こんにちは! NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
さて、今回はバスフィッシングの釣行記です。
昨年からお世話になっているB.B.F.さんの第3戦に参加してきました。
初戦は琵琶湖のボート戦、第2戦は奈良県・津風呂湖のボート戦。
そして、今回は大阪の超ハイプレッシャー・メジャーフィールドである城北ワンドでの陸っぱり戦でした。
城北ワンドは自身3回目の釣行。
そして、超久しぶりの陸っぱりの大会でした。
まぁ、厳しいので有名なフィールドでの大会だったので、釣れなくても仕方ないという認識で臨んだのですが、結果は超悔しい結果になってしまいました。
一晩明けて更に悔しさが増していますが、反省すべき点は沢山あります。では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
準備万端で初めての無料開放駐車場を利用
現地に着くと、3番目。まだまだ門が開くまでには時間があるので、少し徒歩でフィールドを見てみることにしました。
城北ワンドは、かなり昔に上流の方の1番~4番エリアで釣りをしたことはあるのですが、無料駐車場があるのは毛馬クリークがある最下流側であり、初めて訪れるフィールドになります。
そのまま、11番ワンドを軽くチェックして車に戻ると、6時45分くらいなのですが既に門が開いたようで、車がどんどん入っていっているのが見えました。
慌てて車に戻り、駐車場で他の参加メンバーの方々と合流。
因みに、駐車場はかなり広いのですが、今の時期はバーベキューなどをされる方も沢山来られるので、すぐに一杯になるとの話しでした。
釣りで利用される方は、早い時間の到着をオススメします。
タックルの準備をして、本日のルール説明(エリアや帰着時間)を聞き、いざスタートフィッシングとなりました。
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各ワンドを見て、水質の違いが大きいことを確認
さて、一番最初に足を止めたのは、10番ワンド。
淀川本流が隣接しており、且つ本流筋と近い地形なので、バスが入ってきそうな雰囲気の強いワンドです。
日曜日ということもあり、バサーも多いのですが、へら釣り師の方やタナゴ釣りの方も沢山おられます。
広いワンドですが、意外と竿が出せる場所は少ない感じ。
ライブウェルとタックルボックスを搭載したキャリアーを持っているので、あまり奥まで破漕ぎをして入っていくこともできず。
人が乗っていないへら台なども利用しつつ、何か所かで竿を出してみましたが、バイトなどの反応は得られず。
とりあえず、水質や水深を確認したところで、他のワンドの様子を見に行くことにしました。
9番~6番ワンドをチェックしましたが、ヘラ釣り師やタナゴ釣り師が多いことと、本流とのつながりが無いせいか?水質がかなり悪い状態であることを確認しました。
これに対して、隣の5番~4番ワンドはかなり水質がよろしい状況。
ここは外とのつながりがあるワンドなので、水の入れ替わりがあることを実感させてくれる感じ。
ワンドとワンドの間の石積み堤防でさくっと釣りをしつつ、4番ワンドの道路沿いのポイントでストップ。
こちらも釣り人がずらっと並んでいて、とっかえひっかえ誰かが投げている感じですが、水質の良さは明らかでした。
ここでは、足元の石積みの先にあるであろうブレイクを30分ほどチェックしたのですが、根掛かりが多くて狙うのを一旦断念。
更に移動して3番~2番までは見に行ったのですが、こちらは水質がかなり悪いので、水質の良かった4番、5番にて釣りをしてみることにしました。
4番ワンドで運命の出会い!!
4番ワンドに戻ってみると、大会のメンバーである会長さんとバッタリ。
会長さんは最上流側まで見に行ったがバスは釣れなかったとのこと。
ここが一番水が良いね、などと雑談をしつつ並んで釣りを再開しました。
釣りを開始して間もなく、コーナー側に入っていた会長さんに魚がヒット!
本命のブラックバスですが、サイズが少し小さい?
キーパーは20cmなのですが、残念ながら18cmとのことでリリース。
ただ、ここは有名なポイントでもあり、本流とのつながりもあり、水質も良いということで、今日見たワンドの中では一番釣れそうな雰囲気なので、あまりウロチョロ移動せずに、ここで腰を据えてみることにしました。
ネコリグを投げつつ様子を見ていると、ワンドの一番ド真ん中でボイルらしき反応を発見!
そんなに大きな個体では無さそうですが、バスであることはほぼ間違いない感じ。
風が止むと、表層付近に非常に小さなベイトが群れているのが確認でき、どうもそれを狙って時々ボイルしている感じです。
ボイルを表層ピクピクなどで狙いたいのですが、如何せん距離が遠くて軽いリグは届きません。
しかし、諦めずにコースを変えたり、リグを変えたりして狙っていると、【エンジン ライク 2.5in】を水面直下でシェイクしながら引いてきた時に、明らかに余裕でキーパーはありそうなサイズのバスがチェイスしてきたのが見えました。
バイトには至らず引き返されてしまったのですが、まともなサイズのバスが居ることがわかったので、更に手を変え品を変えてワンド内を回遊しているであろうバスとの出会い頭の事故を狙って釣りを続けました。
なんだかんだで1時間近く釣りをしたでしょうか?
時刻は11時過ぎくらいになっており、日も高く上がり、水質も少しクリアアップしてきた状態となりました。
ここで、何気なく表層ピクピク的に使っていた【O.S.P. DoLive スティック】にバスがチェイスしてきました。
またまた先ほど見えたバスとよく似たサイズだったので、また周ってきたのかな?と続けてDoLive スティックをキャストすると、またもルアーに反応して迫ってきました。
しかし、バイトに至らずルアー直前で寸止め!。
巻くのを止めてルアーを沈めると、バスも一緒に沈んでいきますが、バイトしてくる訳ではありません。
『マジか!!何で食わへんねん!!』
千載一遇のチャンスにバイトに持ち込めず、悶絶します。
今度は、【ゲーリーヤマモト 2インチグラブ】のテールをカットしてムシチューンしたものを投げてみると、これも見には来ますがバイトしません。
食わしきれずに悶絶する私を見て、会長さんがバスを見にきました。
私がキャストするルアーに反応するバスを見て、『ネストの魚じゃない?』
確かに、これだけ何度もルアーを見つつ、逃げないのは、そこに固執する何かがあるから。
というか、こんな時期に、、、とは思いますが、ネストしかありませんね。
ルアーをキャストせずに見ていると、時々その場所を通過する子バスやコイをもの凄い勢いで追い払っています。
ネスト確定は良いのですが、微妙に水質が悪いことと、目の前に沈んだ石積みの張り出しがあり、肝心のネストの位置が確認できません。
バスの反応を見ると、すぐに口を使いそうなくらいに怒っているのですが、ネストが見えないので直撃弾が撃てない。
ここから、約2時間超の格闘が始まるのでした。
数回のビッグチャンスを経て、諦めかけた最後の最後に!!
水質がどんどんクリアアップしてくるので、非常にバスが確認しやすい状態となります。
太陽の向きも、微妙に背中側からでとにかく見やすい。
この状態の内に仕留めてしまおうと思うのですが、ネストの位置が特定できません。
しかし、ルアーを通すと浮いてくるので、その場所や、他の魚が通った時の威嚇状態を踏まえて、何とかネストがあるであろう場所が絞り込めてきました。
後は、そこでリグを止めるだけです。
動かしているリグに食ってくれればよいのですが、動いている状態だと、何を通しても威嚇して寄ってはきますが口を使ってくれないので、ネストの場所を突き止めることがバイトに持ち込む唯一の方法となってきました。
どうも、石積みの張り出しの更に先の一段落ちた辺り(目では見えないくらいの角度と水深)にネストを張っていそうなので、そこに1.8gのコーンヘッド(ジグヘッド)をセットした【ハイドアップ スタッガー4in】を落とし込んでみました。
一瞬、バスが居やがって浮いたように見えたので、反応してくれた!と思ったのですが、一撃で根掛かり・・・
マジかっ!!
心の叫びが肉声となって出てしまいました。
こんなタイミングでなんてこった!と思いつつ、すぐにリグり直してネストらしき場所で送り込むと、着底させてラインを張った瞬間に根掛かり~
ジグヘッドが厳しいのであれば、【アクティブ リザーバーシンカー 3.5g】をセットしたヘビダンで狙ってみることに。
今度は、ルアーをISANAに変えて投入。
しかし、2投目くらいで敢え無く根掛かり・・・
すぐにヘビダンをリグり直してアタックするも、1投目で根掛かり・・・
めちゃくちゃ根掛かる!!
バルキーなリグは一旦諦めて、軽いリグで根掛かりを回避しようと、【アクティブ リザーバーシンカー 1/32oz(0.9g)】に、小魚っぽいシルエットでバスを嫌がらせてみようと【マドネス マザーワーム 3in】をセットして投入。
しかし、重さの問題では無いようで、これも敢え無く根掛かり・・・
針先が出ているリグで釣りたかったのですが、どうもダメっぽいので、今度は【RYUGI ウェイテッドスピアー 4/0 1.8g】に【ハイドアップ スタッガー4in】をセットして通してみると、このワームにバスの反応は良く、ウィードにスタックして外したワームに~
ドンッ!
バイト寸前まで突進してきました。
めちゃくくちゃ怒っているので、食ってくれたか?と思ったのですが、寸止めでストップし、戻っていってしまいました。
入れる場所さけハマれば食うはず!
しかし、ネストらしきゾーンまで落とし込んだところで、軽く動かしてみると、この時点で根掛かり・・・
この後、手持ちの資材を投入してありとあらゆるリグを投入するも、バスの反応を得られないままに、根掛かりでどんどんルアーが無くなっていきます。
スタッガーが一番反応が良かったので、ワームはこれを中心にいろいろと試す間に、風が出てきて魚が見えなくなったり、日が陰って見えなくなったり。
気が付けば、時刻は1時15分くらい。
帰着が2時であることを考えると、移動時間も踏まえると残り時間はわずか。
半分諦めモードで、横で『はよ釣らんかい!』という顔で見ている会長さんに譲る提案をするも、『時間はまだあるから頑張り!』と励まされ~~
何とか根掛かりを回避して、ネストらしき場所に置いておけるリグは?と考え続けて、ふと、ブレード付きのウェイテッドオフセットフックを買って持ち込んでいたことを思い出しました。
これにスタッガーをセットして投入すると、不思議なことに何投しても完全根掛かりまではいかないことがわかりました。
タイムアップ寸前なので、これで根掛かりしたら諦めようと、リグを着底させ、ラインを少したるませて待っていると~
ススス~~
ラインが走り、ロッドに重みが!
やっと食ってくれた~~
少し下がりながらしっかりフッキングすると~
バシャバシャバシャ~~
元気にジャンプしてエラ洗い!
一発目のジャンプは何とかフックオフせずに回避
ここで、クラッチを切って軽くラインを出しつつネットを取って足元に!!
すると、次の瞬間、またもバスがジャンプして、ルアーが・・・
スッポ~~ン!!
バラした!!!!
ここまで時間をかけて、タイムアップギリギリのタイミングでヒットした神掛かりな状況でしたが、勝利の女神は振り向いてくれませんでした。
完全にフックアップしたので、すばらくはネストに戻らないだろうと思いつつ、時間ギリまで粘りましたが、さすがにバスの姿は戻らずタイムアップ~
一旦手の中に入った勝利の二文字は取り戻すことができませんでした。
帰着、そして、まとめ・反省
と言うことで、帰着場所まで戻ってみると、既に他のメンバーは全員戻ってきていました。
見ると、ブクブクのポンプが稼動しています!
正直、周りで誰かが釣っているシーンは一度も見なかったので、全員ボーズの可能性も?と思ったのですが、そんなレベルではありませんでした。
結果は、2名がキーパークリアのバスを持ち帰ってきていました。
優勝者は2匹のウェイイン。
サイズは小さく、自分がバラしていなければ・・・とタラレバが頭を過りますが、それは考えても仕方のないことです。
そして、タケ師匠もキーパーギリギリですがちゃんとウェイインされていました。
恐るべき粘り強さです。
反省点としては、タックルバランスを甘く見ていたと言う点です。
リールやラインのバランスまでは問題ないと思っていたのですが、ULクラスの【インクスレーベル Tres サビオ 7.9UL】に#4/0のオフセットフックのバランスは最悪でしたね。
あれも根掛かる、これも根掛かる、という状況で、最後はリグとタックルのバランスを完全に無視した組み合わせを選んで釣りをしてしまいました。
決して、【インクスレーベル Tres サビオ 79UL】がバス釣りに合っていないことは無いと思います。
ロッドが非常に柔軟なので、ラインを細くすることができ、軽いリグを6lb~9lbクラスのフロロカーボンラインで使えるというメリットは大きいと思います。
また、長さもあるので軽いリグの飛距離も稼ぐことができて、使いどころは沢山あります。
が、如何せん、今回はフックをしっかり貫通させるパワーがロッドに無かった感じです。
もう少し細軸ファインワイヤーのフックを合わせるべきでした。
改めて、タックルバランスの重要性を痛感しました。
今回、とりあえずウェイインできれば、次戦の津風呂湖戦につながる最高の流れだったのですが、そう甘くはありませんでした。
次回は、灼熱になるか?梅雨の残りがあるか?7月7日の七夕です。
何とか、納得のいくバスを釣りたいと思います。
それと、今回、一日ゆっくりと城北ワンドで釣りをしてみて、厳しいとは言いつつ、攻め甲斐のある面白いフィールドだと感じました。
こちらは家からもさほど遠くないので、時間を見つけて攻めてみたいと思います。
<参考>タックルデータ
■ベイトフィネスタックル
・ロッド:インクスレーベル Tres SABIO 79UL
・リール:アブガルシカ Revo ALC BF7 ⁺ KTF KAHEN
・ライン:東レモノフィラメント BAWO エクスレッド 7lb
■スピニングタックル
・ロッド:リップルフィッシャー リアルクレセント RC-65JH
・リール:シマノ 16トラディックCI4+ 2500S
・ライン:東レモノフィラメント BAWO エクスレッド 3lb