こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただき、ありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
先日にSAFCの大会の神戸アジング釣行の概要について記事を書いていますが、今回はその続報と言うか、詳細な釣行内容について書いてみたいと思います。
自分で言うのも何ですが、なかなか興味深い展開と内容になっていますので、自分の記録の為にも詳しく記載しておきたいと思っています。
まさに珍釣果と言っても過言ではない釣行でした。
では、釣行記いってみたいと思います。
スタートは厳しい感じ
改めて、今回の釣行についてですが、仲間内で楽しんでいるSAFCの活動としての月いちの大会です。
先月は淀川でのハゼクランク大会でしたが、今回はライトゲームの王道たるアジングがその舞台。
大会のレギュレーション的には、やはりアジングは一番沢山釣った人がエラいだろうと言うことで、優勝は数釣りができた人。
そして、大物賞や小物賞など、毎回、ターゲット魚種により変えている優勝以外の賞としては、ライトゲームのターゲット魚種であれば、サバでもガシラでも何でも良いので、3匹の合計が一番大きい人がGETできる賞ということにしました。
釣り場に向かう道中で参加メンバーを一人拾って、現地に着いたのは21時。
先に現地入りしていたタケ師匠に状況を聞くと、釣れるのは釣れるとのこと。
ただし、潮の動きの大きな場所はまぁまぁなサイズのアジが釣れるが、流れがぶっ飛んでいて釣りにくい。
一方、潮の流れが弱いエリアは釣れても豆アジばかりとの話し。
終了時刻は24時であることを確認して、各自釣りを開始します。
まずは豆アジでも釣って、ポイント獲得権利を得ておこうと【サーティフォー 34 ザ豆 0.5g】に、【サーティフォー 34 ジュニア “だいだい”】をセットして釣りを開始します。
見たところ、水はお世辞にもキレイとは言えないので、“だいだい”を選択しました。
表層付近には極小アジらしき反応があるのですが、表層にジグヘッドを通してもバイトはしてきません。
これは狙っても釣れないヤツだな、と感じたので、狙いを中層~ボトムにチェンジします。
すると、ボトム付近で小さなアジが突っつく感触は出るのですが、フッキングに至りそうな感じがありません。
そうこうしている間に、隣でメンバーの一人が豆アジをヒット&ゲット!
私にもバイトはあるのですが、悶絶するだけでフッキングに至りません。
ヤバい。また本命ボーズか?・・・
これはペースが乱れるパターンだと感じたので、少し移動してみることにしました。
移動が成功。確変突入!
せっかく潮が大きく動いているので、どこかで潮の流れが巻いている場所は無いかと探しまわりますが、そんな場所がなかなかありません。
そんな中、ふと目についた明暗ポイント。
決して大場所という訳ではないのですが、一番最初に釣りをしていた場所で豆アジが居るのなら、そこも居そうということで竿を出してみることに。
気分はダメ元でしたが、リグを投入して1投目でいきなりバイトをキャッチ。
ここにもアジは居るとわかったので、集中して臨んだ2投目。
ツツッ!
コ~~~ン!
気持ち良いバイトに反射的にフッキング。
バッチリフックアップしてくれました。
ポロリにビビリながら巻き上げて一気に抜き上げ!
何とかボーズ回避の1匹目を確保できました。
サイズはそれほどでもありませんが、豆というサイズでも無いくらい。
更に2匹目をGETすべく、リグを投入すると、ボトム付近で
コンッ!!
今度は更に良い引き!
サイズアップかと喜んだのですが・・・どうも引きがおかしい?
この継続的に止まない引きは・・・
サバでした。
水面下で暴れまくってくれましたが、何とか無事に抜き上げ成功。
本命ではありませんが、3匹長寸勝負には使えるキッカーフィッシュをGETできました。
そして訪れた、プライムタイム
サバも居るのか~と思いつつ、アジの追加をすべくキャストを継続。
すると、すぐにまた
コツッ!!
小さいバイトでしたが、フッキングした後しばらくしてから急に強烈な引きに豹変しました。
ジィィィィィィ
【ティクト CBSスプール-D】のドラグがうなります!
ラインは0.2号(0.9lb)なので無理はできません。
もっと言うと、無事に浮かせても持ちあがるのか?と不安がよぎります。
しかし、ネットは無いので勢いでいくしかありません。
この時点では、サイズアップのサバかと思っていたのですが、やり取りをしている間にどうも引きが違うことを感じ始めました。
んっ?
引きがアジっぽい?
しかし、アジにしては強烈な引き。
シーバスか?
など、いろいろと思いをめぐらせましたが、結果、水面に見えてきたのはアジっぽい!
ラインよ、耐えてくれ~~~
と心で叫びながら、エイヤ~~~!
何とかラインも耐えてくれてランディングに成功。
足元に転がったのは、軽く20cmは超えているカイデーなアジ!
同じようなサイズのアジが回ってきていないか?と釣りを続行しますが、コンスタントにアタルのはノーマルサイズの15cm前後のアジばかり。
まぁ、大会の優勝は数釣りなので、ノーマルアジも大事にしなければいけません。
バイトは多いのですが、決してイージーな訳ではなく、何らかの変化をこちらが出していかないとフッキングに至りません。
しかし、丁寧に、地味に、1匹、また1匹と数を重ねていきます。
すると、しばらく釣った時に、また小さな コツッ!というバイト。
小さいバイトですが、しっかりと手元に伝わってくる感じのバイトで、フッキングと同時にロッドが大きく曲がります。
また、キッタ~~~~!
リーダーを結び直していなかったので、ラインブレイクが怖かったのですが、何とかなだめすかして魚を浮かせ、エイヤ~~で抜き上げ。
今回も切れずに魚が上がってきてくれて、この日2匹目のキッカーとなる20cmアップのアジをGETです。
そして、師匠との激闘開始
私が釣果をLINEでアップしてメンバーにプレッシャーを掛けると、近くで釣りをしていたタケ師匠がやってきました。
『何やら景気が良さそうではないか?』何やら景気が良さそうではないか?とのことで、そこから二人で並んで釣りを続行します。
しかし、微妙に明暗部との距離感の関係があり、タケ師匠にもバイトは出ているのですが、なかなかフッキングしない模様です。
ロッドもトラウト用のロッドなので、ショートバイトを掛けにいくのが難しそう。
その間にも、数を伸ばすべく私は数釣りにいそしみます。
すると、タケ師匠のタックルに反応が!
ドラグが鳴って、ラインがどんどん出されています。
もしや、これは?例のナイスアジ??
サバであれ!と祈ったのですが、残念ながら上がってきたのはナイスアジ!
これでサイズのアドバンテージが一気に下がってしまいました。
更にしばらくして、またもタケ師匠のロッドが弧を描きます。
またデカイのか??
どんどん走られて一向にあがってきません。
尺アジか?と期待と不安が渦巻きますが、何と、足元でラインブレイク!!
どうも、足元のスリットにラインが擦れてしまったようです。
根ズレにはめっぽう弱いのはライトゲームの宿命ですね。
とにかく、ほっと胸を撫で下ろして釣りを続行します。
しかし、悪夢はすぐにやってきました。
またもタケ師匠がナイスフィッシュをヒット!
そして、格闘しつつも、なんと無事にランディング!
またまたデカイアジ。
これで完全に私のアドバンテージは無くなりました。
私には数は釣れますが、タケ師匠のようなナイスサイズのアジの反応がありません。
そうこうしている間に、またもタケ師匠にビッグバイトが!!
ウソでしょ~~
と思って見ていると、またもラインブレイク!
勿体ないな~と残念に思いつつも、何とか自分の首の皮は一枚繋がっています。
タケ師匠がリグを結び直している間に、ちょっとだけタケ師匠が撃っているラインを狙わせてもらうと~
1投目で、いきなりビッグバイト!
これはバラせない!!
ラインは細いので一か八かなのですが、何とかラインに負担をかけないよう少しドラグを緩めつつ、やり取りをします。
足元のスリットには細心の注意を払ってラインブレイクも回避。
何とか水面まで浮かせることに成功したので、最後は勢いで一気に抜き上げ!
これで20cmアップのアジが3匹目。
神戸港アジングで、3匹長寸で65cmを超えるとは夢にも思っていませんでした。
どのアジも良く太っていて、非常に美味しそうな魚でした。
そして訪れる終焉・勝利の瞬間
そうこうしている間に、だんだんバイトが減ってきて、豆アジっぽいバイトはあれど、なかなか乗らない状況に。
そして、大会の3時間が経過して終了の時間が訪れました。
大会参加メンバーが集まりましたが、タケ師匠も含めて、他のメンバーは3匹のリミットメイクまで。
そして、3匹長寸の勝負も、ナイスキッカーのアジが3本揃ったことで、こちらもGETでした。
本当に入ったポイントが良かった結果でした。
タケ師匠とはほぼ隣り合わせの場所でしたが、微妙な明暗の効き具合の違いで魚の濃さが少し違ったようです。
でも、タケ師匠の狙っていたラインの方が明らかに魚のサイズが大きかったのも事実。
やはり、少し大きな魚は明暗の外側に付くことが良くわかった結果でした。
また、ケイムラもやはり効きますね~
こちらも絶対にアジングでは外せないアイテム確定となりました。
大会終了後も、もう少し釣れそうだったので、メンバー全員で同じポイントを攻めて、更に数匹絞り出すことに成功。
また、私が帰った後も残って釣りをしたタケ師匠は、もう1匹ナイスアジを追加することに成功したようです。
神戸港アジング、恐るべしという感じの釣行でした。
ドタバタ事後談
最後に、おまけの話しなのですが、今回の釣行は【プルームテック PLOOM TECH】を持ち込んでいました。
しかし、釣れない時間に吸い過ぎて、アジが釣れ始めたころに一旦たばこカプセルがダメになったので、ズボンのポケットに入れたつもり?でした。
釣りをしている間は、紙巻きたばこの残りを吸っていたのですが、本数が少なかったので大会終了時間が近くなってきたタイミングでたばこ切れ。
そこで、あらためて【プルームテック PLOOM TECH】を吸おうと思ってポケットを確認したのですが、【プルームテック PLOOM TECH】がありません!!
バッカンに入れたか?と探してみますが、ありません。
これはアリエナイ!!
簡単に手に入るアイテムではないので、釣りにきて無くしている場合ではありません。
その後も必死でバッカンの中身を全部出して確認したのですが、見つかりません。
【プルームテック PLOOM TECH】が切れてからそれほど移動していないのですが、念のため周囲もチェックしますが落ちていません。
完全に途方に暮れていたところで、何となくバッカンの側面のロッドスタンドを覗くと、なんとそこに入っているではありませんか!!
ホッと胸を撫で下ろした瞬間でした。
アジが釣れてテンパっていたので、思わぬところに入れていたんですね。
人間、テンパると何をしだすかわからないものだ、と自分のことながら痛感しました。
<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511
リール:ダイワ 15ルビアス1003 + ティクト CBSスプール-D
ライン:エステルライン0.25号+東レ パワーゲーム®ルアーリーダー