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【NEW Arrival】ついに”SSマグフォース”がアルファスに!

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

さてさて、少し寒い時期に突入してきました。

冬と言えば、基本的には釣りのシーズンオフであり(ライトゲームなどは特殊ですね)、年が明けると各メーカー新製品をフィッシングショーなどで公開という感じでした。

しかし、ここ数年では年内に翌年モデルがリリースされる傾向になってきています。

そして、2025年モデルとして2024年12月にリリースされる予定のリールが注目度高なのでピックアップしてみたいと思います。

さて、そのリールとは?

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

新登場 25アルファス BF TW は”SSマグフォース”搭載

さて、注目のリールとは【ダイワ 25アルファス BF TW】になります。

リール上面のサムレストは歴代のアルファス同様に鋭角にエッジの効いたデザインを踏襲していますね。

出典:DAIWA

アルファスについては、ダイワが提供するライト級のリールとして歴史もあり、そのポジションも確立されています。

ベイトフィネス専用機としては、2020年に【ダイワ 20アルファス AIR TW】が登場しており、同年にリリースされた【ダイワ 20スティーズ AIR TW】がカバーしていないソルトシーンで使えるリールとしてライトゲーマーに高い人気を得ています。

そして先代の”アルファス”については、2021年に”ジリオン”などと一緒にモデルチェンジし、TWシステムを搭載して登場したことを記憶していますが、それから既に3年が経過しているとは驚きです。

2021年発表のリールはどれもシルバー基調のカラーでしたね。

”21ジリオン SV TW”は”SV Boost”スプールを搭載しており、”21アルファス SV TW”は”SV Boost”スプールではないところが大きな差でした。

この”SV Boost”搭載の新機種も今年リリースされることになっており、この話しは改めて別の記事にて紹介したいと思います。

今回の【ダイワ 25アルファス BF TW】は”BF”と記載があるようにベイトフィネス機です。

先代のベイトフィネス機のアルファスは”AIR”ブレーキ搭載でしたが、今回はなんと”SSマグフォース”が搭載されています。

出典:DAIWA

”SSマグフォース”と言えば、ダイワのベイトフィネス機の最高峰である【ダイワ 23SS AIR TW】に搭載されている機能になります。

それがとうとう、アルファスにも搭載されることになったのです。

これは非常に大きなニュース材料です。

”SSマグフォース”はマグネットブレーキの心臓部にあたるインダクトローターの造りが従来の製品から大きく変更されており、リールの横幅をコンパクトにすることができるようになっています。

ベイトフィネス機に求められるコンパクトさを実装できると言うことで、アルファスが大きく生まれ変わるきっかけになっています。

更に細かく見ていくと、スプール径も注目ポイントです。

ベイトフィネス機はスプールの小径化が進進み、”20アルファス AIR TW”も”23 SS AIR TW”も28mm径のスプールを搭載しています。

この部分については、【ダイワ 25アルファス BF TW】は30mm径スプールになっています。

出典:DAIWA

スプールの小径化は、スプールの回転の慣性を抑えるための改変ポイントですが、あまり小径化するとラインの巻きくせがキツくなるなど、実釣上でのデメリットもありました。

【ダイワ 25アルファス BF TW】は他社のベイトフィネス機でメインとなる30mm径のスプールになっていることで、実釣性能が改善され、”SSマグフォース”の機能とセットになって更に使いやすくなっていることが想定できます。

ちなみに、”SSマグフォース”を採用することで、スプール径は2mmも大きくなっているのに、スプール重量は”20 アルファス AIR TW”よりも軽量化を実現しています。

その差、なんと27%という大幅な軽量化が実現しています。

と言うことで、まずは今回の【ダイワ 25アルファス BF TW】の一番大きな変更点となるブレーキシステム&スプールについて紹介しました。

そして、今回の機種にはブレーキシステム&スプー以外にも素敵な機能が新たに搭載されていますので、そちらも紹介しておきたいと思います。

”HYPERDRIVE DESIGN”に加えて、待望のドラグクリック搭載

今回の【ダイワ 25アルファス BF TW】には、私が常日頃発信している”ドラグ引き出しクリック”が搭載されました。

”20アルファス AIR TW”も”21アルファス SV TW”にも搭載されてこなかった機能ですが、やはり要望する声が多かったようで、今回から搭載となりました。

出典:DAIWA

”スティーズ”はどうしてもバス釣り用リールなので、ソルトシーンでの使用にはなかなか踏み込めないだけに、ソルトシーンでフィネスな釣りをされる方はほとんどが”アルファス”を選択されている状況です。

ソルトライトゲームの巨匠のLEONさんも”20アルファス AIR TW”を一時メインで使われていました。

ソルトでライトラインを利用した釣りをすると、不意の大物のヒットなども珍しくないだけにベイトリールと言えどもドラグを駆使するシーンが増えます。

となると”ドラグ引き出しクリック”があればファイト時に耳でもラインの出され具合が確認できて、この機能の搭載を求めるアングラーは多く、アルファスなどでは”魔改造”ではないですが、”ドラグ引き出しクリック”キットなどが売られていました。

今回はノーマルで”ドラグ引き出しクリック”が搭載されているので、別途パーツを調達し、リールをバラして組み込む手間も必要ないので非常にポイントの高い改変点になっていると思います。

これ以外でも、最近のダイワリールの大きな強みである”HYPER DRIVE DESIGN”が採用されているので、”20 アルファス AIR TW”よりも強度&精度の面でも大きく向上しているのは間違いありません。

と、褒めるところしか見当たらないこのリールですが、ダイワさんのHPの製品ページで1点だけ不可解?な項目が。

それが、ゼロアジャスターのメカニカルブレーキを外すことで、ピニオンボールベアリングへの注油やメンテができると書かれている点です。

出典:DAIWA

ダイワのゼロアジャスターもメカニカルブレーキノブは簡単に外部から回しにくくなっており、リールに付属しているツールを使わないと外せないのですが、これを”オイルインジェクションキャップ”と言っています。

これって、既存のゼロアジャスター機構のリールも同じじゃない?って思ってしまいました。

メカニカルブレーキノブを外す人はそもそも少ないかと思いますが、他のリールでもメカニカルブレーキノブを外せばピニオンボールベアリングが見えるようになっていますし、当然外したり交換したりすることもできます。

敢えてこれを新しい機能のように紹介するのはどうなの?とちょっと思ってしまいました。

ダイワ 25アルファス BF TW まとめ

と言うことで、ざくっとですが新製品【ダイワ 25アルファス BF TW】のデザイン・搭載機能について紹介してみました。

個人的には【ダイワ 23 SS AIR TW】に高い関心を持っていたのですが、いかんせんお値段が高く、お試しだけの為に購入することもできず悶々としていました。

そして、中古市場ではかなり値がこなれてきた【ダイワ 20アルファス AIR TW】については”ドラグ引き出しクリック”が付いていない点がネックでした。

そういう意味では、今回のアルファスはいつかの課題を全てクリアしていると言っても過言ではないくらいに思えます。

ただ、やはり良いことばかりではありません。

【ダイワ 25アルファス BF TW】のお値段。

なんと!51,900円という、ハイエンドと言ってもいいくらいの高値になってしまいました。

物価高の昨今ではありますが、ここはダイワさん、頑張って欲しかったところですが、仕方ないですね。

しばらくは指を咥えて、中古が出回り始めるのを待つしか無さそうです~

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