こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
先週は12月にしては珍しい暖かさだったのですが、週末に強烈な寒波が入り一気に気温が低下してしまいました。
冬なので寒くならないと困る方々もおられる訳で、これはこれで仕方ないのですが、こと釣りに関しては変温動物の魚が相手なだけに急激な水温低下はあまり歓迎できる状況ではありません。
今回も先週に続きチニングに出撃した訳ですが、なかなか厳しい現実を突きつけられた形になりました。
まさに”冬のチニングは修行”
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
今回はストレートフックを使う為の新リグ投入
まず最初に、今回初めて使ってみたリグについて書いてみたいと思います。
それが”変則リーダーレスダウンショット”になります。
スプリットリングでシンカーとフックをセットする”直リグ”もリーダーレスダウンショットと言われることもありますが、私の試してみたリグはとあるアイテムを使います。
それが【ZALT’Z キャロゴム】になります。
こちらはシンカーストッパーのようにラインを通して使用します。
こちらのアイテムをラインにセットする前に先にフリーリグシンカーをラインに通しておきます。
そして、【ZALT’Z キャロゴム】にシンカーのラインアイをセットして完了。
セットした感じはこんな感じです。
シンカーがラインの先端に付いている訳ではないので、ダウンショットリグと言うよりは、直リグの方に近いと思いますが、シンカーをフリーに動かない状態にするリグになります。
今回、このリグを使ってみようと思ったのは、こちらのアイテムを使えば、ストレートフックが使い易いかな?と思ったからです。
フリーリグよりもシンカーとフックの関係を密接にセットできるので、根掛かりが多い場所でもストレートフックを使い易いかも?と考えました。
また、こちらのアイテムは”キャロゴム”と言われているのですが、ゴムとフックの間を離してセットすることで即席のキャロライナリグにすることができるようになっています。
まだ、あまり使い込んでいませんが、いろいろと活用できそうなので試してみたいと思います。
なお、全く同じ商品に見えるのですが【G-SEVEN 直ゴム パンチショットリグ用】という製品もあります。
サイズ毎の適合ラインも同じですし、見た目も同じなので、こちらでも使えるかと思います。
実釣は激シブの2バイトという洗礼
さて、今回の実釣についてですが、潮回りは小潮。
早朝に最干潮となり、そこから一気に潮位が上がるタイドグラフになっています。
釣り開始は上げの8分くらいなので、ほぼ満潮に近い状況です。
海岸に寄ってみると、なんとカタクチイワシが1匹だけ岸に打ち上げられているのを発見。
まだ新しい感じでしたが、鳥が捕まえたのを落としたのかもしれません。
釣り開始は、前回の釣行でバイトが多かったポイントから釣りを開始。
今回はショートバイト対策として、先に書いた”変則リーダーレスダウンショット”に【ダイワ シルバーウルフ SSストレート #2】をセットしたリグを投入です。
シンカーストッパーで更にフックとの間を詰めてシンカーが回るのを軽減するようにしてみました。
こちらの【ケイテック リトルスパイダー 3in】をセットして、小さいチヌ・キビレでも拾いたいという狙いです。
この日も連続巻きではなく、ロッドでリグをさびいて止める、というパターンで狙ってみましたが、なかなかバイトが得られません。
水温が気になったので念のため計ってみることに。
因みに、前回の先週末の釣行時に計った時は15℃でした。
そして、この日は12℃!
一気に3℃も下がってしまっていては厳しいかも・・・
とにかくボトムの変化のある場所ではネチネチと定点シェイクなども交えながら誘っていきます。
すると、しばらくして
ココンッ!
と一瞬ロッドティップまで持っていくようなハッキリしたバイトが出ました。
反射的にフッキングしましたが残念ながらすっぽ抜け~
貴重なバイトをモノにできませんでしたが、魚の反応があったことはいいことと前向きに捉えてキャストを続けます。
しかし、バイトの無いボトムチニングは辛いですね。
バス釣りの真冬の釣りでも同じような感じで辛抱の釣りなので、慣れているとは言え辛いことに変わりはありません。
まさに修行の釣りです。
バイトのあった周辺を念入りにチェックしましたが、タイドグラフ的にも満潮潮止まりという感じなのか?後続のバイトは得られないので大きくポイント移動をしてみることにしました。
移動した先は、水深があり、ボトムにかなり障害物の多い場所になります。
リグがスタックしないようにロッドを縦サバキで釣っていきますが、さすがに針先がむき出しのストレートフックでは厳しく、しばらく釣りをしたところでガッツリ根掛かり。
気を取り直してリグを作り直し、今度はフリーリグにチェンジすることに。
水質がクリアなので、ナチュラルカラーの【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4in】の”サンドシュリンプ”にて釣りを再開します。
すると、しばらくして海底の岩か何か?をリグが乗り越えた瞬間に
ゴンッ!!
今度はフッキングせずに食い込みの重みを待ってみましたが、ファーストアタックのみで終了~~
とバイトが!
かなりしっかりしたアタリだったので、サイズも良かったのではないか?と思いますが、残念ながら追い食いはしてくれませんでした。
とにかくショートバイトを取らなくては!
と言うことで、リスクを敢えて取って”MKリグ”に小型のチヌ針をセットして挑むことに。
ワームは再度【ケイテックリトルスパイダー 3in】にチェンジ。
これでチヌ・キビレのサイズ関係なく、食ってくれればフックアップできるはず。
時間もリミットを迎えてしまい、この日は残念ですが完敗ということでストップフィッシングとしました。
狙ったエリアはかなり根掛かりの厳しいポイントですが、フックを小さくした効果が出たか?根掛かりをせずに釣りが続行できました。
根掛かりが無いのはいいのですが・・・バイトも無く、潮も動かずで万事休す。
チニング Day-52 まとめ
と言うことで、気温低下→海水温低下にて、なかなかに厳しい展開の釣りとなってしまいました。
ある程度は覚悟していたことですが、さすがにここまで反応が無くなるとは思っていませんでした。
もっと言うと、淡水ではないので気温低下の影響がここまで水温に反映されるとは思っていませんでした。
やはり、湾奥のサーフエリアはシャローエリアでもあるので、気温の低下影響がすぐに出ることを勉強させてもらいました。
持論としては、淡水=気温低下の影響を受けやすい=淡水が流れ込む河川の方が湾奥部よりも厳しくなるはず、と考えていたのですが、少し調べてみると冬場は河川下流エリアでのキビレの釣果が安定していると言う情報もあります。
今年~来年にかけてはメバリングもやりたいのですが、冬チニングをすこし突き詰めたい気持ちも大きくなってきています。
今回初投入した”変則リーダーレスDS”も使い込んでみたいですし、天候・気候の様子を見つつ、チャレンジしてみたいと思います。