バスフィッシング

【アウェイの洗礼】津風呂湖釣行を振り返る

事前情報通り、ショアラインに魚が居ない~

さて、ルール通り、手漕ぎボートのメンバーが午前8時に出船していきました。

30分のディレイタイムを、桟橋の方と歓談したり、タックルの準備をしたりしながら過ごし、8時30分にいよいよ出船となりました。

因みに、今回はスタイル云々は捨てて、スピニングタックル3本、ベイトタックル2本のガチタックルで臨みました。

因みに、少し前に記事を書いた思い出のリールである『シマノ ステラFW 2500S』も今回は投入しています。スーパースローオシュレートのヤツです(^^;

まずは、メンバーの皆さんが向かう桟橋近くのダムサイトエリアのオイルフェンスに私も向かってみることに。

オイルフェンスにビッグバスが付いているという、よくある話しの確認に向かいました。

とにかく、表層付近にはワカサギの群れと思わしき小魚ボールがあちこちにできており、ベイトっ気は非常に旺盛で好感触。

しかし、朝イチで事件が起こることはなく、その後は事前に決めていた、湖の北側の川筋を目指してボートを進めました。

事前情報ではかなり深いところまで見えるくらい水質が良いと聞いていたのですが、この日は全くそんな状況ではなく、よく知る兵庫県のリザーバーくらいの透明度。

これが吉と出るのか?凶と出るのか?

個人的なイメージでは、あまり透明度が高いとバスの警戒心が強くなってルアーを食ってくれないので、このくらいの透明度はウェルカムというところですが、初めてのフィールドで魚の姿を発見しにくい、と言うのが唯一のデメリットと感じていました。

桟橋からも見えていましたが、ボートをどんどん流していくと、魅力的なオーバーハングは続いているし、起伏に富んだ地形なので岬になるようなポイントも多く、バスが居そうな場所だらけ、と言うところ。

しかし、全部を見て周る時間は無いので、ワンドなどではあまり奥まではチェックせずに、ワンドの入り口周辺や岬周りに絞ってどんどん撃っていくことにしました。

30分くらいチェックしてみて感じたのは『確かにショアラインの地形やオーバーハングに魚が付いていない』ということでした。

竿を振らずにショアラインを流してチェックしてみましたが、本当にポロポロしかバスの姿を見ることはなく、見つけたとしても岸際をフラフラとやる気なく泳いでいる感じの魚ばかりで、キャストしても深場に逃げていくだけ~

ヘラブナ釣りも盛んなようで、中流のワンドのマウス部に係留された浮桟橋から釣りをされている方も居れば、岸にへら台を設置されて釣りをされておられる方も居て、かなりの数のへら師がおられます。

エレキの引き波で迷惑をかけないよう慎重に遠くを移動しつつ、あちこちと移動してチェックしてみましたが、とにかく、一般的にバスが居そうな場所にことごとく付いていない感じ。

結構複雑な湖岸線の形状をしている湖で小さなワンドやクリークだらけ。

そして、浅いエリアにも、岬状に張り出した場所の周囲でも、とにかくベイトが多いだけは目につきます。

2匹ほどノンキー扱いとなる25cm未満のバスは釣れたのですが、その内キーパーが釣れるだろうと気楽に考えて即リリース。
※後で考えたら写真撮っておけば良かった・・・

気が付けば、湖の1/4もチェックしていないのに時計は10時過ぎになっていました。

水質はとにかく、どこも良くない感じ。

理由は全くわかりません。

ここで、一度、狙う筋を少し変えてみることにしました。

噂に聞きし、湖真ん中でのボイルでヒット!

一度、桟橋の方まで戻ろうか?と悩みながら移動していると、手漕ぎで勇ましく移動されているタケ師匠と会いました。

魚は見えるけど、釣れないとの話しを聞き、タケ師匠が出てきた方面の筋に入ってみることにしました。

大きな吊り橋をくぐって更に上流に進んでいくと、川筋が大きくS字型にベントしているポイントにたどり着きました。

S字と言うか、大きく川筋がカーブしているエリアであり、川筋も広まっており大きなプールのようになっています。

ただ、上流からの流れは必ずアウトベントに当たるはずだし、水の動きは出る場所だろうと感じてちょっとチェックしてみることにしました。

大きな岬形状になっているエリアでボートを止め、さあ、釣りをしようと思ってロッドを握ると、少し離れたところで

パチャン!

おや?と思って注視していると、また少し離れたところで

パチャン!

ここで、『津風呂湖は岸に向かって投げても魚は居ない。沖を回遊していて、沖でボイルする。』という話しを思い出しました。

こんなシチュエーションを意識して、今回の釣行に向けて準備した【エンジン like 3in(フローティングタイプ)】の出番です。

今回、PEラインは巻いてきていませんが、スピニングタックルは全て3lbのフロロですし、3inのライクはそれなりにウェイトもあるので結構飛距離が稼げます。

周囲で散発的に発生するボイルを見つつ、何かの法則は無いか?と頭を捻りますが、残念ながらアウェイの初釣り状況ではそこまで辿り着けません。

ただ、ボートの真横でも、水面に食いあがってくる魚が見えたりします。

確かに、ブラックバスです!

とにかく、ボイルが出る周辺にボートを止めつつ表層ピクピクで誘っていくと~

パシャン!!

私のワームにバスが出ました!!

風でスラッグが出ていることも意識して、思いっきりフッキングしたところ、ロッドに重みが乗り、一度は掛かったように感じたのですが、掛かりが浅かったのでしょう。

直後のジャンプ一発でフックオフとなってしまいました~~

掛かってね~~な~~

とりあえず、反応を得られたことで、次のバイトも期待できると思い、ここからひたすら湖上を彷徨って、表層ボイル撃ちに徹しました。

しかし、その後タイミングよくルアーに出てくれることはなく時間だけが経過。

結局、1時間近く費やしたのですが、後が続いてくれないので、シビレが切れて移動することにしました。

この時点で12時前・・・

かなりヤバイ雰囲気でした。

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