タックル関連情報

【NEW ARRIVAL】シマノ NEW Scorpion MD 300

皆さん、こんにちは!こんばんわ!

いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はシマノからリリースされる新しいリールの情報についての記事になります。

シマノのMD(モンスタードライブ)シリーズは、”アンタレスDC”で人気を博しましたが、それがスタンダードモデルの”スコーピオン”シリーズに導入されたのが今年2024年になります。

その”スコーピオンMD”シリーズにNEWサイズが2025年モデルとして投入されるとのことです。

””スコーピオンMD”は2021年に初代が登場しており、私も購入して使っていました。

【タックルインプレ】シマノ 21スコーピオンMD インプレ

先代の”スコーピオンMD300”から4年を経てのリニューアルということになります。

先代”スコーピオンMD300”と、2024年リリースの”スコーピオンMD200”との比較を含めて記事にしてみたいと思います。

では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

先代”スコーピオンMD300”との違いについて

まず最初は、先代の”300番台”の”スコーピオンMD300”との比較を見ていきたいと思います。

先代の”スコーピオンMD300”の最大の特長は、ブレーキシステムにおいて、旧型の遠心ブレーキである”SVS”が、通常6個セットされているものが、8個セットされているという点だったかと思います。

重量級のルアーの使用も視野にいれた”MD”シリーズだけに、ブレーキ力の強化がポイントであり、その為に”SVS”を増やしたというところになります。

このブレーキについては、2025年モデルの”MD300”においてバージョンアップが見られます。

旧型の”SVS”ブレーキについて、2025年モデルは”SVSインフィニティ∞”をインストール

しかも、通常モデルが4ブロックのブレーキシュー搭載が多い中で、なんと、8個のブレーキシューが設置されています。

出典:SHIMANO

旧型の”SVS”ブレーキは、サイドプレートを外さないとブレーキの設定変更ができませんでしたが、”SVSインフィニティ∞”になったことで、サイドプレートを開けなくてもブレーキ力の調整ができるようになった点は、非常に大きな改善点かと思います。

また、見た目の変更点も大きなポイントですが、”21スコーピオンMD300”はサムレストが尖ったデザインとなっていましたが、”25スコーピオンMD300”はラットで角ばった形に変更されています。

且つ、カラーについてもシルバー調だった先代に対して、ガンメタ系の少し濃いカラー調に変更となっています。

出典:SHIMANO

また、大きな特徴として、シマノの300番台のリールとしては初の”コアソリッドボディ”が採用されています。

バンタムやメタニウムなどで導入されている”コアソリッドボディ”はリールの剛性強化に非常に大きな効果を発揮する機能ですが、それが今回の”25スコーピオンMD300”には採用されています。

パワーゲームに投入されることが想定される”MD”なだけに、この効果・影響は非常に大きなポイントだと思います。

出典:SHIMANO

サイドプレートのデザインは、当然ですが外部ブレーキが無かった先代とは大きく変わり、赤色の挿し色が目立つかっこいい外部ブレーキが装備されています。

出典:SHIMANO

内部構造については、”マイクロモジュールギア”と”S-SHIP”が搭載されているので、巻き心地などの操作感についての配慮もされています。

メカニカルブレーキについては、スコーピオンのイメージカラーである赤色の目立つブレーキノブとなっている点も特徴と言えるかと思います。

出典:SHIMANO

スプールについては、後述する”MD200”と違い、ラインキャパシティの問題から、マグナムライトスプールではない深溝スプールが搭載されています。

ナイロンラインの20lbが160m巻けるというラインキャパシティは、”先代MD300”と同じとなっています。

最後に、気になるリール重量ですが、さすがに300番台の堅牢なリールということで、ここは325gということになっています。

”先代MD300”は320gだったので、軽量化はされず、ほぼ現状維持というところ。

軽量化よりも”強さ・丈夫さ”を優先させるべきモデルとしては、正しい選択肢かと思います。

では、次に、200番台のモデルとの違いについてもチェックしてみたいと思います。

”24スコーピオンMD200”との最大の違いはスプール

さて、今年、2024年に市場投入された”24スコーピオンMD200”については、こちらのブログでも発売時に記事にさせてもらっています。

◆シマノ 24スコーピオンMD 200 登場

”24スコーピオンMD200”については、ワールドクラスで使えるリールと言いつつ、キャスティング性能の改善を意識したモデルと言うことで、先に書いた”21スコーピオンMD300”では搭載しなかった”SVSインフィニティ∞”が搭載されたのが大きな特徴でした。

その他のモデルでも導入されている、ブレーキシュー4個搭載の仕様となっている点は”スコーピオンMD300”よりもマイルドな装備になっているところです。

出典:SHIMANO

アマゾンなどでのモンスターフィッシュとのバトルも想定して、ドラグ力は最大8㎏と強く設定されています。

が、スプールについては20lbで100mというラインキャパシティをキープしつつも”MGLスプールⅢ”が搭載されています。

この点は、”25スコーピオンMD300”との大きな違いになるかと思い貸す。

リール重量については、215gということで、かなり軽くなっていますので、”MD”シリーズのリールと言えど、どちらかと言うとノーマルモデルに近い重量感になっている点も”25スコーピオンMD300”との違いになっています。

リニューアル 25スコーピオンMD 300 まとめ

と言うことで、簡単にではありますが”25スコーピオンMD 300”について旧モデル、そして200番台のモデルとの比較を書かせてもらいました。

昨今流行りのビッグベイトでのシーバスゲームなどにおいては、旧モデルよりも更に使い勝手の良くなった”25スコーピオンMD 300”はベストな存在なのではないかと思います。

ちなみに、私自身については、購入してみたものの、旧モデルの”21スコーピオンMD300”については使いこなせずに手放すこととなりました。

私としてはビッグベイトでのブラックバス&シーバスのゲームをする機会があまり無く、重量級のルアーを遠投するような釣りをするスタイルでもなかったので、正直、活躍してもらえるシーンが無かったというのが正直なところです。

且つ、キャスト練習などで感じたことは、”旧型SVS”のブレーキ調整が結構面倒で、使用するルアーを変える度に調整するのは結構ストレスだったのが正直なところでした。

しかし、”25スコーピオンMD300”は外部ブレーキダイヤル搭載の”SVSインフィニティ∞”となっているので、内部のブレーキシューの設定をいくつかしておきつつ、外部ダイヤルにて6段階で更にブレーキ力の調整ができるので、使い勝手は大きく改善しているところかと思います。

200番台でいいのか?300番台が必要なのか?は要判断ポイントではありますが、明らかにリールのサイズの違いだけでフラットにリール選択ができるようになったところは非常に大きな変更点かと思います。

最後に、密かに肝心且つ皆さんの注目ポイントの価格ですが、ここだけは非常に残念!

200番台が旧300番台に追従して30,000円弱の価格ラインできていたところですが、”25スコーピオンMD300”については38,500円(税別)ということで、実質税込み4万円台のリールとなってしまいました。

世の中、何かと値上げが当たり前の時代になってきてはいますが、なんでもかんでも値上げ設定するのではなく、ちょっと頑張ってみてもらってもいいんじゃない?と個人的には思う今日この頃でした。

個人的には、この1万円差は、商品の売れ行きに結構影響すると思います。。。

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