こんにちは!
昨日はライトゲームとシーバスのサヨリパターンリベンジ、どちらに行くか悩んだのですが、これから本格化するライトゲームよりも、期間限定のサヨリパターンの方のリベンジをしっかりやっておかないと、やり残してしまいそうなので、敢えて修行のシーバスゲームを選択して出撃してきました。
北風も強く、気温も一気に下がってしまい、環境的には厳しい感じでしたが、今までやってきたことが間違えていないという確認ができた楽しい釣行となりました。
まぁ、この時期、寝不足になるのは仕方ないと割り切りつつ、少ないチャンスをやり切るべく、深夜に至るまでのロング釣行でしたが、寝不足を吹き飛ばしてくれる結果が癒してくれました。
ではでは、サヨリパターン攻略のシーバス釣行記、いってみたいと思います!
初場所は地形の把握から
今回の釣行先は、地元ポイントではあるのですがサヨリパターンとしては狙ったことのないポイントです。
おおまかな地形は知っているのですが、実際に釣りをしてみるとイメージと違う点が多かったり、狙いどころの絞込みに苦労したりするのですが、今までの経験と、実際に目で見える状況から情報を整理して、最初の狙い目と思われるポイントにエントリーしました。
サヨリはしっかり溜まっており、シーバスのボイルもポツポツと出てくれているのですが、出る回数やタイミングがまだまだ少なくて、なかなかこれぞ!というチャンスがきません。
しかし、サヨリパターンはそんなもの。
適当に投げて簡単に釣れる釣りではないので、焦らずに情報を収集し、狙いどころを絞っていきます。
しばらくすると、概ねの捕食ポイントが絞り込まれてきました。
サイズの良いシーバスが出ている場所と、そうでもなさそうなシーバスが捕食している場所は明確に分かれていることがわかってきたのですが、サイズの良いシーバスが出ているポイントのボイルは必然的に少なく、且つ、微妙に距離的に遠くて厳しい感じ。
そこで、そうでもなさそうなシーバスが定期的に入ってくるポイントをメインにして、まずは1匹釣ることに集中します。
釣りを開始して、1時間ほどがあっという間に過ぎてしまいましたが、なかなか上手く食わせることができません。
しかし、口を使うならこのコースと信じて投げていたところ~
ゴンッ!!
とルアーを食ってくれました。
しかし、フッキング時の負荷感からサイズはほどほどな感じ・・・
【ヤマガブランクス バリスティックベイト 93M NANO】ではオーバーパワーです。
有無を言わせずに一気に寄せてランディング!
ファーストフィッシュは、パラガスを素直に食ってくれた60cmほどのシーバスでした。
幸先が良いかと思いきや、しばし苦戦~からの爆発
この1匹が出てくれたので、続けていけるか?と思ったのですが、潮位の低下と共に、シーバスの活性がどんどん無くなっていってしまいました。
浅瀬のエリアもサヨリが平和に泳ぎ回っている状況だし、グッドサイズのお食事ポイントも閉店の装いです。
群れで回遊していて、待っていれば入ってくるかも?と様子を見つつ釣りをしていたのですが、一向に盛り上がる雰囲気がないので意を決して移動することに。
移動先は、行った時にはさっぱり。
ベイトも居ない?と言う感じでしたが、竿を振らずに様子をみていると、チョロチョロとベイトの存在が感じられる波紋が確認できました。
ほぉ~~、ベイトはいるんだなぁ~と思って見ていると、いきなり現場が殺気立ちました。
これは、シーバスが入ってきたかと思った次の瞬間、沖側から爆撃開始。
スーパーボイルが沖から攻めてきて、目の前で左右に散っていきました。
本当に、いきなり入ってきました。
やはり、ベイトがいるところはシーバスもよくわかっているんですね。
そこから、周囲で頻繁にボイルが発生するようになり、自分のやる気スイッチもオン!です。
サヨリが多すぎて釣りがしにくいのですが、捕食ポイントや追われるコースを把握しつつ、タイミングを見てルアーを入れていくと、水面でボシュ!!と出たのですが、ニアミス。
明らかにルアーに出た感じでしたが喰い損ねてしまったようです。
しかし、ルアーに反応してくれるというのは非常にありがたい情報です。
根気よくルアーをキャストし続けること数十分??
リーリングしているルアーに
ゴンッ!!
と来ました!!
やったぁ、喰ってくれたと喜ぶのも束の間・・・
引きがあまりにも弱い (涙)
明らかに周囲で出ているシーバスとは違うサイズが釣れてしまいました。
50cm無いんじゃないの?くらいのかわいいシーバスでした。
しかし、このポイントに入る時にチェンジしたBanz125に反応が出てくれたので、新たな可能性に期待しつつ、Banz125にて釣りを続行します。
因みに、このBanz125、ロデオクラフトから出されていたルアーで、磐州干拓などのシャローゲームを意識して作られているルアーなのですが、スイミング姿勢が良いことと、フックが#4で大きくてしっかりしています。
サイズもコンディションも良いサヨリパターンで、フックのことを心配せずに使えるスペックです。
しかし、現在では販売停止?普通にお店で売ってませんね。
SFR-90(90mmサイズ)は売っていますが。
行きつけのショップさんで買ったのですが、機会を見て買い足しておきたいルアーです。
そして、狙いの獲物を連続ゲット
まだまだボイルは続くので、一旦リーダーを組み直して再度出撃します。
そう簡単には喰ってくれませんが、それでもチャンスはくると信じてキャストを繰り返します。
何度かバイトらしき反応はあるものの、しっかり捕食してくれるまでには至らずで、反射的に合わせてしまうと、シーバスではなくサヨリがフッキングしてしまう始末・・・
手をサヨリ臭に染めながら攻め続けていると、いい角度でキャストできるところでボイルが発生。
いいタイミングでキャストも出来て、いいタイミングでルアーを通せたな~と思っていると~~
ゴッチ~~ン!!
一気にロッドを持っていく激しいバイトは、サヨリシーズン特有のバイトです。
魚も元気でコンディションも食い気も抜群なので、食った直後から一気に持っていく感じ。
バチシーズンやアフターシーズンのバイトとは全く違う、異次元のバイトです。
フッキングしてロッドでタメて引きをしのぎますが、今度はなかなかの手応え。
しかし、こちらは2号のPEラインに35lbのリーダーです。
決して主導権を渡すことなく、一気に引き寄せます。
激しくエラ洗いして抵抗。これぞシーバスフィッシングと言う感じです。
とにかくパワーファイトでねじ伏せて一気にランディング。
たらふくサヨリを捕食しているので、お腹はブラックバスのようにパンパン。
約1ヶ月ぶりのナナマルでしたが、先月に釣ったシーバスよりも明らかに引いいて楽しませてくれました。
この魚を釣ったところで、自分の中でも満足中枢で満たされた感を感じ取ったので、戻りながら気になるところだけチェックすることに。
ベイトは何箇所か固まっている場所を発見しましたが、狙う気になるほどまでには至らずという感じ。
しかし、最初にエントリーしたエリアに戻ってきたところで、一際力強い捕食音が耳に入りました。
ふと時計を見ると夜中の2時半・・・
ここで再開すると、またしばらくは釣りをしてしまうんだろうな~
明日も仕事だしな~と思いつつ、気がつけばルアーをキャストしていました (^^;;
周期は長めですが、出る時にはなかなかの迫力ある爆撃シーンになっているので、キャストを控えて一撃必殺を狙います。
待っていると、平穏な水面に緊張感が!!
出るならここだろうと思える場所にキャストしようとした瞬間、ボイル発生。
手元から放たれたルアーは爆撃中心地へ!
爆撃中心地狙いの釣りは、食わないことが多いので、失敗したと思った次の瞬間、ロッドに衝撃が!
ドンッ!!!
ポイントの状況的に引きを楽しんでいる余裕は無いので、スプールを押さえてラインを出さず、ロッドを立てて一気に寄せます~~
が、そう簡単には寄ってきません~~ (^^;;
疲労もピークのタイミングでこのやり取りはしんどいのですが、それでも最後の力を振り絞って引き寄せます。
重い魚体をリフトアップして足元へ~
魚を見てビックリ。重いはずです、腹パンパン。
リーダーも若干ズタズタ感がありましたが、35lbなので耐えてくれた感じです。
出血してかわいそうな感じですが、ルアーを外して時間をかけて蘇生すると元気に帰っていきました。
向こうは嫌だと思いますが、また遊んでくれることを祈念して~
サイズ的には先ほどよりも気持ち大きくなった感じですが、引きの強さは1.5倍増な感じでした。
写真に撮ると少しわかり辛いのですが、本当にお腹はパンパンのメタボシーバスでした。
これで本日2本目の70up捕獲となったので、今度は本当にストップフィッシングとしました。
サヨリパターンDay-3 まとめ
と言うことで、四苦八苦ではありますが、前回のサヨリパターンに対してはリベンジできた感が持てた釣行となりました。
前回でズタズタになりかけていたサヨリパターン攻略に関するセオリーですが、やはり通用するところでは通用するという感じでした。
水の色、流れの有無、ストラクチャーの有無、明るさ、などなどポイントによって条件は千差万別なのですが、経験の蓄積から整理してきた理論は決して間違えていないという確信が持てたことも、今回の釣行でよかった点です。
今回のポイントは初場所だったので、細かい特徴などはまだまだわかっていないのですが、それでも大きな観点で条件に当てはめていって、一定に答えが返ってきてくれたので、今後に繋がる良い経験ができました。
何となく、前はここから釣れたとか、こっちに投げたら釣れたでは、確かにその時その場所では正解に近いことが出来ていたとしても、同じ条件にハマってくれる可能性は低く、再現性の乏しい話しになってしまいます。
逆に、その場の条件に、経験から導き出したセオリーを当てはめる、もっと言うと、当てはまる場所や当てはまるメソッドで釣りをすることで、結果が出ても出なくても、過去の経験の幅出しに繋げることができると思っています。
点でしかなかった経験や結果が、釣行回数を重ねることや、釣り友さん達との話しの中で検証することで線となってくれて、更には面になっていく。
そんなことを確信したナイトゲームでした。
ウェーダーがボロボロになっていきますが、今シーズンの残り少ない機会を、経験の厚みを持たせる為に使っていきたいと思います (^^
<参考>タックルデータ
■タックルデータ
ロッド:ヤマガブランクス バリスティックベイト 93M NANO
リール:ダイワ モアザンPE-SV
メインライン:東レ ソルトライン シーバスPE F4 2.0号
リーダー:東レパワーゲーム ルアーリーダー フロロ35lb
■ヒットルアー
・谷山商事 BG ソルティックス パラガス160
・ロデオクラフト Banz125
■東レ ソルトライン シーバスPE F4
黄緑色系のカラーリングがされていますが、ほとんど色落ちしません。
視認性も良いですし、ベイトリールの場合、バックラッシュした際にもリカバリがしやすいし、何より安いと言うのもオススメのポイント。
ラインのコシもあるので、ベイトリールでは本当に使い易いです。
■ダイワ モアザン PE-SV
このリールに替えて、真っ暗闇でも全く不安を感じることなく釣りができるようになりました。
ぶっちゃけ、本当にほぼノーサミング。
シーバスゲームのように投げる距離が欲しい釣りでは、その裏返しでバックラッシュが怖いのですが、それを気にすることなく釣りに集中できるので助かります。
■東レ パワーゲーム ルアーリーダー
前回の海上釣堀用としても紹介しましたが、根ズレに対する強度は間違いないですね。
シーバスアングラーにもオススメのリーダーです。
■ヤマガブランクス バリスティックベイト 93M NANO
キャストのし易さはNANOのおかげ?パワーも十分で、ビッグベイトも含めていろんなシーバスゲームのシーンで活躍してくれるロッドです。
これがあればスピニングは要らないかも?