チニング

【チニング】Day-54 極寒のイブニングチニング

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今季最大の寒波到来ということで、激寒になりました。

寒いだけでなく、風がめちゃくちゃ強くて、釣りをする上では最悪の条件というところですが、夕方に空き時間が出来たのでチニング調査に出撃してみました。

正直、めちゃくちゃ厳しい状況ではありましたが、日没間際のワンチャンで何とか1匹と出会うことができました。

罰ゲーム級の厳しさではありましたが、フィールドに出れば何かしらは得られる情報があるという感じですね。

では、大苦戦の釣行記、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

期待していた淀川は、飛ばされそうな強風

以前から書いていたとおり、冬チニングを河川で試したいとずっとタイミングをうかがっていたのですが、ちょうどまとまった時間が取れそうなので淀川に行くことにしました。

釣行タイミングは上げ潮の終わりに近いタイミング。

ハイシーズンなら河川は下げ潮がよいのですが、気温も水温も低い時期なので少しでも水温が高そうな海からの水が入るタイミングの方が魚の活性は上がりそうと前向きに予測。

気温が低いのは重々認識していたのですが、フィールドに着いてみると、河口側からの強烈な風で水面一面に白波が立っているほどの状況。

写真でもなかなかの荒れっぷりがわかりますが、実際、現場で見ているともっと激しい荒れようでした。

せっかく来たので何とか釣りをしようと思い、一旦タックルの準備をしてポイントに入りました。

西からの風なので、河口側から川沿いにまさに真横から吹き付けてくる風。

キャストをしても、そもそも飛ばないし、ルアーの着水と同時に強烈にラインが風で流されてリグの操作感は全くなし。

因みに、この日のリグは河川での冬チニングを意識してアピール力を押さえるために【ジャッカル ウェーバーシュリンプSW 2.8in】を使用。

リグについては根掛かりが少なくて最近お気に入りの”キャロゴム”を利用した”ショートキャロ”を選択しました。

しかし、風に背中を押されて飛ばされそうな状況だったので、30分ほどは風のマシな場所を探して歩きまわりましたが、何の地形変化も無い淀川では釣りができる場所はなく、泣く泣く移動することにしました。

夕方の”一発”にかけた湾奥ポイントで良型キビレゲット

さて、改めて天気情報を見ると、西からの風が6mくらいの風となっていました。

そこで風の向きを考えて次なる行先を考え、湾奥ポイントに移動することにしました。

ポイントに入る前に釣具屋に寄り、冬チニングに向いたワームは無いか?と物色し、カラーとサイズ感から【メガバス ボトルシュリンプ 2.4in】を買ってみました。

釣り場に入ると、少し風裏になっており釣りは何とかできる状況だったので、タックルを準備してポイントに入りました。

釣りを開始する前に水温をチェックしてみると、11℃あるなしくらい

やはり冷たい風に吹かれて水温が下がっています。

15℃を切ると厳しいという認識ですが、真冬でも釣れることを考えて前向きに釣りを開始し、少し水深のあるエリアをスロー&丁寧にチェックしてみました。

基本的に巻かず、何かに引っ掛かったとろでステイ。

引っ掛かりをクリアしたところでステイ、と超スローな釣りを展開。

バイトの無いボトムチニングで、しかもスローな釣りは非常に辛いのですが、そこは精神力を奮い立たせて集中して狙っていきます。

しかし、気合に反して反応は一切無く、そろそろ日も落ちかけて薄暗くなってきていたので、根掛かりがキツい岩&牡蠣瀬のポイントに入ってみることにしました。

満潮が15時30分くらいだったので、徐々に潮位も落ちてきていますが、それでもまだ潮位は高さを維持しているので、ワンチャンで浅瀬にエサを取りに入ってくる個体がいれば釣れるかも?と思い探り続けました。

角度を変えたりしながらキャストを続けるもバイト無く、さすがに難しいかな~と諦めモードが出てきたところで、ステイさせていたリグを動かすと

グッ!?

根掛かりではない重みと感じたので、いきなりアワせず、巻きアワセのようにすると、ロッドにグングン!と生命感が伝わってきました。

寒さで手が悴んで力が入りにく、無理して引っ張り合いをせずにゆっくり寄せてみますが、サイズが良いのか?なかなかの勢いでドラグが出され、やり取りに時間がかかります。

牡蠣の付いた岩に擦れて切られるのだけは避けたかったので、ロッドをしっかり立ててキープし、何とか足元まで寄せてくることに成功。

最後は波のタイミングに合わせてズリ上げ、貴重な1匹を無事にランディングすることができました。

フックはカンヌキに掛かっており、入手したてのボトルシュリンプも頑張ってくれました

40cmは超えている感じだったので、念のためサイズを測ってみると、やはり41mくらいのキビレでした。

寒い中、水の外に出してしまったので、波打ち際でしっかりと蘇生して、元気に泳ぐ状態になったところでリリース。

気が付けばすっかり暗くなってきていて、ライトを持ってきていなかったので、ここでこの日の修行?を終了することにしました。

極寒のイブニングチニング まとめ

と言うことで、ギリギリの釣りでしたが、何とかこの日もキビレの顔を拝むことができました。

気温で言うと、恐らく5℃以下という状況の中、頑張った甲斐がありましたし、寒い中でもバイトしてくれたキビレにも感謝しきりです。

また、この日も使った”ショートキャロ”ですが、ステイ中もルアーを魚にアピールできる効果は間違いなくありそうです。

”キャロゴム”だけでは、どうしても軽いスタックなどで”キャロゴム”&シンカーがズレてしまうので、この日は更にシンカーストッパーを追加したのですが、この追加の効果で釣りをしている間にリグがズレることはほぼありませんでした。

リーダーの長さは15m前後くらいで使っていますが、流れが無い場所などであればもう少し長くしてもバイトは取れそうなので、これからの冬チニングでいろいろリーダーの長さを試してみたいと思います。

しかも、ほぼ根掛かりしないと言う使用感からも、ハイシーズンでも全然使えるリグだと思います。

唯一の難点は、この”キャロゴム”は利用ができないというところ。

スレッダーなども使って再利用も試してみましたが、さすがに無理。

タックルを片付ける際に、従来のシンカーストッパーならリーダーに付けたままラインを収納できるのですが、”キャロゴム”はシンカーがセットされているので、一旦外してしまわないとラインが収納できず、タックルが仕舞えません。

まぁ、そんなに高いパーツではないので、消耗品と割り切って使ってみることにします。

さて、これからのチニングはもっと厳しくなっていくと思いますが、今シーズンはできるだけ冬チニングを追いかけてみたいと思います。

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