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【NEWリール】シマノ”25アルテグラ”の戦闘能力に注目

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回は2025年にリニューアルを遂げた新しいリールをピックアップしてみたいと思います。

それは、シマノのエントリーモデルのスピニングリール”25アルテグラ”になります。

出典:SHIMANO

”アルテグラ”はシマノのエントリークラスのリールとしてかなり昔からある機種で、価格帯は1万円台後半~2万円台前半と非常にリーズナブル。

個人的には『このクラスのリールはちょっと無理かな?』という先入観で今まであまり意識していませんでした。

しかし、近年ではシマノさんもダイワさんもエントリーモデルの機種にどんどん最新のテクノロジーを搭載してきており、全く持ってエントリーモデルだからと言って侮れないリールがどんどん出てきています。

そして、”25アルテグラ”も多分に漏れず、上位機種に搭載されているテクノロジーてんこ盛りであることを確認し、非常に魅力的なリールに仕上がっていると思います。

発売時期は2025年4月ということで、まだ実店舗でも展示されていません。

これもフィッシングショーの時に触っておけば良かった~下手こいた~~

では、その具体的な戦闘力をチェックしてみたいと思いますので、興味を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

剛性面と精度面で大きく改善

まず、シマノのスピニングリールは大きく2種類の系統でまとめられています。

ひとつは”ステラ”をフラッグシップとする『コアソリッドシリーズ』

こちらは剛性を前面に出し、剛性を活かすことのメリットがあるジャンルの釣りに使う為のリールで、”ツインパワー”や”ストラディック”などが含まれています。

剛性と精度を最優先にしているので、重量面では少し重いリール群になります。

一方、タックルの軽さは操作性の向上や感度アップにつながると言うことで、重量面で優位性のある樹脂(シマノの場合はCI4+)を多く使い、軽さと精度を追求したシリーズがあり、それが『マグナムライトシリーズ』になります。

こちらのシリーズのフラッグシップは”ヴァンキッシュ”で、他に”ストラディック”などが含まれてます。

今回ピックアップする”25アルテグラ”は『コアソリッドシリーズ』に属する機種で、エントリーモデルながら剛性面で優れた性能を持っています。

リールの心臓部である、ギアについては設計を見直してギアの歯の接地面積を増やすことで、ギアの特定の箇所に偏って力がかかることを排除した『インフィニティクロス』を搭載。

出典:SHIMANO

これにより、パワフルな巻き上げでも負けない機能を持ち、ギアの耐久性もアップして安定した性能を長く保持することができるようになりました。

更に、ハンドルの回転させる力をスプール回転に伝えるメインシャフトを支持する構造を見直した『インフィニティドライブ』も搭載しており、大物とのやり取りでハンドルが巻けないという不具合を回避することができるようになっています。

出典:SHIMANO

この2つの機構は旧アルテグラには搭載されていないもので、NEWアルテグラがベーシックな部分で改善されていることがわかるところです。

また、このような強度面での改善を実現しているにも関わらず、NEWアルテグラは軽量化にも成功している点も注目に値する部分かと思います。

ラインローラー周りも最新機能満載

続いては少し細かいところをチェック。

個人的に非常に気にしているのがラインローラー周りの機能です。

まず、廉価モデルのスピニングリールの多くは、ラインローラー部にベイルアームがぶっ刺さっている感じの造りになっている製品が多いものです。

しかし、”25アルテグラ”は上位機種と同じ『ワンピースベール』が採用されています。

出典:SHIMANO

ベールアームからラインローラー部のつなぎの部分に一切段差などがなく、ラインローラーのカバー部とベイルアームが一体化しています。

これで、キャストの後、リトリーブを開始した時に速やかにラインがラインローラーに納まってくれます。

しかも、更にライントラブルを減少できる効果がある『アンチツイストフィン』も搭載しています。

出典:SHIMANO

ここまで揃っていれば、これ以上必要無いとさえ思える仕様ですが、後は、ラインローラーにボールベアリングを追加すれば完璧になるかと思います。

ちなみに、現行アルテグラのラインローラーの2BBキットはヘッジホッグスタジオやゴメクサスから出ていますので、NEWアルテグラも間違いなくリリースされるかと思います。

スプールも最新の仕様を装備

最後に、スプール周りの仕様についてチェックしておきたいと思います。

まず、飛距離を伸ばす効果が期待できる『ロングストロークスプール』が採用されています。

糸巻き面の縦の幅が広がることでラインの放出効率が良くなるため、飛距離アップが期待できます。

出典:SHIMANO

そして、スプールエッジも飛距離アップ効果があるとされている特殊なスプールリングを搭載した『AR-C』が採用されています。

出典:SHIMANO

スプールはラインが巻かれるパーツなので、飛距離アップにつながる性能について各社がいろいろな機能を展開されています。

この価格帯のリールにもしっかり適用されるあたり、シマノさんの”25アルテグラ”にかける意気込みが感じられます。

シマノ 25アルテグラ まとめ

と言うことで、シマノのエントリーモデル”25アルテグラ”についてチェックしてみました。

このリール、使ってみたい釣りは、ズバリ、チニング&シーバスゲームです。

どちらの釣りも、一旦魚がヒットすればガチンコのバトルが展開される釣りで、強い引きに耐えるシーンも多々ありますし、強引にやり取りをしないといけないシーンも多発します。

そんなスタイルの釣りでこそ”25アルテグラ”の新機構は生きてくると思います。

逆に、アジングなどの超繊細な釣りでは、リール重量なども少しあるのでちょっと向いていなかな?という感じがします。

もちろん、ライトゲームでも使えないことは無いので、ライトゲームで使われるなら”C2000S”がちょうどいいサイズかと思います。

これだけの機能が詰まっていて、2万円前後で手に入るのであれば、使ってみない手は無いかと思っております!

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