こんにちは!
いつもこちらのプログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing (N.C.F.)GONTAです。
今回は、少し前に少し触れた、INX label のNEWルアー 【INX label スープラ 65PD】について書いてみたいと思います。
次世代型トップウォータープラグということですが、イカのような形をしたトップウォーターのプロップダイバーになっています。
プロップベイトのメバリングにおける効果は、へドン タイニートーピード メバルカスタムで証明済ですが、完全に新たなフォルムのプロップダイバーとして設計されたのが【INX label スープラ65PD】になります。
スープラ65PD 私が選んだカラー
全部で6色リリースされていますが、全部買うのは少々憚られたので、自分が使うシーンが多そうな3色を買ってみました。
まず最初は、“コンジキ”というカラー。
見た目の通り、金色です。
これは常夜灯のあるポイントで使いたいと思い選択しました。
まぁ、王道のカラーというところでしょうか?
光にかざすとこんな感じの透過感です。
ボディ全体的に光を通している感じで、アミの塊を演出できるのでは?という期待感です。
実際、ベリー部には金色のラメ加工がされており、商品説明でもアミパターンを意識して作られたカラーとの事でした。
次に選んだのはメバルプラグとしては珍しい、クリアブルー系のカラー。
“コスミックブルー”です。
確かに、宇宙のようなイメージを受けるカラーですね。
バスフィッシングにおいては注目されているカラーとの事で、濁りに強いカラーらしいので、地元大阪湾での濁りにおける効果を期待して買ってみました。
メバルもあまり見たことのないカラーなので、上手く騙されてくれれば良いとの思いです。
光に透かせてみた感じは、こちらも全体的に光を透過させている感じです。
透過感はコンジキ同様の全体的に光を透過している感じです。
後は、細かなシルバーチリラメが光をほのかに反射してアピールしてくれる感じです。
最後に、“ブラックギャラクシー”です。
LEONさんをして、一番売れないカラーと言わしめるブラック系のプラグ。
確かに、釣り人の心を揺さぶるとは言い難いカラーですが、このカラーが確実に効くシーンがあるのは明白です。
ワームでも、サーティフォーから発売されている”くろきん”は、メバルに強いカラーと明記されているくらいですが、ソリッドのブラックボディに金のラメが入っています。
実際、クリアウォーターの月夜でこの”くろきん”が効果を発揮した経験をしています。
スープラの商品説明でも、このカラーは月夜で試してみて欲しいとのコメントがあります。
月夜にこの組み合わせが強いことは、知る人ぞ知る事実であることがわかりますね。
光に透かしてみるとこんな感じ。
横から見ると、イカで言う頭の部分がクリアに透けています。
それ以外の部分は光を透過していない黒なので、スイミングさせる時にプラグがウォブンロールすることで、透ける部分と透けない部分の明滅効果が見込める感じがします。
冬場は都心部の湾奥でも水質が著しくクリアになるので、新月の夜のプラッギングや、月が隠れている時などには活躍してくれそうなカラーだと期待しています。
アクションについて
最後にアクションについて触れておきたいとおもいます。
主に3通りの使い方が紹介されています。
メーカーさんの受け売りではありますが、実際に自分がこれまでプラッギングをしてきた中で経験したことや、教えてもらったエピソードなども交えつつ書いてみたいと思います。
ひとつは表層のスローただ引きです。
スロー引きで表層を曳き波をたててメバルを誘う使い方です。
これはバチシーズンなどで試すと、ことごとくシーバスの餌食になりそうな使いかたですが、シーバス用のバチルアーで、バチ抜けシーズンのメバルが釣れることを思うと、ハマるシーンも想像できる
使いかたではないかと思います。
もう一つは、プロップベイトならではのバブルで誘う使い方。
ショートジャークで水面に泡を残し、メバルを引き寄せる使い方です。
プロップベイトとしての王道の使い方ですね。
【へドン タイニートーピード INX label メバルカスタム】はまさにこの使い方。
昔からライトゲームをしている釣り友さんから、水鉄砲で水面に泡を出してメバルを誘う作戦があると聞いたことがありますが、まさにそんな使い方なのかと思います。
実際に釣りをしていても、水面に泡が流れてきた時に表層バイトが多発することを何度も経験していますので、バブル効果は確実にあるのだろうと信じることができます。
そして最後は、水面直下10cmほどを巻いて使う使い方。
巻き始めで水中にダイブさせ、その状態をキープしたまま巻いて誘うイメージ。
【へドン タイニートーピード INX label メバルカスタム】や、他のトップウォータープラグではこれはなかなかできないアクションかと思います。
水面まで出きらない時に効果がある使い方とのこと。
ひとつのルアーでいろんな使い方ができるのが、このルアーの魅力なのではないでしょうか。
この他にもまだまだ使い方はありそうなルアーです。
この独特のフォルムを活かすことができる自分なりの使い方ができるようになれば更に面白さの幅が広がるのではないかと思います。
その他のカラー
今回私が調達したのは、先に紹介した3色ですが、他にも魅力的なカラーがありますので簡単に紹介だけしておきたいと思います。
まず最初は、“茜キャンディ”
いわゆる、コットンキャンディで、いろんな色が混ざったカラーです。
このカラーは、シーバスをメインでやっていた時には苦手なカラーだったのですが、メバリングではかなり良い結果が得られており、正直、先入観を排除してくれました。
いろんなカラーが入っているだけに、どれかのカラーがアピールとしてハマってくれるイメージです。
こと、この製品については、配色も綺麗で、持っているだけでも楽しくなってきそうなカラーです。
レッドアイなので、シーバスにも効果が高そうです。
<出展:INX label Fish IN>
次に、“ヒノマル”
横から見ると、レッドアイのクリアホワイトカラーに見えますが、ヘッドの下部に赤色が配色されているので、いわゆるレッドヘッド系のカラーになります。
イカパターンとして、メバルに限らず、シーバスにも効きそうなカラーです。
<出展:INX label Fish IN>
そして、“ホワイトギャラクシーHG”
メバペンメバル・マグナムの超色グリーンアイズにも同じネーミングのカラーがありますが、こちらはホワイトだけでなく、目の部分とヘッド部に薄っすらと青色が配色されており少し違うカラーです。
スープラの中では唯一、グローが使われているカラーとのことですが、ブラックライトなどで意図的に蓄光させるのではなく、自然な光り方で使って欲しいとのLEONさんのコメントが気になるカラーです。
<出展:INX label Fish IN>
スープラ65PD まとめ
と言うことで、これからのメバルのプラグゲームのシーズンインに向けての、新製品のピックアップでした。
メバリングのプラグと言えば、少し前までは30mm台から40mm台の小型のプラグばかりでしたが、メバペンマグナムを始め、最近では大きなプラグでも釣れることが実証され、プラグの大型化がトレンドになっているように感じます。
何でもかんでも軽くしたり、小さくしたりするのではなく、メバル本来のフィッシュイーターの本能に訴えかけるべく、しっかりしたサイズのプラグで攻めるのは、新しいアプローチであり、楽しそうです。
また、ベイトタックルでメバリングを楽しもうとしている方にとっても、このサイズのプラグの登場は嬉しいことではないかと思います。
ロッドやリールが進化したとは言え、やはり2g台のプラグのキャストには一定のストレスは付きモノです。
しっかりと投げれるウェイトのプラグで、且つ釣れる力のあるモノが今後も増えてくれるを期待したいと思います。
■INX label スープラ65PD
因みに、タップクラフトさんから過去に発売されているプラグで似たような形のプラグがあります。
こちらは主にチヌ・キビレ狙い用のプラグなのでシンキングですが、イカのようなシャコのような形はフィッシュイーターの本能に働きかける何かがあるのかも知れませんね。
■タップクラフト スタンディングシュリンプ