こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
梅雨入りが早かったものの、晴れの日が多くて不思議な梅雨になっていますね。
バス釣りではアフター真っ盛りの状態で、いろいろフィールドで試したいのですが、何かと忙しくてフィールド調査に出る時間が取れずストレスの溜まる日々を過ごしております。
嗚呼、釣りに行きたい!!
そんな状況ですが、ネットをフラフラしていて非常に気になるルアーを発見しました。
そもそもクランクベイトが大好物の私(『秘密のクランクベイト』は私のバイブル)ですが、少し前から密かにブーム?になっているクランクシャッドのジャンルにて新しいルアーがリリースされているではありませんか!
早速調達してみることにしたのですが、取り急ぎピックアップしてみたいと思います。
何が気になるのか?は本文にて書いてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
陸っぱりの貴公子、吉田撃さんプロデュースのプラグ アイルトン63MR
さて、今回ピックアップするのはガンクラフトの吉田撃さんがプロデュースする【ガンクラフト アイルトン 63MR】になります。
ルアーのジャンル的には純粋なクランクベイトではなく、クランクシャッドというジャンル。
ジャッカルのチャブルMR(65mm)も同じジャンルに括れるルアーかと思いますが、数年前から注目されているジャンルというイメージです。
クランクシャッドというルアーは、基本はクランクベイトと同じ『投げて巻く』という使い方ですが、シャッド的な要素としてストップ&ゴーや、ショートトゥイッチなどでも使える多才なルアーだと思います。
しかも、【ガンクラフト アイルトン 63MR】において個人的に注目しているのは、プロデュースしているのが陸っぱりがバックボーンの吉田撃さんというところ。
ボートフィッシングほど自由度が確保できない陸っぱりに求められる要素をカバーするように考えて作られているのがこのアイルトンMRと言う認識です。
シャッドやミノーとクランクシャッドの違いについては次の章で書いてみたいと思いますが、アイルトンについてはガンクラフトの動画を掲載しておきたいと思います。
ライトゲームではメバリングなどでシミーフォールの動きが効果大ですが、アイルトンはシミーフロートという揺らぎながら浮き上がる動きを演出してくれます。
これはなかなか釣り人の心をくすぐる動きをしているので必見です!
カラーバリエーションはガンクラフトならでは?の追及感
では、気になるルアーのスペックやカラー展開について見てみたいと思います。
シマノのソルトウィーター向けのハードルアーなどでは平均飛距離が参考情報として公表されていますが、バス用のハードルアーについては飛距離が明示されているルアーはあまり見ないですね。
釣りのスタイル的に基本はフルキャストにて遠くに投げて巻いてくる釣りと違い、バス釣りは狙いの場所がどんどん変わるので、遠投と言うよりはアキュラシー(正確性)や動きに注目が行きがちになりますし、使うラインの種類によっても飛距離は変わってくるので、どのくらい飛ぶのか?という情報は明示されたものを見たことがありません。
なので、飛距離が出ることが売りとされているルアーでも、実際にどのくらい飛ぶのかというのはわかりにくいのがバス用ルアーです。
前のところで紹介した商品PR動画でも、吉田さんの飛距離に関する拘りが垣間見れます。
リップも大きく、一見、そんなの既存のプラグ類と比べて飛距離をPRできるルアーというイメージが持てないのですが、7g台のハードルアーとしては魅力的な飛距離を確保できるルアーと言えそうです。
また、カラー展開についても拘りが感じられます。
定番のアユ、ワカサギ系のカラーがありつつ、ガンクラフトならではの魅力的なカラーが揃っています。
邪鮎とホログラムワカサギは鉄板カラーですね。
他のカラーで気になるのは、タンザナイトとウォーターピーチ。
どちらも反射板を内蔵したタイプなので、クリアウォーター系のフィールドでは遠くのバスにもアピールできそうですし、縦ストなどに沿うようにシミーフロートさせると中層のバスも口を使いそうです。
艶めかしい色合いは釣り人の方が釣られそうですね。
そして、定番のアカキン鮎とショッキングチャートも濁りの強い状況向けに持っておきたいカラーですね。
最後に、生シラウオというカラーは霞水系で有名なシラウオパターンの時に風の当たる護岸狙いで爆発しそうなカラーです。
クランクシャッドの魅力について
最後に、クランクシャッドというルアーの魅力について書いてみたいと思います。
クランクベイトの強みは激しい動きでバスにアピールできるところなので、リアクション系のルアーと言えるかと思います。
バイブレーションも同じくリアクション系のルアーですが、クランクベイトとの決定的な違いは浮くか沈むか、というところかと思います。
なので、根掛かりの多い場所ではクランクベイトが使い易いですし、広大なウィードフラットで直線的に同じレンジを通したい場合はバイブレーションがマッチしますね。
一方、食わせ系のハードプラグはミノーやシャッドになるかと思いますが、これらのルアーはサスペンドやスローフローティングのモデルが多いですよね?
バスに見せて食わせたいので、バスの視界に少しでも長くとどめる為に浮かないように設定されたルアーが多いのですが、この食わせ系の性能も併せ持ったのがクランクシャッドになります。
純粋なクランクベイトよりも細身なデザインなので、クランクベイトよりは少し動きがおとなしくなって食わせの要素を持つことと、シャッドのようにトゥイッチなどの操作でも誘うことができる点がクランクシャッド。
なので、吉田撃さんも言っていますが、アイルトンは春夏秋冬、季節を問わず使えるルアーという感じです。
冬~春はミノー&シャッド、夏~秋はクランクベイトという概念を覆し、通年使えると言うのが最近注目されている理由かと思います。
ガンクラフト アイルトン63MR まとめ
と言うことで、個人的に注目のNEWルアー、【ガンクラフト アイルトン63MR】の紹介でした。
いろいろなメーカーから次々とルアーがリリースされますが、久々に使ってみたいと思わせてくれるルアーでした。
ビッグベイトが流行ればビッグベイト。
羽根モノが流行れば羽根モノ。
ビッグクランクが流行ればビッグクランク。
アラバマリグが流行ればアラバマリグ・・・
新しいジャンルのルアーは、目立つし売れるんだろうとは思いますが、特徴が感じられない似たり寄ったりのルアーが多いように感じています。
釣具屋で見ても、手に取って見る気にもならない感じですが、従来からあるジャンルのルアーにおいて、掘り下げて作られたルアーにはチャレンジ精神を感じます。
オールドルアーから含めると、数限りない類似製品がある中で、何らかの特徴に拘ってテストを繰り返し新製品としてリリースするにはそれなりの本気度が無いといけないんじゃないかと思います。
未だに釣れるルアーとして売れているオールドアメリカンルアーなどは、その完成度に驚きますが、それは歴史に基づく完成度なんだと思います。
ボーマーのLONG-Aなど、今でも釣れるルアーで有名ですよね。
歴史に学び、そして新しいルアーが生まれているので、二番煎じではなく流行りに便乗する訳ではないNEWルアーはこれからもいろいろ使ってみたいと思います。