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【ライトゲーム】風の強い季節のライン選択のポイント

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はライトゲームに使うラインについて書いてみたいと思います。

ちょうど、週末の釣りの時の状況が一気に冬になった感じで、気温だけでなく風などの状況も含めて”冬の釣り”を意識しました。

釣りにおいて、ラインというのは魚と釣人をつなぐ唯一の重要なアイテムになります。

とは言いつつ、消耗品であり、釣りにおけるランニングコストの中で大きな割合を占めるのが実情ですし、昨今の材料費の高騰に伴うラインの価格高騰も顕著になっています。

なのでライン選びは慎重でないといけませんし、ラインにも様々特徴があるので、自分の釣りに合ったラインを選ばなければ快適な釣りはできません。

そこで、今回は”ライトゲーム”に焦点を当てつつラインについて考察を書いてみたいと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

ライトゲームの細いラインが抱えるデメリット

まずは、ライトゲームという用途を踏まえた考察をしてみたいと思います。

ライトゲームというだけあり、ターゲットもライト(軽量)ですが、扱うルアー・リグも小型&軽量になっています。

アジングのジグ単の釣りだと0.5gという超軽量のジグヘッドまで使いますので、軽いリグでも飛んでいきやすい状態をタックルで準備しなければいけません。

この条件をクリアするための要件はロッド、リールなどそれぞれにあるのですが、ラインにおいては細くあることが大きな要件になります。

ラインについて、素材毎に重さが違うことはこちらのブログでも過去に何度も書いてきているところですが、一番比重が重いフロロカーボンラインであっても1lbくらいになるとライン自身は非常に軽くなってしまいます。

ラインが細くなれば潮の流れや風の影響を受けにくくなるのですが、向かい風に向かってキャストをしたりするとラインが風の煽りを受けて浮き上がってしまいます

こうなるとキャストしたリグが思うように沈んでくれない事象が発生してレンジコントロールが難しくなります。

ライトゲームで使用する細いラインは、軽いリグとのバランス上で必需品にはなるのですが、自然の中で使う上では風に弱いというデメリットを抱えたラインになります。

しかも、ライトゲーム全盛の冬場は北西からの季節風が恒常的に吹く時期なので、ある程度足場の高い堤防などで釣りをしていると、ラインが風で煽られることによる不便さを特に強く感じることになります。

なので、このデメリット対策の為にも、多種販売されているライトゲーム用のラインの中から自分に合った使い易いラインを選ぶことが非常に重要になってくるのです。

少しでも比重の大きいラインを選ぶ必要あり

では、具体的にライトゲームに適合するラインについて見ていきたいと思います。

キャストした後、水面から出ている部分のラインは風の影響を受けます。

普通のPEラインなどは皆さんご認識の通り非常に軽いラインなので横風に流されたり、向かい風に煽られたりすると軽いリグは沈まなかったり、狙った着水点から流されてポイントからずれていってしまいます。

と言うことで、素材の重さがあるラインを選ぶ必要があり、具体的にはエステルラインの比重が一般的に【1.38】前後あるので適していると言われており、エステルラインがアジングスタンダートになっています。

ちなみに、モノフィラメント系のラインで見ると、ナイロンラインが【1.14】前後、フロロカーボンラインが【1.78】前後となるので、比重を見るとフロロカーボンラインがライトゲームに一番適しているように見えますが、比重以外の素材の特性も扱い易さに影響してきます

フロロカーボンラインは素材が硬いため、ラインのごわつきが強いことと、スピニングリールなどで使うとキャストのライン放出時にガイドにラインが当たって飛距離が落ちてしまうと言うデメリットがあります。

アジングなどの軽いリグを使う釣りでは、このライン放出時の抵抗のデメリット影響は大きく、大幅に飛距離がダウンしてしまいます。

フロロカーボンラインの次に比重の大きなエステルラインについては、素材の特性として伸びが少ないという特徴を持っています。

この特性は感度を高める効果を生むので、結果としてアジングによく使われるラインになっているところに繋がっていると言えます。

伸びが少ないと聞くと、ラインの素材が硬いのでは?と思われますが、エステルラインの場合はフロロカーボンラインほど張りやコシが無いので、キャスト時のデメリットはほぼ発生しません。

ただ、エステルラインもオールマイティではなく弱点もあります。

その弱点とは、摩擦熱に弱く結束強度が落ちやすいというところです。

なので、ジグヘッドなどに直接結束すると結束部から切れることが多くなることから、フロロカーボンラインのショックリーダーが使われることが多くあります。

このリーダー結束が面倒なのでフロロカーボンラインを使われる方もいるようですが、慣れれば一瞬でリーダー結束できるのでデメリットと言うほどではないと思っています。

リーダーの結束については、過去の記事をご覧ください。

最後に、比重の軽いPEラインについてですが、最近はPEラインでも比重が高い製品が登場するようになっています。

ライトゲーム用に特化したPEラインでも高比重ラインが出てきています。

表層を狙うことが多いメバリングなどでは比重が軽く水面に浮くPEラインでも良いのですが、ボトムを狙うことが多いアジングなどではラインが沈むことで釣りのし易さはアップしますので、この後に具体的な製品についても

エステルラインもPEラインもアジング向けの製品がある

最後に、アジングなどのライトゲーム向けのラインについて見ておきたいと思います。

アジングの人気上昇に伴い、昔は一部のメーカーしか扱っていなかったエステルラインがいろいろなメーカーからリリースされています。

エステルラインについては、当然ですがメーカーの違いによる素材の違いはありませんが、ラインのカラーなどの違いで特色が出されています。

蛍光色のカラーリングを付けて見やすさを向上させている製品が多いですが、ナイトゲームでの使用を意識したカラーリングを持たせている製品もあります。

具体的には、カラーリング無しのノーマルさが売りとなっている【東レ ソルトライン スーパーライト ポリエステル】


また、【ゴーセン アンサー ルミナシャイン】は”集光機能”を持たせており、アングラーがラインを見易いような仕様になっています。

こちらのラインは初期伸度が小さくなるような仕様になっているので、フッキング時には伸びが少なくなることでしっかりフッキングでき、その後のファイトでは適度に伸びることでバラシの防止効果が期待できます。

アジングを意識したライン特性を持たせたラインと言えます。


ライトゲームのラインでは製品ラインナップが充実しているサンラインさんでは【サンライン ソルティメイト鯵の糸 ラッシュアワー】が出ています。

こちらのラインも最近リニューアルされており、扱い易さがブラッシュアップされています。


PEラインでは、私の知る限り0.4号以下の細いラインで比重【1.3】を超えるのは【ティクト RHYME ライム】しかないと思います。

アジングをメインとしたライトゲーム特化型のメーカーさんらしい製品かと思います。


他に、比重が1.0を超えているラインとしては【ダイワ UVF 月下美人 デュラヘビー ×4+1+Si2】が0.3号だと比重【1.2】となっています。

こちらのラインについては、少し前に高比重ラインの特集をした際に詳細を記載していますので、そちらでご確認ください。


以前にも記事で書いている通り、高比重PEラインについては強度の面や伸び率の面で通常のPEラインよりも性能が低い可能性があるので私はチニングなどではまだ使っていませんが、強度面をあまり気にする必要が無いアジングやメバリングにおいては”高比重”というメリットだけで導入の価値があると思います。

このように、一見同じ種類のラインに見えても、各メーカーさんが付加価値として製品に取り入れている内容により製品によってかなり使い易さの差があると言うことで、ここで挙げた製品はほんの一例になりますが、調べればいろんなラインがあると言うことをお伝えしたいと思います。

風の強い季節のライトゲーム用ライン まとめ

と言うことで、これからの冬の季節のライトゲームに向いているラインについて書いてみました。

皆さんもフィールドで釣りをされていれば経験したことがあるかと思いますが、ラインが風で煽られるとリグも思い通りに操作できませんし、極細ラインは見えにくいのでハンドルやスプールなどに絡んでいたりするとライントラブルになる場合も多々あります。

ナイトゲームでライントラブルが出ると、見えにくい+手がかじかんでいて細かい作業がし辛いなどの理由で修復しきれない事態に陥るケースもあります。

なので本当はスペアスプールをひとつ忍ばせておくのが理想なのですが、スペアスプールも安くないですし簡単に準備することもできません。

となると、ラインの操作性が高いものを使ってトラブルを回避するというのは、まず最初に考えないといけない基礎的なポイントかと思います。

私もライトゲームを始めた頃は、エステルラインが扱い辛くてフロロカーボンラインに戻したこともありますが、昨今のマイクロガイドシステムのロッドの場合はエステルラインの方が圧倒的に飛距離なども出せるので結局エステルラインに戻ってきています。

言葉や文章で教わることも大事ですが、釣り具については最後は自分で使ってみて使い易さを確認しないと自分のものにはなりません。

なので、こちらの記事で書いていることを参考情報として見て(知って)いただき、この知るという過程で少しでも遠周りせずに自分に合うものに辿り着いて頂ければ、この記事を書いた意味があると思っています。

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