こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
少し前にこちらのブログにてロックフィッシュゲーム向けのクランクベイト【アクアウェーブ ミヤビス 45DR/XR】について取り上げさせてもらいました。
こちらの記事を書いている時から、クランクベイトはロックフィッシュだけでなくクロダイも狙えるしな~なんて応用範囲をイメージしていたのですが、ソルトシーンでの利用を想定したクランクベイトが新たにリリースされるという情報を見つけてしまいました。
チニングでのプラグゲームは、ハイシーズンのトップチヌのイメージが強いですが、ボトム狙いのプラグゲームとしてはバイブレーションやクランクベイトでの釣りも昔から行われています。
牡蠣瀬や岩場などを攻める必要があるチニングでは、バイブレーションはかなりリスクの高い釣りになるのですが、先般の記事でも実釣感覚をお知らせした通り、クランクベイトはかなりのスナッグレス性能を発揮してくれることがわかっています。
水深のある深いポイントを狙うのには向いていませんが、3m~4mくらいの水深のポイントであればクランクベイトでも結構通用しそうなイメージを持っています。
この寒い時期、クロダイ狙い一辺倒ではメンタル的にも厳しいかな?と言う方は、ポイント選択は重要ですが、ボトムロックも含めて狙えるクランクゲームは結構アリではないかと思っています。
と言うことで、そんな釣りに使えそうなNEWルアーに注目してみたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ジップベイツのNEWクランクベイト ”LEED BOMB 48F”
今回ピックアップする製品は【ジップベイツ LEED BOMB 48F】というクランクベイトになります。
”アクアウェーブ ミヤビス”の調達の際に、結構な時間をかけて釣具屋でクランクベイトを物色したのですが、バス用のクランクベイトはウェイトを求めると大き過ぎるし、50mm未満の製品を捜すと軽過ぎてチニングタックルで投げにくそうだし、と言う感じでなかなかちょうど良い感じの製品が見つけられませんでした。
かと言って、ソルトのコーナーを見てもミノー、シンペン、バイブレーション、という感じでクランクベイトなんて見つかりません。
なので、今回紹介する【ジップベイツ LEED BOMB 48F】はかなり貴重な存在です。
ちなみに、ジップベイツさんとしてはシーバス、チニング、ライトゲーム用とソルト向けのプラグはかなり多くの種類をリリースされています。
ソルト向けとしては”ZBL(ザブラ)”シリーズが有名どころで、シーバス用のミノーやバイブレーション、チニング用のポッパーやペンシルベイトなどが同ブランドからリリースされています。
今はメーカーのホームページに掲載されていないので廃盤になった感じですが【ジップベイツ ザブラ ウィスパー】では8年ほど前にランカーシーバスを釣らせてもらったことを思い出しました。
また、ライトゲームでは”リッジ”シリーズにて、メバリング用のプラグがリリースされていますが、今回紹介する”LEED”というブランドは過去には見当たりません。
【ジップベイツ LEED BOMB 48F】は、私としてはクランクベイトに括りたいのですが、メーカーさんの紹介文では『シャッドとクランクの中間的なミッドコントロールルアー』ということで、特に”何釣り用”という扱いになっておらず、マルチソルトブランドという位置づけなのかもしれません。
【ジップベイツ LEED BOMB 48F】はウェイトが5.3gと言うことで、【アクアウェーブ ミヤビス 45DR/XR】ほど遠投性には長けていないかもしれませんが、ジップベイツさんオリジナルの重心移動システムである”マグドライブ”を搭載しているので、重量の割には飛距離は稼げそうな感じです。
ソルト用のプラグはあまりラトル音などは出て欲しくないイメージなのですが、ワイヤーに貫通させたウェイトが移動する仕組みの”マグドライブ”ならサイレント仕様なので、音を気にせずに使えます。
ボディサイズに対して、同じくらいの長さのリップが付いているので、かなりのディープダイバーモデルかとは思いますが、潜行深度などの情報は公式HPでは紹介されていません。
Instagramの情報によると、最短距離で2mよりも深く潜ると書かれているので、ロングキャストをすれば3m~4mくらいにダイブさせることは可能ではないかと思われます。
普通の攻めで反応しないこの冬の時期、クランクベイトでリアクション狙いというのは大いにアリではないでしょうか。
急潜行のポイントは前方ウェイトの配置
基本はボトム狙いのクランクベイト。
釣り人からすると着水から少しでも早くルアーは潜って欲しいものです。
バイブレーションなどと違い、フローティングのクランクベイトは放置していれば浮いているだけ。
巻いて初めて潜行するので、できるだけ急潜行する性能があるかどうかで狙いのゾーンであるボトムをより長くトレースできるかどうかが決まってきます。
この運動特性をルアーに発揮させる為にはルアー前方にウェイトを持つのがポイントです。
【アクアウェーブ ミヤビス 45DR/XR】はリップにウェイトボールを配置することで前方荷重を実現していますが、この【ジップベイツ LEED BOMB 48F】も本体の前方にウェイトを持たせているようです。
着水時の浮き姿勢にてリップがいかに下を向いているかが、急潜行してくれるかどうかのポイント。
ボトムのストラクチャーにしっかりコンタクトしてはじめて威力を発揮するのがクランクベイトなだけに、それなりの水深エリアを狙うことを前提としているルアーとしての性能は担保されているようです。
ブラックバス用のディープクランクで同じような機能を持っている製品を見たことが無いのですが、自分が使ったことが無いから知らないだけかもしれないと改めて思いました。
ちなみに、ブラックバス用のディープクランクは4mオーバーダイブの製品もあり魅力的ですが、どれもボディ&リップがかなり大きな製品ばかりなのでチニングに流用するのは難しいかと思われます。
ジップベイツ LEED BOMB 48F インプレ まとめ
と言うことで、簡単にですが【ジップベイツ LEED BOBM 48F】の見た目インプレ記事でした。
ちなみに、1月25日現在で釣具屋さんで探した範囲では売ってませんでした。
ネットショップで探しても出て来ないので、まだ発売されていない感じですが、発売開始日がどこにも明記されていないのが残念なところです。
クランクベイトは湾奥部で石積み護岸やテトラ周囲などを積極的に攻めるには必要なルアーかと思います。
フリーリグなどでは障害物の間に入り込んでしまって釣りにならないような場所でも、フローティングのクランクベイトであればロングリップによるスナッグレス性能とも相まって、スローに丁寧に探ることができます。
チニングポイントはロックフィッシュポイントと被っているケースも多いので、上手く行けばタケノコメバルやアコウ(キジハタ)などもゲットできるかもなので、冬場の釣りのバリエーションとして加えておければ先々にも活きてくるかと思います。
ソルト用のクランクベイトとしてとりあえず2つの製品をピックアップしてきましたが、メガバスさんなどでもソルト向け(もっと言うとチニング用)のプラグは多数展開されていますので、使い易い製品が無いか調べてみたいと思います。