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【タックル修理】ドラグの鳴らなくなったソアレCI4+の修理

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

ここ数日、夏季休暇を取ってウロウロしていたのでブログ更新が疎かになっていました。

スミマセン!

さて、今回はドラグが鳴らなくなった【ソアレ CI4+ C2000PGSS】の修理について書いてみます。

ラインローラーのボールベアリング交換などは簡単にできる修理やチューンナップ作業としてメジャーですが、メインシャフトに装着されているパーツについては、なかなか触る機会がありませんでした。

今回、良い機会だったので、関連のパーツを全部外してみましたので、手順も含めて書いてみたと思います。

まずは、ワッシャー類を外す

写真の通り、スプールを外すと、スプール受け部の一番上にワッシャーとセットスクリューというビスの抜けを防止するパーツが装着されています。

これらのパーツを指で抜き取ります。

ワッシャーの両再度をつまんで引っ張れば簡単に抜き取れます。
BlogPaint

下の写真の3つのパーツですが、左側の2つがワッシャーです。

一番右側が、スプール受けのパーツを止めているセットスクリューの抜けを防止するスペーサーになります。

一番右側のスペーサーはスポスポ抜けるパーツなので、左側の2枚のワッシャーで抜けを防止するようになっています。

スプール受け部のメインパーツは外す

ソアレCI4+の場合は、スプール受け部にボールベアリングが装着されています。

これを押さえているパーツは、先に書いたようにセットスクリューというビスで固定されていますので、これを専用のレンチで抜き取ります。

このビスを外してしまえば、メインシャフトに装着されているスプール受けのパーツが全部外せます。

左から
①メインシャフトベアリングガイド
②メインシャフトボールベアリング
③スプール受け

になります。

外したついでに、ボールベアリングの洗浄

バラしたボールベアリングを見てみると、結構汚れています。

これまで頑張ってくれたお礼に、パーツクリーナーでキレイに洗浄してみました。

利用したのは、ワコーズのパーツクリーナー・スーパージャンボです。

嫁さんに内緒で借用した料理用のバットの上で両面から吹き付けて汚れを除去します。

キレイにパーツをクリーニングして乾燥させたら、後はシマノの純正のオイルを吹いておきます。

これでボールベアリングのクリーニングもメンテナンスもバッチリ完了です。

問題のパーツを戻します

ここで、問題の音だしラチェットのパーツを戻します。

外れてしまっていたのは、以下の2つのパーツ。

左側が、スプール受けに音だしラチェットを挟み込んで固定するバネです。

実際にセットしてみてわかったのですが、このパーツ、結構簡単に、軽い力でズレてしまいます。

普段は真横からしか負荷がかからないのでズレないのでしょうけれど、ちょっと上下方向に力を加えると簡単にズレてしまいます。

なので、挟み込んで組み込む時も、何度か失敗して、数回のトライでようやくキレイに収まってくれました。

今後も、スプールを交換する際には注意が必要であることを再認識させられました。

ソアレ修理 まとめ

と言うことで、スプール受け部まで始めて分解してみました。

道具とコツさえわかっていれば簡単にできる作業ですが、やってみないとわからないことも多いですね。

道具のメンテナンスを自分で行うのは、道具の状態や構造を知る上でもいろいろと勉強になるので、是非やってみるべき作業であると思いました。

ストラディックのスプール受け部は、ソアレで言うボールベアリング部がプラスチックのカラーになっています。

これをボールベアリングに交換するだけで、ドラグの効きが安定してスムーズになります。

ライトゲームでは、ラインが細いだけに非常に重要なことですが、シーバス用のリールにも有効なチューニングなので、別で調達したパーツを利用して、ストラディックの方も交換してみようと思います。

ワコーズ パーツクリーナー スーパージャンボ
これは心置きなく安心して使える容量です。
リールのメンテナンスには欠かせないアイテムですね。

 

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