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タックル関連情報

【Fishman Rod】Beams inte 7.7UL 買うべきか?

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

本日はせっかくデイゲームに出撃できる時間がせっかく確保できていたのですが、残念なことに雨(T_T

3月に入ってから梅雨のように雨の日が多いことにウンザリです。

さて、フィッシングショー大阪でのフィッシュマンブースにて実際に触ってみたロッドが今回の記事のテーマになります。

フィッシングショーで触った時にはあまり情報を持っておらず、『新しく出るんだ、ふ~~ん』くらいでしか意識していなかったのですが、改めて情報を見ていく中で関心の度合いがどんどんアップしてきています。

Fishmanのロッドは決して安いロッドではない上に、どこでもいつでも入手できる訳ではないところが悩ましいところ。

資金が準備できたところで、即入手できるとは限らないので、購入に踏み切るタイミングも含めて考えておかなければなりません。
※欠品すると次にいつ購入できるかわからない

と言うことで、改めて製品についてチェックしつつ必要性について自問自答したいと思います。

この機会にFishmanのロッド、”inte”シリーズについて知りたいと思われる方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

Beams inte シリーズのインプレ歴

”Fishman Beams inte”シリーズについては、第一弾の”7.9UL”から使っています。

Fishman Beams inte 7.9UL インプレ記事

発売と同時に購入し、アジングでどのくらい使えるのだろうか?と思って使ってみました。

この当時は、まだベイトアジングという言葉はなく、流行ってもいませんでした。

1gのジグヘッドからキャストできるとの話しだったのですが、軽量ジグ単ではさすがに実釣面は厳しく、フロートありきの用途という感じでした。

軽量ジグ単は投げれないことはなかったのですが、ほぼ足元中心の近距離戦でしか使えず、レングスが長い上に全体的にスローテーパ―なロッドなので感度面でもスピニングタックルに分があると感じました。

一方で、8フィート近いレングスと、全体的に非常に柔軟に曲がる特性にて、メバルのプラッギングには非常に相性が良いロッドでした。

スローテーパーが故にプラグのキャストがし易いことと、バイトを弾かない特性も発揮されて、まさに”メバルプラッギングSP”という感じのロッドでした。

また、バス釣りでも使ってみたのですが、ロッドのベリー部が柔らかすぎるためにフッキングが決まり切らずにバラすという経験も経て、フッキングパワーがある程度しっかりフックに伝えられないといけないバス釣りには不向きと判断しました。

その後、数年を経て、第二弾の”6.4UL”を購入しました。

Fishman Beams inte 6.4UL インプレ記事

こちらは、前評判通り、ショートレングスですが張りが強い特性のロッドで、メバリングはプラグもワームもジャストフィット

そして、アジングでも軽量ジグ単の釣りが成り立つこと確認できたロッドでした。

また、ロッド全体に張りに加えて、ベリー部からしっかりパワーを持った設計になっていたので、バス釣りのベイトフィネスの釣りには非常に相性が良いと感じたロッドでした。

バス釣り専用のベイトフィネスロッドよりは全体的に柔らかく曲がるのですが、その特性があるが故に軽量リグ(と言ってもバス釣りなら4g~5gくらいになるのですが)のキャストが非常にし易く、バス専用ロッドよりはカバー範囲の広いロッドだと思いました。

しかし、レングスの差があれど、どちらのロッドもパワー表示は”UL”と言うことで、ボトムスタックとの闘いになるチニングにおいては利用できる範囲は限定的だったというのが実際に使ってみた正直な感想になります。

ボトムが砂地、泥底の釣り場なら問題なく使えるかと思いますが、岩場や牡蠣瀬などの厳しいポイントではスタックをテンポよく脱出するのは難しい感じでした。

そこに、現状の悩みがあります。

それでも魅力的な”inte”シリーズの最新モデル

さて、今年inteシリーズに追加されるのは7.7フィートモデルということで、第一弾の”7.9UL”とさほどレングスは変わらないロッドになります。

Photo:Fishman公式HP

長さはあまり変わらないけど、ロッド特性はかなり違っているというのが私の認識。

テイスト的には”6.4UL”ほど張りが強くないものの、長くなっていることで適応範囲が広いロッドになっているというイメージ。

しかし、後悔しているのは、後でこんなに気になるんだったらフィッシングショーの時にもっとしっかり触っておくんだったということです。

フィッシングショーの時には今年リリースされる情報さえも押さえていなかったので『inteシリーズにややこしい長さのロッドが追加になるな』くらいにしか思って見てませんでした。

ただ、ロッドを振った時に『結構、ベリー部から曲がり込むバランス設計になっているな』と感じたことは覚えており、そのバランス設計からチニングにはあまり向いてないかも?と思ってしまい、しっかりとチェックできていませんでした。

しかし、しかし、いろいろな追加情報を見ている今となっては、めちゃくちゃ使ってみたい、気になるロッドになっています。

個人的な意見としては”7.7UL”のロッドバランスでは、根の厳しいポイントでの使用にはあまり向いていないと思います。

ただし、引っ掛かり・障害物の少ないポイントや、後はトップウォーターのプラグでの釣りにおいては非常に使い易そうに感じます。

現在、チニングで相棒となってくれている【テイルウォーク ビーブリーマー SSD C77M+/SSL】では、昨年もトップウォーターで何匹かゲットはしているものの、キャストについてはお世辞にも扱い易いとは言えませんでした。

かなり極端な先調子であり、且つ、ティップがソリッドなのでプラグ操作時の誘い始めのタイミングだけルアーにパワーが伝わらない。

パワーを伝えようとして大きく操作すると、今度はルアーを直線的に引っ張り過ぎるという状態になってしまっていました。

バイブレーションやクランクベイトなどでとりあえず巻く釣りであればまだいいのですが、ラインスラックを利用してルアーにアクションさせるトップウォーターの釣りでは、もう少しロッドのベリー部が仕事をして欲しい感じがあります。

そう考えると、軽量プラグまでキャストできる性能を持ち、ある程度の大型魚とのやり取りでもパワー不足が無いという【Fishman Beams inte 7.7UL】の性能は魅力的だな、と感じます。

まとめ

と言うことで、Fishmanの気になるロッド【Fishman Beams inte 7.7UL】についてピックアップしてみました。

因みに、チニングでの使用を考えた場合、Fishmanロッドでは【Fishman Beams Lower 7.3L】などもあります。

Photo:Fishman公式HP

また、7フィート台ではなく、8フィート台の方が遠投が必要なシーンでは有効かな?と考えると、”inte”シリーズ以外の選択肢になります。

しかし、明確な理由無く、”inte”シリーズには縁があるというか不思議な魅力があるのです。

更に選択メーカーを広げると、トップチヌでプラグの利用シーンも含めて考えると【ダイワ シルバーウルフEX】シリーズなども選択肢として魅力的であるのも事実です。

Photo:ダイワ SiverWolf 公式HP

値段的にも、各メーカーのハイエンドモデルと比べて差が無いのも選択する上で悩むところ。

そんな【Fishman Beams inte 7.7UL】は2024年3月27日が予約受付開始とのこと。

※まだネットショップでも予約注文は募集されていませんね

それまで少し、他のロッドも見据えつつ考えてみたいと思います。

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