブームである【Berkeley MaxScent ビートルブラザーズ 2.5in】
すると、開始早々にバイトキャッチ!
1発目のバイトは乗らなかったのですが、同じエリアにリグを通るとフォール中にリグが持っていかれる手応えが!
フッキングするとロッドに重みが乗ったものの軽く、瞬殺で抜き上げランディング。
上がってきたのは、かわいいマチヌ。

しっかり”ビートルブラザーズ1節”を咥え込んでました。
お腹減ってたのかな?

とりあえず、【SEASIA ROUND PRO BFS】にもなんちゃって入魂完了です。
その後、周囲を一通りチェックしたのですがバイトはあったもののフックアップに持ち込めず。
護岸を見ていると結構潮位が下がってきているのが確認できたので、この日の本命である河川ミノーチニングをすべく移動することにしました。
狙いのデカマチヌ、DETA!
河川ポイントに移動すると、思っていた以上に潮位が低い?
大潮で満潮時の潮位は河川の護岸を超えてくるくらいのはずだったので、ちょっと来るのが遅過ぎたか?
とはいえ、やることは決まっているので、さっそくミノーチニングをやっていくことに。
潮位がかなり下がってきているので、河川の流れもなかなかに強烈で、流れに沿って探っていくためにはかなり自分が速く移動しなくてはなりません。
流れの速さと各種障害物、そして流れてくるゴミとの調整に苦戦しつつ探っていきますが、かなり移動したのにノーバイト。
今度は流れに逆流するように探っていきます。
ちなみに、この日のルアーは【一誠 issei GCミノー 75SR SP】
【O.S.P. ASURA ドゥルガ】はフラッシング系のカラーしかなかったので、ちょっとナチュラル系カラーのGCミノーを選んでみました。
流れに逆流するので、自分が移動しなくてもある程度ルアーは泳いでいるはず。
なので、ラインを出す長さでレンジだけを意識しつつ、ゆっくりと歩きながら探っていくと、しばらく移動したところで~
ゴンッ!
護岸への引っ掛かりや流下物との接触ではなく、明らかに魚がバイトしてきた手応え。
スレではないことも反応から感じ取れました。
『くっそー、乗らんかった~』
せっかくのバイトを逃してしまいましたが、まだ魚はいるかもしれないので少し戻ってバイトがあった場所をもう一度丁寧にトレース。
しかし、バイト無し・・・
仕方なく、そのまま更に探っていくと、一瞬、不明確ですが生命感を感じさせる違和感が?
一瞬歩きを止めてみた瞬間!
ゴ~~~ンッ!
一気にロッドが水面めがけて舞い込みました。
とりあえず、慌てず魚の動きに合わせて左右に移動。
(実際は心臓バクバクでかなり慌てていたと思う)
流れに逆らって上流に走ったり、一気に下流に走ったりと、強烈に走り回ります。
思っていた以上に引きが強いのと、針の掛かり具合が不明なので無理をしないようにしようと、ドラグだけに頼らずクラッチを切って対応したのですが、ここで問題が一つ発生。
クラッチを切った状態で耐えていて(引きが強ければラインも出しつつ)、リールを巻こうとした時に、普通?のリールならクラッチがしっかり戻ってハンドルを回せます。
しかし、ハンドルを回してもクラッチが戻ったりもどらなかったりします。
この操作を繰り返していてクラッチが戻らなくなったら一番最悪の事態です。
そこで、ドラグメインでのやり取りにシフト。
しかし、このリール、ドラグを緩めても締めても、あまりブレーキ力が変わりません。
この辺りの機械としての精度は、やはり国産リールと比べるとまだまだと言う気がしました。
バタバタしながらやり取りをしていて、ようやく浮いて水面で暴れる魚体はなかなかのサイズ。
流れが強いのでランディングしにくいのですが、何とか下手こかずに無事にランディングに成功しました
地面に横たわる魚体は狙っていた量型のマチヌ。
年無しサイズではないことはわかりつつ、サイズを測ってみると、あわや50㎝のグッドサイズ。

流れも合わさったのでファイトに手こずるはずです。
フックはリアのトリプルフックがカンヌキに掛かってくれてました。
1回目のバイトはフックに上手く口が当たらなかったんでしょう。

この魚をリリースし、しばし一服休憩。
バイトが得られず狙い方が合っているのか?悩みながらの釣りでしたが、想定以上の形で結果が出てくれてホット一安心。
久々に数ではなくサイズでの満足感を味わうことができました。
この後、流れ逆行スタイルで出発地点まで戻ったのですが、バイトは得られず。
もう1往復するか迷いましたが、夜中で体力的にも厳しくなってきていたので、少しだけボトムチニングでチェックしてみることにしました。
プラグの釣りで使っていたスナップをそのまま利用して久々の”MKリグ”でボトムチニングを再開。
すると、開始してしばらくしたところで~
コココンッ!
ビビビンッ!
バイトが頻発!
簡単には食い込んでくれず、小型のクロダイであることは明白ですが、小型がこれだけいるなら中型以上も少しはいるはず。
しかも、小型がこれだけ活性高いなら、中型以上も同様なはず。
キャストを繰り返して探っていくと、ある程度バイトが集中するエリアが絞り込めてきました。
明らかに周囲よりもハードボトムが集中している感じです。
かなりアグレッシブにワームにアタックしてくるものの、食い込まないのでワームをいろいろと変えて粘りました。
なんだかんだで1時間くらいは同じエリアをチェックしたのですが、結局そのポイントではフックアップさせられるサイズの魚を引き出すことはできませんでした。
ここで一旦諦め、朝マズメ攻略のために仮眠することにしました。
朝マズメ シャローエリアにて良型キビレキャッチ
仮眠と言っても1時間くらいでしたが、軽く休んでからシャローフラットエリアを狙うために移動。
なぜシャローフラットエリアを選んだのか?については、朝の7時頃が満潮になっていたので、朝マズメと合わさって魚がシャローにエサを求めて入ってきてくれるとの想定です。
ポイントに入るとまだ潮位は低いものの、かなりの勢いで潮位が上がてきているのがショアラインを見ていればわかります。
ここで、移動の途中で立ち寄った釣具屋で調達した【Berkeley Gulp! Salt FatHawg 2.2in】をセット。
干潮時には干上がるようなシャローをどんどん撃っていくと、頻繁にバイトが出てくれます。
ここも高活性なのはウェルカムなのですが、バイトの感じから小型のクロダイっぽい感じ。
小型のクロダイのバイトの時にリグを止めて待つと、Gulpの場合はあっという間にパーツを食いちぎられてしまうので、小型のバイトを思われるものはパス。
この日は既に満足できる魚を釣っているので、心の余裕もあり、明るくなる前に狙いたいところだけに絞って探っていきます。
すると、しばらくして、明らかに今までのバイトとは違う、短いけど力強いバイトが出ました。
リグを止めずにじらして動かしていくと、追従バイトが続きます。
『ワームが食いちぎられて無くなる前に食い込んでくれ~』
心の叫びが届いたのか?数回の追従バイトの後に~
ゴ~~ンッ!
相手も辛抱たまらず食いついてしまったようです。
ようやく食い込んでくれただけのことはあり、フックアップ直後から強烈なダッシュ!
先ほどのファイトでクラッチワークはNGとわかったので、ドラグ中心のファイト。
まぁ、ドラグ中心のファイトでも、チニングくらいであれば不安は無いものの、緩めてもあまり緩まらないのはどうなん?という感じです。
足元に寄せてもしつこく抵抗してきますが、それもいなして無事にランディング。
キビレにしては良型で、産卵前のお腹がプリプリの魚でした。

キビレって、改めてみるとマチヌよりも体形が丸いというか、体高があるように感じますね。
なので、トルクよりもダッシュ力あるように感じのかも?
ナイトゲーム対策で投入した”Saltwater Fat Wawg 2.2in”もしっかり活躍してくれました。

この魚をリリースし、ふと空を見上げると東の空が赤く染まっているのが見えました。
完全に明るくなるまではまだ時間がありますが、この日は十分過ぎるほど確認したいことが確認できたので、ここで撤収することにしました。
”SEASIA ROUND PRO BFS” 実釣インプレ
ここで、この日メインで使った【SEASIA ROUND PRO BFS】についての追加インプレを書いておきたいと思います。
キャスト感の快適性
まず、ベイトリールとしてのキャスティング性能ですが、ハッキリ言って不満は感じませんでしたね。
私の場合は7gと10gというベイトフィネスより重いリグメインだったので、軽量ルアーの場合はまだ未検証ですが、チニングで使う範囲のルアーにおいては快適に扱えました。
とにかく、違和感なくスムースに飛ばせている感じは間違いなくありました。
キャスト時のうなり音は、30mm径スプールなので仕方ないかな、というところと、スプール軸受けのボールベアリングを変えてあげればもう少し静かにできるのでは?と思います。
ブレーキ設定はレガシー感強し
ブレーキ関係もキャストの快適性に関連する部分かとは思いますが、ちょっと個別にコメントしたいと思います。
マグネットブレーキなので、DCブレーキと比べるとマニュアル操作なのですが、マグブレーキメカニカルブレーキの双方の調整をバランスよく行わないと快適に使えません。
ダイワのリールを最近メインで使っていたので、メカニカルはいったんゼロポジションに設定すると触ることがありませんでした。
しかし、このリールはメカニカルもちょくちょくチェックしておかないといけないのと、向かい風の中でのキャストだと少しメカニカルブレーキを強め(ほんの少しですが)にしておかないとバックラッシュしそうになります。
オートマチックに慣れてきて気付いていなかったのですが、ある意味”本来の基本的なベイトリール”という感じ。
車でもATに慣れてしまうとミッションが乗れなくなったりしますが、まさにそれに近い感じです。
マグブレーキとメカニカルブレーキのセッティングが決まれば非常に快適にキャストできます。
当然、適切なタイミングで適切なサミングも必要です。
ある意味、ベイトリールのキャスティングを基本から習得するには良いリールかもしれません。
ドラグ性能
ドラグ性能については、この日は運よくドラグ使う魚が複数釣れたのでしっかりと確認できました。
こちらは、締めた状態と緩めた状態でもう少しブレーキ力のメリハリが欲しいとは思いました。
が、ラインが出るときにつっかかってラインブレイクしそうな不安を感じることはありませんでした。
ドラグの滑り出しは気になるほど悪くは無かったですが、0.4号以下の細いPEラインを使う場合は、ちょっと気を付けた方が良いかもしれません。
理由は、ドラグをユルユルにできない為です。
ラインの巻かれ方(レベルワインドの性能)
開封インプレで『ラインガイドはガチャガチャ感がある』とコメントしましたが、実釣していて不具合は違和感を感じるようなことはありませんでした。
しかし、ラインの巻かれ方は、ダイワの”ハイスピードレベルワインド”との違いをものすごく感じました。

明らかに、糸巻き面がデコボコするのと、キャスト時のラインの出方の安心感が違いました。
ダイワの方はハイスピードレベルワインドに加えて、TWSですから違って当然と思うしかないですが。
ただ、”ハイスピードレベルワインド”は実釣時にこれだけ恩恵を受けていたのか、ということをハッキリと確認することができました。
スプールとボディのクリアランス
スプール周辺関連でもうひとつお伝えしておきたいのが、スプールとボディの隙間(クリアランス)の問題。
安くて精度の低いリールでありがちなのが、リールのボディ本体とスプールエッジ部分との隙間が大きくて、ラインが隙間に噛み込むというトラブル。

ちょっと画像のピントが合ってなくて申し訳ないのですが、わざとではありません。
釣りの最中に3回くらいはバックラッシュも出たのですが、それでもラインがスプールエッジから中に噛み込むような事象は一度も発生しませんでした。
バックラッシュしても紙込まないので、通常のキャストシーンでは全く問題無いレベルでした。
この辺りの精度の点は高く評価しても良いポイントかと思いました。
ハンドル周辺
続いてハンドル関連ですが、カーボンハンドルそのものは全く問題ありませんでした。
強度面でも問題無いと思います。
ただ、ハンドルノブは、この細いタイプはチニングにはあまり合わないと感じました。
シマノやダイワ用に買ったサードパーティのノブがあるので、これが使えるか?試してみたいと思います。
ギア比・巻き取り長
この辺りから少しネガティブ系のコメントになってくるのでご了承ください。
ギア比が超ハイスピードモデルを使っていて、このリールを使うと『リグの回収、遅っ!』と感じてしまいますね。
ひと昔前なら感じなかったかもですが、最近では1:8以上のギア比のリールが多い(特にソルト向け)ので、それと比べる巻き上げてもなかなかルアーが戻ってこない、と感じてしまいます。
これは釣りに支障が出るような不具合ではありませんが、シンプルに違いを感じるということです。
中華製リールでも超ハイギアモデルもあるので、もし購入される方はギア比も少し注意してもらえればと思います。
リールフットが少し小さい
続いては、ロッドとの相性の問題。
一番最初にロッドにセットしてハンドルを回した時に、ガチャガチャした感じがして、ハンドルのセッティングの甘さだと思っていました。
しかし、どこにガタつきがあるのか触っているところで気付いたのが、そもそもリールそのものがしっかり固定されていないということ。
どうも、ダイワやシマノのベイトリールよりもリールフットの全長が短いようです。
手元にあったハガキを小さくカットしてリールフットに噛ませるようにしてセットするとガタつきは無くなりました。
これはロッドによると思いますが、調整が必要になる可能性は意識しておいた方が良いですね。
防水性能?
最後は少し意外かもしれませんが、防水性についてです。
海水でベイトリールを使われる方は、使用後に水で洗い流すことが多いと思います。
私も、頻度はそれほど高くないながら、車ペットボトルの水を積んでいて、釣行後にリールの汚れが気になった時は水をぶっかけて洗っています。
今回は実釣初使用だったのですが、一番最初の岸壁チニングが終わったタイミングで表面に付いた塩分洗い流すつもりで水をぶっかけました。
すると、河川でミノーチニングを開始した際にリールを巻いた時に異常が発生。
ルアーを投げて回収する時にハンドルを回すと『ジョリジョリ』と大きな音が鳴り始めました。
ギアの部分で鳴っているのか?ボールベアリングの部分で音がしているのか?全くわからないのですが、明らかに巻き心地もゴロゴロ感満載になってしまったのです。
その場では確認もリカバリもすることができず、とりあえず帰ってからメンテしよう、と使い続けたのですが、シャローエリアでの釣りをした頃には気づかない間に改善していました。
このリールはギアボックス側に水抜き穴があるので、そこからグリスを注入しておきましたが、原因は明らかに1か所目の釣行後の水かけ
恐らく、ボトムチニングでキャストを繰り返したので、その過程で侵入した水が乾燥してなくなり音がしなくなったんだと思います。
そもそも、このリールは海水での使用の可否についてメーカー側が明示していないので、水をぶっかけての清掃はNGなのかもしれません。
メンテナンス製を気にされる方はこの点はちょっと意識しておいてもらえればと思います。
阪神湾奥チニング Day-30 & インプレ まとめ
と言うことで、釣行記を中心にしつつ、NEWタックルの追加インプレのご紹介でした。
釣行については、まだまだ習得途中ではありますが、ミノーチニングはやり続けることができる自分の引き出しの一つできそうです。
使うルアー、潮位、潮や河川の流れ、水深(狙うタナ)など、複合的に考えないといけないので、ある意味ボトムチニングよりも複雑な釣りであるのは間違いないと思います。
ただ、だからこそ、他の人とのバッティングなどを避けて釣りができるというメリットもあると思います。
ボトムチニングは、最近のチニング人気の影響もあり、かなり難しくなってきている(魚が反応しにくくなってきている)ように感じています。
数年前なら投げて巻けば、バイトくらいはもっとたくさんあったのに、最近では絶対に魚がいるはずと思える場所でもノーバイトで終わることが珍しくありません。
バス釣りでは、”常吉リグ”から始まったダウンショットリグや、ジグヘッドワッキー、スモラバ、ミドスト、ホバストなど、流行りがどんどん変化します。
こちらのブログでも何度か書いたことがありますが、チニングはソルトルアーの中でも一番バスフィッシングに似ていると思ってます。
それは、クロダイがブラックバスに似ているからだとも思います。
閉鎖水域での釣りとオープンウォーターの釣りという大きな違いはありますが、その違いがあることを踏まえても、チニングってもっと釣り方やリグが発展するんじゃないか?と感じるのは私だけでしょうか?
そして、【SEASIA ROUND PRO BFS】は初日でいろいろ結果を出してくれましたが、ある意味特殊な中華系リールの難しさも抱えていると思います。
ただ、”安くて良いもの”であるなら、皆さんにもそのメリットはお伝えしていきたいので、引き続き使ってみて追加の情報はアップしてきたいと思います。
とりあえず、ハンドルノブは変えたいな~