皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
快晴の週末、気温も少しずつですが上がってきている感じがしたので湾奥調査に出撃してきました。
まとまった時間があったので、いろいろなポイントの様子をチェックしてきましたが、想像していた以上に苦戦を強いられました。
なかなか思うようにいかないのは辛いところですが、自然相手の釣りなのでこんなもんですね。
では、複数ポイントの情報を交えて釣行記を書きたいと思いますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
前回の記事の訂正から
前回の記事にて、小型のチニング用ワームのことを書きました。
その中で【アクアウェーブ クリーパーバグ 2.2in】にはオフセットフックは合わせられないようなことを書いたのですが、実際に入手して試したところ、この認識は間違いであることがわかりました。
オフセットフックについては、同じ番手表示でも各社によってサイズ感がかなり違うのですが、小型ワーム用に調達した【ハヤブサ ライトニングストライク】の#6を合わせてみたところセット可能でした。
【ハヤブサ ライトニングストライク】については小型のフックなのにワイヤーがしっかりしているので、チニングでも十分使えます。
後ほどの記事で出てきますが、実際に釣果も上がっていることと、フックの強度的にも全く問題はありませんでした。
と言うことで、冒頭になりますが【アクアウェーブ クリーパーバグ 2.2in】はオフセットフック【ハヤブサ ライトニングストライク #6】で使えるということをお伝えしておきたいと思います。
湾奥シャローは水質日替わり
まず最初は湾奥シャローのウェーディングから開始することにしました。
前回の釣行では湾奥シャローにはそれなりに赤濁りが入ってきていることをお伝えしていたのですが、ポイントに入ってみると、目を疑うくらいに水質がクリアアップしていました。
当然、真冬とはレベルが違うながら、かなり離れた場所の底質まで確認できるくらい水質が良くなってしまっていました。
『これでは警戒心の強いシャローは厳しいかも』と思いつつ釣りを開始しました。
シャローを丁寧に1時間近く時間をかけてチェックしましたが、ノーバイト。
さすがにこれ以上粘るのは辛いので、ブレイク隣接ポイントに移動しました。
こちらも今年は釣れてはいるものの、去年のような爆発力が感じられないままで来ています。
水深的にはバッチリなはずなのですが、手前のブレイクではバイトが得られず、沖のハードボトムに狙いを切り替えて探っていると
コーンッ!
とロッドティップを叩くような明確なバイトが出ました。
本アタリに向けて身構えるも、一瞬だけで後が続かず・・・
最近、本当にこのパターンが多いのですが、やはりクリアな水質の場合、クロダイがルアーを見切っているのかな?と感じます。
こちらも1時間くらいで諦めて、最後に念のためシャローエリアをチェックしましたが、結局バイトは得られず。
しかし、太ももくらいまで浸かっているところで、目の前を悠々と泳ぐクロダイを目撃。
シャローに魚は居るようですが、やはり水質の問題でルアーを食ってくれないということなんでしょうかね?
ここで湾奥シャローは諦めて、一気に移動して淀川を攻めてみることにしました。
まさかの淀川も超クリアで、クロダイ丸見え
移動してポイントに入ったのは夕方前くらい。
このまま夕まずめまで淀川で粘るつもりで準備してポイントに入りました。
河川敷の土手からポイントを眺めると、釣り人は見える範囲で2名だけ。
自分の好きな場所で釣りができそうだと喜びつつ、水辺に立ったのですが、ここでも驚愕。
真冬並みに水質がクリアになっていました。
湾奥シャロー以上に水質が綺麗です。
足元はおろか、かなり沖の方までボトムまで丸見えで、偏光サングラスをかけていると石積み周辺のブレイクに魚がいるかいないかが丸見え。
しかも、よく見ると、かなりいいサイズの真っ黒なマチヌがウロウロしていたり、少し沖の岩の周辺でキビレがヒラを打った際の反射などが散見されます。
試しに、手前のブレイク周辺をウロついている魚を狙ってみるも、当然のように無視か即ダッシュ逃亡のどちらか。
魚からこちらも見えているので、サイトの釣りは厳しい感じです。
それでは、と遠投して沖のハードボトムを順番にチェックしていきます。
石積み堤防を順番に移動しながら探っていると、数本目で明確なバイトをキャッチしました。
ゆっくり流れる下げの流れにドリフトで転がしていたところでバイトが出たので、同じようにして再度狙ってみますが、おかわりバイト無し・・・
更に移動して釣っていると、一番手前の第一ブレイク沿いに探っている時に
ゴンッ!ゴゴンッ!
と待望のバイトが出ました。
この明確バイトは本気食いにつながると確信して準備すると、ティップが舞い込んだのでフッキングをしたのですが、少しだけ早かったか?
痛恨のすっぽ抜け~
時間をかけて探ってようやく得たバイトだったのに、タイミングを合わせ損ねてしまいました。
下手ですね(^^;;
すぐに同じラインを通してみましたが、完全にアワセた後なので、魚が逃げてしまったのかおかわりバイトは得られませんでした。
痛恨のすっぽ抜けと、クリア過ぎる水質にテンションダウンで、夕まずめまで淀川で粘る気力が持てず、地元で夕まずめの勝負をすることにして、移動しました。
最後の最後のダメ元で、”クリーパーバグ”でゲット
ほぼ諦めながら夕日を眺めつつ”魅惑のリップラップ”にてこの日の締めくくりをすることにしました。
まだ手元は十分見える明るさですが、水中は暗くて見えません。
が、周囲のポイントのことを考えると恐らくかなり水質は良いはずです。
ワームを何にしようか悩みましたが、冒頭で書いた通り、【アクアウェーブ クリーパーバグ】にオフセットフックがマッチすることがわかったので、使ってみることにしました。
ローライトコンディションなので、ワームは”グリパンコーン”にて少し目立つカラーを使ってみることにしました。
いわゆる”グリパンチャート”系のカラーですが、反面が完全に黄色なのでかなり目立つトーンのカラーになっています。
夜に近づき魚がリップラップに寄ってきている可能性を意識して、ピッチングでテンポよくリップラップを撃っていきます。
しばらくバイトが無かったので諦めかけていた時に
ビビッ!
待望のバイトをキャッチしました。
一瞬持っていってくれるくらい活きのよいバイトですが、完全にロッドティップを持っていくほど食い込んでくれません。
しかし、同じ場所を通すと何度もバイトが出ます。
ノリきらないバイトにじれったさを感じつつ、小さい魚でもいいので釣れてくれればと粘っていると~
ココンッ!
ゴンッ!
バイトしている魚は小型だと思っていたのですが、想定外の強烈な引きに少々ビックリ!
普通サイズだったのにバイトがショートバイトだっただけなのか?小型のクロダイの横から普通のクロダイが横取りしたのか?
薄暗がりの中でネットを準備して、貴重な魚なだけに慎重にネットイン。
結局、サイズは40cm前後くらいとまぁまぁサイズのキビレでした。
ヒットルアーは【アクアウェーブ クリーピーバグ 2.2in】の”グリパンコーン”
チニングで使用している中では最小サイズの【ハヤブサ ライトニングストライク】の#6はガッチリとカンヌキに掛かっており、外すのに手間取るくらいでした。
この魚をリリースし、撤収がてらフックをチェックしてみましたが、フックの曲がりや歪みなどは一切発生していませんでした。
フックのワイヤーもしっかりしているし、結局フトコロまで刺さってくれればワイヤーの強度不足で伸ばされることはほぼ無いということですね。
チニング Day-26 苦戦釣行記 まとめ
と言うことで、移動時間も含めるとトータルで6時間以上になる釣行となりましたが、前半戦はクリアウォーターに大苦戦を強いられました。
綺麗な水のところで釣りをしていると気持ちはいいのですが、いかんせん目の良いクロダイを相手にする場合、クリアウォーターは難しいですね。
水質はやはり少し濁りがあった方が釣りやすいですね(^^;
そして、初投入の【アクアウェーブ クリーパーバグ 2.2in】+【ハヤブサ ライトニングストライク #6】でしたが、結果を残してくれました。
ただ、このコンパクトなリグを使っていて思い出したのが、小さなワームや軽いシンカーのリグを使うとバイトが小さくなるという説。
タケ師匠の説なのですが、まさにこの日のバイトはそれを感じました。
2.5インチ~3インチくらいのワームで釣りをしていると『ガツンッ!』と明確なバイトが出るのですが、小さいワームを使うと一口で食ってくれるのかと思いきや、バイトが小さい。
これは冬チニングをしている時に【メガバス ボトルシュリンプ 2.4in】を使っている時にも感じたのですが、結構突っついてくる感じのバイトが多いように思います。
ワームのサイズによるバイトの違いについては、もっとバイトが多い時に検証してみたいと思います。
【参考:使用タックル】
■ロッド:テイルウォーク ビーブリーマー SSD C77M+/SSL
■リール:ダイワ シルバーウルフ SV TW PE-Special
■メインライン:シマノ ハードブル8+ 0.6号
■リーダー:東レ ショックリーダースムーズロック プラス
■フック:ハヤブサ ライトニングストライク #6
ダイワ シルバーウルフ SS スクリューキーパー
■ワーム:アクアウェーブ クリーパーバグ 2.2インチ
ケイテック クレイジーフラッパー 2.4インチ