皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は新しくロッドを調達したので、その情報をアップしてみたいと思います。
調達したのはAPIAのライトゲームロッド【APIA GRANDAGE LEGACY STAYGOLD】になります。
アジングでは【メジャークラフト 鯵道5G S58UL/AJI】を使用していますが、超ショートロッドなので汎用性が低く、メバリングなどでも使える少し長いロッドを探していました。
【APIA GRANDAGE LEGACY STAYGOLD】は単なるライトゲームロッドという言葉では収まらない仕様のロッドということで、チニングでも使えるかも?という期待も込めて調達してみました。
APIAさんのロッドはシーバスメインの時には何本も使っていましたが、ライトゲームメインになってからは手を出さことが無く来ていました。
古いモデルで言うと、”LEGACY ブルーライン”がライトゲーム向けのシリーズでしたが、ちょっとシーバスロッドテイストな感じで使ってみようという思いになりませんでした。
しかし、最新の”GRANDAGE LEGACY”シリーズは考えを変えさせられる感じを受け、改めて使ってみることにしました。
まだ実釣では使っていませんが、入手時のインプレとして記載したいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
金丸竜児さんプロデュースの”STAY GOLD”
改めて、今回調達したのはAPIAさんのグランデージブランドロッドの中でもライトゲームジャンルとなる”LEGACY”シリーズになります。
2024年に登場したシリーズで、以下の8機種で構成されるシリーズになっています。
・HYPER STINGER S56L-HS
・SWEEPER S61UL-SS
・STAY GOLD S66L-HS
・BRILLIANT S68MLT
・UNIVERSAL S77MT
・SUPER BLAST S83M-HS
・RUTHLESS S86MHT
単純に長さやパワーが違うだけではなく、それぞれのロッドが個々にターゲットとする領域のコンセプトを持っているのが、このシリーズの大きな特徴です。
また使用している素材として、第三世代カーボンと言われている東レ社の高弾性最新カーボン素材を組み合わせて使用しており、中~低弾性素材は使っていないようです。
”HYPER STINGER S56L-HS”はめちゃくちゃ関心があるのですが、超ショートロッドは持っているので、まずは揃っていない領域を埋めるロッドを優先して選びました。
ちなみに、サーフエリアなどでのフロートメバリングをすることを考えると”SUPER BLAST S83M-HS”もめちゃくちゃ魅力的ではありますが・・・
話しを今回調達したロッドに戻しますが”STAY GOLD S66L-HS”は金丸竜児さんがプロデュースしたロッドで、『この魚狙いのロッド』と言う特化が無く、アジングからメバリング、ボトムロック、更にはチニングまでカバーしてしまうような汎用性の高いロッドのようです。
適合ルアーウェイトは0.3g~10gとかなり幅が広く設定されているので、先に書いた通りかなり幅広い釣りに使えそうです。
ロッド自重は63gと言うことで、言うまでもありませんが”メチャ軽”です。

”HS”はハードソリッドの略で、使用しているカーボンソリッド素材は全機種同じだそうですが、削る太さを変えているとのことです。
繊細なティップ部を保護する為、ティップ保護用のチューブが付属しています。

リアグリップの長さは、”HYPER STINGER S56L-HS”や”SWEEPER S61UL-SS”よりは少し長めに設定されており、大き目の魚とのやり取りにおいてもリアグリップを肘に当ててファイトすることができる感じです。
ボトムワインドなどをする時には少しリアグリップが長い方が操作しやすいので、ちょうどいい感じです。

グリップ側のブランクスには、シルバーのロゴより先の部分に”シールドテック ライト”という傷防止の保護フィルムが貼られています。
光が当たると反射して見えますが、塗装ではなく保護フィルムであり、ブランクス自身は塗装無しのアンサンドフィニッシュとなっています。

ジョイント部も少し特長があり、”ナノジョイント”というジョイントシステムが採用されています。
最近のロッドは”印籠継ぎ”が多いのですが、”ナノジョイント”は”並み継ぎ”です。

”ナノジョイント”では、軽量化や高バランスの特性に加えて、ベンディングカーブをより自然にできるメリットがあるようです。
曲がりの特性については、手で軽く曲げてみただけですがかなりハッキリしたファーストアクションで、ティップ部は曲がり込みますが、ベリー部より下はかなり強い張りで作られていました。

かなりピーキーととらえることもできますが、しっかりとフッキングが決まるというメリットもありそうです。
後は実釣で確かめるしかありませんが、当面はメバリングで試したいですね。
ただし、製品紹介の動画で金丸さんが言われていたのはプラグの巻きの釣りにはあまり向いていないとのこと。
理由は、ティップ部が繊細で小さい負荷でも曲がるので、巻き続ける釣りでは魚がバイトした時の食い込みの余裕が無いとのこと。
であれば、フローティングプラグなどでラインテンションゆるゆるの釣りならいけそうです。
他のモデルで気になる機種をピックアップ
せっかく”GRANDAGE LEGACY”シリーズのロッドの紹介をしたので、購入した機種以外で気になるロッドをピックアップしてみたいと思います。
1本目は、下から2番目のモデルとなる”SWEEPER S61UL-SS”
”GRANDAGE LEGACY”シリーズは”HS(ハードソリッド)”のモデルが8本中に3本もあるのですが、”SS(ソフトソリッド)”は唯一この1本だけ。
”SWEEPER”と命名されているだけに、食ってきた魚は全て掛ける(根こそぎ釣ってしまう)ロッドとなっているようです。
しかも、従来の柔らかいソリッドティップではなく高弾性素材を細く削ったティップなので、ティップは入りやすいけどシャキっとしている感じです。
”ロクテン”ということでほぼ7フィートというレングスも利用範囲が広そう。
豆アジでもしっかりとティップが入って曲がりを楽しめるロッドのようなので、機会があれば使ってみたいロッドです。
気になる2本目は”SUPER BLAST S83M-HS”
このロッドはフロートを使った遠投の釣りを得意とするロッドになります。
東海エリアのAPIAフィールドテスター”鈴木達也”さんがプロデュースするロッドで、完全にフロートリグに特化したロッドになります。
以前のフロートは5g~7gくらいがメインでしたが、最近では15gくらいのハイウェイトのフロートがメインになってきています。
そんな環境変化にアジャストするべく、ルアーの適合ウェイトは15gまでとなっていて、少し重めのフロートを利用して遠投することで遠くの”竿抜け”ポイントに潜むグッドサイズの魚を狙えるロッドとなっています。
東レの最新の高弾性カーボンを利用することでロッドそのものの遠投性能も高いロッドとなっています。
ここまでの話しだけを聞くと、遠投性能は高いけどちょっと硬めのロッドなのかな?というイメージを持たれるかもしませんが、繊細なバイトもしっかりと拾えるようにカーボンソリッドティップが採用されています。
チューブラーのティップでは実現しにくかった食い込み性能をソリッドティップで実現している感じです。
以上、2本の気になるロッドをピックアップしてみましたが、これ以外にも魅力的なロッドが揃っていますので、関心のある方は調べてみても損は無いかと思います。
APIA GRANDAGE LEGACY STAY GOLD まとめ
と言うことで、新しく調達したロッドのご紹介でした。
とにかく最新の東レの第三世代カーボンが使用されているということで、軽さについては驚きでした。
また、感度面ではYouTubeを見ていても非常に高いポテンシャルを持っていることが想像できる情報が多数掲載されています。
ロッドをつないで振った範囲では、ベリー部からバット部についてはかなりしっかりした強さで設定されています。
ロッドについては、ラインをガイドに通してみないとわからないことが多いですし、もっと言うとキャストをして魚を掛けてみないとわからないことが沢山あります。
なので、このロッドの良し悪しは実釣で使ってみてから改めて書きたいと思います。
イメージ先行でロッドを購入し、実際に使ってみてイメージが合わなかったという失敗?の経験は過去に山ほどありますので、今回もそうならないとは言い切れません。
ちなみに、価格は4万円台後半とかなりお高く、清水の舞台から飛び降りる感覚で購入しました(笑)
この件は継続的にアップしていきたいと思いますので、長い目で見てお付き合い頂ければと思います。