こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
以前にも関連時期を書いたことがあるのですが、ライトゲーム用として使っている【シマノ ソアレCI4+ C2000PGSS】に関する糸巻き量について、改めて疑問を抱いており、その事について書いてみたいと思います。
シーバスゲームならPEライン一筋でOKなのですが、ライトゲームではいろんなラインを使う要件があり、スペアスプールを複数所有してラインの使い分けをしています。
一番オールマイティなラインはフロロカーボンラインだと思っていますが、アジングなどでボトムを中心に狙いたい時は比重もそれなりに高く伸びが少ないエステルラインの0.3号を使ったりします。
また、プラグゲームで満振りの遠投をしたい時などは、極細PEラインを使います。
これは、季節的な使い分けではなく、その日その日の狙いや自然条件で使用するラインを決めたいことが多く、更には、最初はフロロカーボンを巻いたスプールをセットして釣りをしていても、途中からPEラインに変えたくなることもあり、リールにセットしているスプールも含めて3個のスプールを常に持ち歩いています。
と言うことで、必然的に買い求めることになるスペアスプールなのですが、本体リールの部品取り寄せとして純正のスプールを買うという手もありますが、私の場合はメーカー純正のカスタムパーツである【シマノ 夢屋スプール タイプⅡ】を購入して使っています。
と言うのも、メーカーのHPに以下のような見出しで商品が紹介されており、自分の利用目的と合致していたことと、見た目のマッチングもあり、違和感無く購入に至りました。
商品名も【PE0315】となっており、商品説明にも“PE0.3号が150m巻ける”と書いてあるので、当然そうなんだろうと疑いもなく購入しました。
しかし、以前の記事に書いたとおり、0.2号として売られているPEラインが150m巻けないのです。
この時は、ラピズム-Xが発売されてすぐの時であり、0.2号で7lbの引っ張り強度という破格の強さに若干の疑問を抱き“実際には0.2号の太さではないんじゃないか?”とラインの太さ表示を疑いました。
それまでの標準的な細いPEラインでは、0.4号で5lb、0.5号で6~7lbです。
それが、半分の太さで同じ引っ張り強度が出るという点に、にわかには信じられなものがありました。
ラインの一番細い部分の太さ表示(号数表示)をしているんじゃないかとの疑問を感じました。
実際、150m巻の商品をスプールに巻いてみると、100mくらいしか巻けませんでした。
フロートリグの遠投の釣りではロングロッドでフルスイングするので、PEラインの強度は最低でも5lb、欲を言えばもっとあった方が高切れなどのリスクが回避できて良い、との思いから0.2号(7lb)を使ってきましたが、最近、近距離戦でPEラインを使いたいシーンが出てきて、更に細いPEラインを使ってみることにしました。
ラインは、【ラパラ ラピズム-X 0.09号】引っ張り強度の表示で言うと、4lbです。
これまで、フロロカーボンラインの2lb~2.5lbを使ってきていたので、メバリングやアジングであれば4lbあれば大概の魚は抜けるという判断での選択でした。
因みに、最近発売になった【ラパラ ラピノバ 0.18号】も6lb以上の強度があり魅力的だったのですが、例の巻ききれない事件を経験しているだけに、とにかく細さを優先して【ラパラ ラピズム-X 0.09号】を使うことにしました。
そして、自宅で0.2号から0.09号に巻き替えたのですが・・・
下が巻き替え後の写真です。
正直、もう少しスプールエッジに対して余裕を持って巻きたかったのですが、と言うか、絶対に余裕が残ると信じて巻き替えたのですが、ミッチリみちみち巻いても、ラインが20mほど余りました(涙)
角度を変えて見てみても、糸巻き面には全く余裕というかノリシロがありません。
【PE0315】なので、0.3号が150m巻けるんですよね??
0.09号が150m巻けないって、どういうことなのか?良くわかりません。
実際にラインを触ってみると、確かに0.2号よりは明らかに細いです。
でも、150m巻のスプールで買ったラインが巻ききれずに余ってしまいました。
0.2号ラインと、今回の0.09号ラインのことを合わせて考えると、ラインの問題ではなく、スプールのスペック表示の問題ではないかと思わざるを得ない状況ですね。
以前にも、メーカー表示の糸巻量には違和感があるものが散見されることも記事として書いたことがあるのですが、実際にメーカーサイドではどのくらい確認をして商品化されているんでしょうか?
PEラインは消耗品ではありますが、決して安い商品ではないので、150mが全部巻けないとわかっているのであれば、夢屋のカスタムスプールは買いませんでした。
実際、ソアレCI4+のノーマルスプールの方が、気持ち多めのラインキャパがあると感じます。
こんなことから、スペアスプールは純正スプールのパーツ取り寄せで揃えれば良かった・・・と最近後悔しています。
値段的にも、メーカーの部品表で見ると、スプール組(ドラグワッシャー等一式)で5,000円です。
下の図の通り、スプール組として⑨のパーツとして取り寄せることができます。
夢屋の【夢屋スプール タイプⅡ】が5,500円。
しかも、実際に買ってみて、自分でドラググリースを交換してみて気付いたのですが、上の図にも出ていますが純正スプールにはボールベアリグが組み込まれているのですが、夢屋のスプールにはボールベアリングが組み込まれていません。
夢屋の製品と聞けば、ノーマルパーツよりもハイスペックなイメージが染み付いていたのですが、必ずしもそうではないのか?素材の違いがあってそれが値段に跳ね返っているのか?細かい話しはネット上では収集しきれなくてわかりません。
しかし、高品質・精度の高さにおいて信じて国内メーカーを信じて使っているので、商品表示については正しい情報を公開していただきたいものです。
今回の記事の話し、確かにメーカーにより実際のラインの太さの違いがあることは十分理解しています。
しかし、あまりにもズレが大きいのではないか?という点に疑問を抱いています。
【夢屋スプール タイプⅡPE0315】に、本当に0.3号のPEラインが150m巻けるのであれば、どこのメーカーのラインなのか?知りたいところです。