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【釣り日記】25ステラSWの新機能に注目

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さて、今回は特定のリールの情報と言うよりは、搭載されている”新機構”に注目して記事にしたいと思います。

この注目する機能を搭載しているリールは【シマノ 25ステラSW】で、このリール自身は超大型魚を狙う為のリールなので私自身の釣りにはあまり関連性がありません。

しかし、新しく搭載された機能は、恐らく今後、次世代ステラだけでなく、他機種にも搭載されてくるのでは?と思っていますし、是非搭載して欲しい機能となっています。

では、どのような機能なのか?見ていきたいと思いますのでお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

2スピードオシュレーションが斬新過ぎる

いきなり、ド本命の機構について紹介・チェックしていきます。

それが”スローオシュレートレートシステム”です。

簡単に言うと、ローターの上下運動を非常に遅くすることでスプールの糸巻き面の状態を密巻き状態にする機能です。

この機能は2001年にリリースされた【シマノ 01ステラ FW】に最初に搭載されたと記憶しており、私も1台保有しています。
※2000年のミレニアムステラが最初かも?

飛距離が伸びるなどのメリットが提唱された機能でしたが、密巻きであるが故に糸巻き状態が緩くなるとキャスト時にラインがガバッと一気に出てしまうという不具合の元になるということで、次世代のステラには継承されなかった機能になります。

しかし、約20年の時を経て、”22ステラ”から”インフィニットループ”という機構名で復活しました。

2022年に再登場したスローオシュレートレートシステムは、2000年の当時よりも更に細かく密な糸巻き面を作り出すようになっており、かつての不具合は軽減されたと言われています。

しかし、それでも、やはりラインが一気に出てしまう不具合が出るというインプレも出ており、好き嫌いや賛否両論あるというのが現状かと思います。

競合のダイワさんなどは、逆の発想でローターを高速で上下させることで糸巻き面でラインを交差させ、ライントラブルを発生させない機構を出していたりして、どちらが良いのか?と言うのは一概には決めれない状態です。

そんな”インフィニットループ”について、今年、2種類のスピードでオシュレートする機能が登場したのです。

スプールのドラグノブ側から下方向へは超密巻きになるようにローターが動くのですが、戻る時は少し早くオシュレートするようになっているとのこと。

この機能により、抵抗無くラインを放出する機能を更に進化させたのと、魚が掛かってドラグが作動した際のラインの食い込みや引っ掛かりの低減も実現したようです。

どんな仕組みでウォームシャフトの上下動のパターンを変えているのか?わからないのですが、2パターンでラインが巻かれることで更にライントラブルの低減が実現し、使い勝手が良くなっていることが想定されます。

まずは遠投がデフォルトで必要な大型リールで搭載されましたが、今後、次世代ステラやヴァンキッシュなどに展開されていく可能性が大きいと思います。

ドラグの熱対応性能が改善

続いてはドラグの機構。

ドラグについては汎用ステラとステラSWでは機構が違うので、汎用ステラへの展開は不明ですが、先代のステラSWではスプールの下部だけに装備されていたドラグワッシャがスプール上部にも搭載されるようです。

これはズバリ、ドラグの熱耐性においての改善を実現しているようで、従来ドラグとの比較で大幅な改善が見込めるようです。

そもそも、ステラについては”ダイワ ソルティガ”と比べてドラグの熱耐性が弱いと言われていただけに、大型魚狙い用のリールとしての機能の巻き返しに寄与していると思われます。

大型の青物やマグロなどを狙う方には非常に影響力のある改善点になりますね。

その他マイナー改善点が複数

機構として目につく大きな改善点は上記の通りですが、それ以外にもいくつかの改善点があるようです。

防水性については、本体やラインローラー部などへの水の侵入を防ぐ機能が改善されています。

また、ドラグの操作性を高める為に、ドラグノブのサイズが大型化され、とっさの操作でも調整しやすくなっています。

更に、こちらの過去のブログでも取り上げてきた、ライントラブルの原因となる”糸ヨレ”を軽減させる”アンチツイストフィン”についても改善されています。

ラインローラーギリギリに配置され、更に大型化された”アンチツイストフィン”でライン落ちなどの発生を抑えるように改善。

しかも、従来品のようにラインローラーとの隙間が大きく開く形状のフィンも付属すると言うことで、釣りの内容に合わせて変更できるようになっています。

最後に、アフターメンテナンスですが、”25ステラSW”については、2031年まで毎年1回までのメンテナンスサービスが対応するようです。

毎回、基本工賃は5千円弱ほど発生するようですが、消耗品的なパーツ類については基本パーツ代無償でメンテナンスをしてもらえるようです。

詳細はシマノHPにて

ダイワも最上位機種のイグジストにはオーナーズサービスが設定されているので、それをマネした感じですが、特に過酷な使用環境が想定される”ステラSW”については大いに歓迎されるべきサービスではないかと思います。

ぶっ壊れる前のメンテナンスは、大事なリールを長く愛用する為に必要な対応です。

25ステラSWに搭載の新機能 まとめ

と言うことで、かなり概要ベースにはなりますが、”25ステラSW”に搭載されている機能についてチェックしてみました。

”インフィニットループ”は以前のスローオシュレーション機能よりも断然良いという声も聞きますが、今回の2スピードオシュレーションで更に進化した機能になるのであれば大歓迎ですね。

ステラについては今年(2025年)にはモデルチェンジがありませんでしたが、現行モデルは2022年なので4年のサイクルを考えると来年にモデルチェンジしそう。

となると、今回の2スピードオシュレーションは確実に搭載されるのではないかと思われます。

そして、現行で”インフィニットループ”機構を搭載している”24ツインパワー”や”バンキッシュ”などにも展開されていくことを期待します。

是非、小型~中型リールで新機構を体験してみたいところです。

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