こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase FIshing GONTA です。
今年の12月にリリースされるロッドの情報を見たので、今回はこのネタでいきたいと思います。
私自身もここ数年はサーティフォーさんのロッドをアジングで愛用していますが、そのサーティフォーから既存ロッドのバージョンアップ版がリリースされます。
最近のサーティフォーのロッドは、ロッドアクションが全体にスロー(曲がる)なロッドが主流になっているように見えますが、今回紹介するロッドは全く違ったアクションのロッド。
その極端なアクションとは、極端なファストアクションになります。
これを聞くと、ご存じの方はわかるかと思いますが、ベースのロッドは【サーティフォー 34 アドバンスメント FPR-55 F-Tuned】になります。
見た目のデザインも結構リファインされていますので、一緒に見て頂ければと思います。
お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ベースのオリジナル FPR-55 F-Tuned をチェック
まずは、ベースとなるロッドをサラッとチェックしておきたいと思います。
オリジナルのFPR-55は、約7年前にリリースされたロッドになります。
それまでリリースされていたサーティフォーのロッドが、張りが強くてパツンパツンで感度を重視しているような傾向だったところに、ティップだけが異常に曲がる特殊なアクションのロッドとして登場しました。
名前の『F-Tuned』はファストテーパーチューンという感じでしょうか?
あまりの極端な先調子で、ちょっと扱いにくそうに見えましたが、ロッドのブランクでバイトをキャッチする性能に長けたロッドになっており、アジが食い上げた時の『抜けアタリ』が感知できると言うのが印象的でした。
抜けアタリは感覚的なものだと思っていたので、ロッドでカバーできるというのはある意味画期的だと感じました。
これが、ベースのロッドになります。
バージョンⅡはデザインも一新されていてGood
では、今回注目するバージョンアップ版のロッドですが、極端なファストテーパーは感度維持の為に変更していないようです。
まぁ、『F-Tuned』なので当然と言えばそれまでですが。
と言いつつ、更に振り抜けを意識して開発を進められたようで、0.5g~0.8gのような軽いリグのキャスト性能に長けたロッドに仕上がっているとのこと。
ティップ部のテーパーですが、大きく変更していないと言いつつ、画像で見る限りは少し変更されているように感じます。
より極端なファストテーパーになっているように見えますね。
左側の画像がオリジナルのFPR-55で、右側がNEWFPR-55です。
オリジナルの方はメインブランクス側もティップに合わせて少し曲がっているように見えますが、NEWFPR-55はほぼ曲がっていないようにも見えます。
※微妙な違いですが
カギ曲がりの極端なロッドという点は変更無し。
しかし、バット部のロッドの継ぎ方とグリップが大きく変更されています。
継ぎ方法は、オリジナルが逆並継であったのに対して、振り抜け性能重視で並継に変更されています。
また、グリップ部はコルクをあしらったり、セパレートグリップではなく、変則ストレートグリップになっており、見た目がかなりリファインされています。
このグリップの仕様の違いがどのように使用感に反映されているのかは、実際に使ってみないとわからないところではありますが、家邊さん曰く『気持ち悪くなるほどの感度を活かした』となっているので、バイトを手によりリニアに伝える為、ブランクスで感知したバイトを増幅させる効果があるのかも知れません。
と言うことで、7年を経てリファインされた【サーティフォー 34 FPR-55 VersionⅡ F-Tuned】のチェックでした。
アドバンスメント FPR-55 Ver.Ⅱ F-Tuned まとめ
サーティフォーさんは、結構バージョンアップ版のロッドを出されています。
完全に新しいラインナップとしてリリースしてもよいようにも素人的には感じますが、オリジナルとして作成したロッドそれぞれに想いとコンセプトがあるが故に、それぞれを見直すことで新しいロッドを出していき、繋がりを意識しているように思ったりします。
オリジナルとバージョンアップ版を使い比べてみる機会が持てたりすると、その変更点や進化が感じられて面白いかも知れませんね。
売り出し時期については、サーティフォーの会員向けには12月の上旬。一般販売は12月中旬とのことで、ギリギリですがアジングシーズン終盤に使えるかもしれませんね。
また、開発段階の紹介動画をご覧になられたい方はこちらをどうぞ。
私的には、全体的にスローテーパーのDFR-551などが好きなのですが、気持ち悪くなるほどの感度と言われると、さすがに気になりますね。
販売価格が5万円オーバーなので、さすがに簡単には手が出ないロッドではありますが、機会があれば使ってみたいところです。