こんにちは! NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
今回は週末の日曜日早朝に行ってきた、バスフィッシング朝練釣行記です。
前回の記事でも書きましたが、【シマノ 19SLX MGL 71HG】を使ってみたかったことと、スピニングでのPEラインを適用したバスフィッシングを試してみたかったことが重なり、朝練への出撃ということになりました。
しかも、一人での釣行はちと寂しい?ということで、タケ師匠までひっぱり出しての釣行。
果たして、期待通りの結果を得ることができたのか??
お時間のある時にお付き合いいただければ幸いです。
暗い内からの出撃&現地到着
さて、朝の3時半にタケ師匠を拾って一路城北ワンドに向かいまいした。
幸い雨も上がってくれており、条件は悪くなさそうだったのですが、早く出過ぎてしまって現地に着いても真っ暗・・・
とりあえずライトや街灯を利用してタックルの準備。
この日はベイトタックルとして【シマノ 19SLX MGL 71HG】に【シマノ エクスプライド 1610-2M】のセット。
そして、スピニングタックルは、【東レ ソルトライン スーパーライトPE 0.3号】を巻いたストラディックと【ダイワ ハートランド 冴掛 6102LFS-AGS13】のセット。
本心はベイトタックルで釣りたいけど、喰わせのフィネスでも釣れるなら釣っておきたいというスケベ心満載のタックルとなりました。
河川の土手のヤブ漕ぎをしていざワンドポイントに入ります。
ようやく空が薄っすらと明るくなってきた感じがするくらい。
やはり、曇りの日の夜明けは遅いですね。
まずは、実績の高い4号ワンドからチェックすることに。
暗がりで目を凝らして水面をチェックしていると、小魚らしきピチャピチャ感が確認できます。
そして、小さいですがライズらしきモワっと感も見えたので、まずはスピニングタックルにて表層チェックをしてみることにしました。
軽いワームを使う際に、極細PEラインでの使用で飛距離が稼げるのでは?という計画もあってPEラインを巻いてきました。
怪しくオワモワするゾーンを【エンジン ブーン】でネチネチ探っていると~
ボォワフッ!!
明らかにワームに反応した感じでしたが、暗くて出そこなったのか?ワームへのバイトには至らず!!
これは表層系で釣れるかも??と気合を入れてチェックを続けましたが、どんどん夜は明けていき~
表層での生命感が一旦落ち着いてしまったので、ここで少し移動してみることにしました。
水遠しの良いエリアで本命をゲット
移動した先は、少し前のB.F.F.の大会で、複数のメンバーがバスを釣っていたポイント。
確かに、本流とつながる水路があり、水の動きも魚の動きも良さそうです。
一番美味しそうな角地は先行者が入っておられたので、少し離れたポイントから水路の延長ラインを狙ってみることに。
数投して気付いたのは、所々にウィードパッチのようなものがあると言うこと。
リグをズル引きしていると何かに引っ掛かるのですが、ロッドを軽くさばくと外れてくれて、綺麗なウィードの切れ端が付いてきます。
このウィードエリアはバスをストックしていそう!!
ここで再度集中力のレベルを上げてチェックしてみることに。
リグは、ボトムのネチネチ系ならこれでしょ!ということで、3.5inのカットテールのネコリグを投入。
ウィードに引っ掛けては外し~を繰り返していると~
コツッ!!
明らかなバイトをキャッチ!
条件が良さそうとは言いつつ、この激シブの城北ワンドにて狙い通りにバイトが得られるとは!!
少しだけ聞いてみると、リグを持っていっている感じだったので、そこから一気にフッキング。
しっかりとロッドに重みが乗ります。
全然大きくない・・・のがわかりつつも、バスらしい引きとジャンプで楽しませてくれます。
そして、上がってきたのは、大会ならキーパーは間違いない!くらいのサイズ!
そう、「20cmちょい」ってところのバスでした。
引き続き釣れそうだったので、同じ狙いでワームをチェンジしながら粘りましたが、残念ながらその後はバイトが続かず~~
挙句の果てに、最初の方でノーシンカーを投げ続けていたのでラインがフワ巻きになっていたようで、フルスイングした際に最悪のスピニングバックラッシュ~
ちょうどスローな釣りに飽きてきたので、ようやくこの日の本命??のベイトタックルのチェックをしてみることにしました。
期待通りのハイコスパリール SLX MGLを堪能
ここで、ある意味この日の本命である【シマノ 19SLX MGL 71HG】の試し投げをしてみることに。
ラインは【東レ BAWO エクスレッド 12lb】を8割ちょい巻いたくらいにしています。
最初の設定は、メカニカルブレーキは指でスプールをつかんだ時に左右の動きを感じないくらいの締め具合に調整。
少し緩めの設定と言えるかもしれないくらいのイメージです。
その分、遠心ブレーキは少し強めに設定。
SVS∞のブレーキブロックを1個だけOFFにして、外部のブレーキダイヤルはMAX値の「6」より少し弱めるくらいに調整。
これで投げたリグは、最近のお気に入りの【ハイドアップ スタッガー・オリジナル 4in】です。
重量がそこそこあるのでハードプラグのイメージで投げれることと、ハードプラグ並みにテール部のアピールがあるので、実際にバスからのアプローチが多いため、パイロットリグとして向いていることが、最初にこのルアーに手が伸びる理由の一です。
もっと言うと、6月の城北ワンドのB.F.F.の大会でも最後に食ったのがこのルアーであり、7月の津風呂湖でも何度もチェイスがあったルアーなだけに『釣れる気にさせてくれる』ルアーなのです。
脇道話しはさて置き、このリグでまずは軽いスイングで投げてみると、バックラッシュの心配は全く感じさせないキャストフィール。
しかし、このセッティングだとちょっとブレーキが利きすぎ?という感じ。
そこで、遠心ブレーキを一気に「3(真ん中)」くらいまで緩めてみることに。
この状態でフルスイングすると、今度はキャストの中盤~終盤で軽くバックラッシュが発生しました。
念のため、同じセッティングでもう一度投げてみましたが、やはりほぼ同じような感じで軽くバックラッシュ。
やはり、適当に調整すると簡単にセッティングが崩れてしまいます。
もう一度、遠心ブレーキを強めに戻してやり直すことに。
遠心ブレーキを「5」くらいから戻していきますが、気持ちよくブレーキが効いてくれるレンジがなかなか見えてこないので、メカニカルブレーキを少しだけ強めに調整してみました。
しかし、メカニカルブレーキを強めにすると一気に飛距離の伸びなくなってしまったので、メカニカルの調整は正しい選択肢ではなさそうです。
そこで、遠心ブレーキのブレーキブロックを一度全部ONにしてみることにしました。
SVS∞のブレーキブロック4個ONはイメージ的には強過ぎるイメージですが、どんなものか?
遠心ブレーキ「フルでON」の状態で、外部ダイヤル「5」からスタート。
少しブレーキが効きすぎで後半伸びないので、少しずつダイヤルをMIN側に変えていくと~
「3」と「2」の間くらいが、軽くサミングをすることで最後まできれいに伸びるキャストが出来るようになりました。
ルアーのウェイトが重くなると、キャスト初期~中盤でスプールが過回転になり過ぎるので、そこを遠心ブレーキでしっかりサポートするのが良い感じのバランスみたいです。
ブレーキブロックの数が多くても、スプール回転数が落ちてくれば適度にブレーキ力が下がるので、いい感じの調整になりました。
空気抵抗の少ないワームでこれなのですから、リップの付いたプラグやブレードの付いたスピナーベイトなどを投げる場合などは、キャスト後半の空気抵抗をもっと意識してセッティングしないといけないですね。
また、これはロッドとのバランスでもセッティングは変わってくると思います。
高反発のロッドではキャストの初速が速くなり過ぎて、キャストフィールはピーキーになりがち。
グラスロッドまでとは言いませんが、スローに曲がるアクションのロッドと組み合わせれば、もう少し許容範囲は広くなってくると思います。
後、巻き心地についてですが、マイクロモジュールギアは入っていませんが、ワームをスローに巻いてウィードに当たったりする感覚がちゃんと感じ取れるので、巻き感度は十分な感じ。
敢えて欲を言うなら、ハンドルのグリップノブにはボールベアリングを足しても良いかも?と思いました。
恐らくプラスチックカラーのみでしょう。手で回してみても全くグリップ回りません(汗)
ここがスムーズに回るだけで感度は格段に良くなると思います。
城北ワンド釣行&SLXタックルインプレ まとめ
ということで、バスフィッシングとNEWリールの試投釣行記でした。
バスについては、とりあえず釣れて良かったです~
4時半頃から6時半頃までの約2時間の釣行でしたが、朝マズメの活性が高いタイミングを効率良く攻めることができたかと思います。
早朝朝練は、できるだけマメに行ってみたいと思います。
それと、【シマノ 19SLX MGL 71HG】についてですが、これが1万円台で入手できるのであれば非常にコスパが高いと言えると思います。
キャストフィールも巻き心地もはかなり良い感じ。
スプールは王道バーサタイルの34mmより小さい32mmなので、圧倒的な飛距離という面では劣る部分があるかと思いますが、中距離戦での連打であればお釣りが出るのでは?と思うくらいの性能を誇っていると思います。
因みに、SLXはソルトOKなので、チニングにも使ってみたいですね。
使い込んでみて、また後続のインプレを報告したいと思います。