皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
大雨が降った11月最初の連休も終わり、いよいよ年末も迫ってきた感じですね。
さすがに気温も下がってきて、昼間は屋外で居ても快適な状況になりました。
雨の影響などもあり、海水温も下がってきているところで、クロダイ・キビレの動向も気になるところではありますが、今回はハゼの調査に行ってきました。
雨がかなり降った関係で、実際に釣り場に出てみると状況変化が大きくて少々焦りましたが、結果的にはイージーフィッシングを楽しむことができました。
ベイトフィネス+NEWハゼ仕掛け
さて、今回の釣行にあたり使用タックルについては少し迷いました。
チニングロッドで臨むとあまりにオーバーパワーで楽しみに欠ける。
しかも、ロッドが重いので、止めて待つ釣りには少ししんどいことも経験済。
ということで、今回は少々古いタックルを引っ張り出してきて使ってみることにしました。
ロッドは、バス釣りのトーナメント参戦時に非常に活躍してくれた【エバーグリーン テムジン クオッドツイスター 66L 改】
”改”と言うのは、ノーマルのクオッドツイスターを、当時流行っていた神谷さんプロデュースの”デジーノ”にてソリッドティップチューンをしているからです。
ロッド1本新たに買えるくらいの投資をして改造したのですが、あまり使っていない理由があります。
それは、10年以上前に、子供が小さかった頃に釣り具部屋を襲撃され、ガイドが1つ折れて無くなっているからなのです。
修理して使おうと思いつつ、修理の依頼先を見つけられずに10年以上の歳月が経ってしまいました。
軽量リグの操作性には優れていることと、ハゼ相手であれば中間ガイドに負荷がかかるようなやり取りも無いはず、ということで今回投入してみました。
そして、リールは中華系リールにして驚くべき高性能をほこる【釣りのや TSURINOYA ダークウルフ 50L】をセット。
このリールであれば、3g~5g程度の軽量リグでも十分飛ばすことができるので、今回使ってみることにしました。
ハゼ釣りにまさかの”最強ベイトフィネスタックル”の投入となりましたが、実釣した感想としては非常に扱いやすく快適な釣りができました。
そして、仕掛けについては、前回まではノーマルな2本鈎の軽量天秤仕掛けでしたが、今回はオリジナルの仕掛けにしてみました。
オリジナルというほど大げさな仕掛けでもありませんが、自動ハリス止めを利用したショートハリスの1本鈎仕掛け。
鈎については、赤鈎に発光パーツが付いた”がまかつ”のハリス付きのものを利用。
ハリスは45cm付いていますが、これを15cm~20cmくらいのところでカットして自動ハリス止めにセットして使います。
ハリス止めを挟みこんでいるクッションも夜光クッションですが、デイゲームではそれほど大きな意味は無いかと。
しかし、フックのところに付いている発光パーツはエサを付ける時にも鈎を掴みやすく、かなりオススメな感じでした。
先端はスナップを結んでいるので、シンカーの重量交換もスムーズに行えます。
シンプルな仕掛けですが、安いパーツで構成されていることと、ハリスが短めなのでバイト感度が良く、今回もしっかり釣果につなげることができたと感じています。
雨の濁りの中からハゼ居場所を発見
では、実釣内容に話しを進めます。
大雨が降ったのは2日前なので、そろそろ河川も落ち着いてきているだろうと思っていたのですが、ポイントに着いてビックリ!
大雨が降った後にはよくある措置なのは知っていたのですが、まさかの潮止め堰堤が全開放されていました。
知っている方が見ればわかるのですが、従来なら画像の右側に映っているコンクリートブロックのところに設置されている海側と河川の仕切りが撤去されています。
これでは、潮止め堰堤の上流側に来た意味がありません(汗)
ここに河川上流側のハゼが溜まっていることを前提にしていたのに・・・
川の流れに乗って下流側にハゼが抜けていると想定して、下流側に移動して釣りをしようか迷ったのですが、一旦はこのポイントで竿を出してみることに。
水質は雨の影響がしっかり残っていて、結構濁っている上に、堰堤の仕切りが無くなったことでかなり強い流れが出ています。
水温も下がっていることも加味すると、結構厳しいのでは?という思いが脳裏をよぎります。
開始してしばらくはちょい投げしながら移動するも、ノーバイト。
ニゴイなどの川魚のバイトもありません。
しかし、流れを避けて岸際にハゼが退避しているかも?と思い、ピッチングベースで足元をチェックしてみると、いきなり~
コンコンコン!
何かのバイトが伝わってきました。
すぐにはフックアップせず。
エサが取られているので、エサを元気な青イソメに付け替え、再度バイトのあったゾーンに仕掛けを通してみると~
コンコンコン!
ビビンッ!
明確に手応えがロッドに伝わってきたので、ここで仕掛けを回収。
すると、想定していなかった小型のマハゼ(ピンハゼ)が上がってきました。
バイトは頻繁にあるので、引き続き狙っていきます。
なかなかノラないバイトを辛抱しつつ攻めていると~
ビビンッ!
2匹目をゲット!
その後、同じ場所で同じようなサイズを5匹ほどゲット。
この日は、この前まで沢山釣れていた川魚(ニゴイ、モロコ)が全く釣れず、ヒットするのはハゼばかり。
潮止め堰堤が解放されたことで、海水を嫌って川魚は上流側に逃げてしまった可能性があると感じました。
とりあえず、本命が釣れてくれたということで、ここから少し場所を移動しつつ広範囲にチェックしてみることにしました。
場所を変えてもサイズは変わらず
まずは阪神武庫川駅の橋脚周辺に移動してみることに。
ここは以前にもチェックしたことはあるのですが、その時は川魚ばかりでハゼの反応は得られませんでした。
ここは下流側に比べるとボトムの障害物が非常にハッキリしていて、ボトムをズル引いていると結構スタックが発生します。
ここのポイントはいつも多くの釣り人が陣取って釣りをされていますが、ちょい投げでは結構根掛かりで仕掛けをロストする人が多いのでは?と感じました。
堰堤の関が無いことでかなり川の流れがキツくなっているので、流心狙いは捨てて足元の流れが少し弱そうな場所をピンポイントで狙っていくことに。
エサも新鮮で元気な青イソメに付け替えて探ってみると、すぐにバイトが出ました。
やはり、ここも足元がポイントのようです。
足元狙いで攻めていくと~
コンコンコン!
ビビンッ!
ようやくフックアップに成功!
バイトが多いのに、本当にフックアップまで持ち込むのに一苦労します。
上がってきたのは、ここでもピンハゼ。
しかし、これまでの釣りと比べてみると、ハゼは明らかに同サイズの川魚よりも引きが強いことがわかりました。
とりあえず釣れたところまでは良かったのですが、ここのポイント、足元は敷石が入っているようで、めちゃくちゃ根掛かりが発生します。
何とか粘って1匹追加しましたが、根掛かりでハリスが連続で切れてしまい、あまりに釣りの効率も悪いので改めて場所移動することにしました。
その後は何ヵ所かチェックするも、特に反応が良い場所は見つけられず、”つ抜け”を前にして時間切れとなり、撤収することにしました。
ちなみに、この日はお持ち帰りの予定は無かったので、全員、元気に川に戻ってもらいました!
雨後の武庫川ハゼ釣り まとめ
と言うことで、ハゼの釣果だけで考えると、武庫川ハゼ釣りチャレンジ?では一番まとまって数釣りができた結果となりました。
潮止め堰堤が無くなっていたことで、一時はどうなるか?と思いましたが、河川の流れも出てハゼがある程度かたまった結果、そこに行きつけば釣れるという感じでしたね。
最初に釣り場に入った時は誰も釣り人はいなかったのですが、お昼前くらいになると続々と釣り人が集結し、帰る頃には結構な人数が並んで釣りをされていました。
ただ、ほんとの方がリール付きのタックルで川の流心向けにちょい投げをしていて、なかなか釣れていない感じでした。
居場所を見つけたもの勝ちって感じでしたね。
今回だけの結果を見ると、のべ竿での釣りでも十分釣果は得られる感じでした。
仕掛けは、今回のシングルフック仕様はなかなか優秀で使いやすかったと思います。
そして、のべ竿でのハゼ釣りをリサーチしていると、前から気になっていた”ハゼの穴釣り”の情報に目が留まりました。
どんな場所で、どんな感じで穴釣りをするのか?動画ベースで見てみると、淀川などでもテトラ帯などでやっている動画が沢山上がっていました。
多くの方が”タナゴ竿”で接近戦を楽しんでおられるところを見て、これはやってみる価値アリだな!とビビッ!と来ました。
改めて、ジャッカルのRGMを中心に、竿探しをしてみることに~
場所にもよるようですが、12月くらいまでは成立するようなので、この秋のシーズンに試してみたい!!