皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
海水温も沿岸部は10度を切ってきており、冬場のメインターゲットとなるボトムロックも簡単には釣れない時期です。
ただし、魚は居るのは間違い無いので、どうやって狙うか?がポイントになってきます。
こんな時に威力を発揮するのがボトムワインド(ワインド釣法)になります。
ダート釣法という言い方も見ますが、要はルアーを左右にキビキビと跳ねさせる釣り方としては同じと認識しています。
ルアーのターゲットとなる魚はなぜかワインドの動きに良い反応することが経験上わかっています。
と言うことで、今回はボトムワインドで使いやすいオススメのジグヘッドを紹介してみようと思います。
では、ボトムワインドに興味を持って頂けた方、既にやっているけどいろんなジグヘッドに関心がある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
釣果実績間違い無しの”デコイ デルタマジック”
では、最初に、私がボトムワインドで一番使っている実績のある製品から紹介します。
それが【デコイ デルタマジック SV-51】になります。
このジグヘッドはヘッド部がナイフのエッジのように鋭角に尖った形になっており、緩急をつけてアクションさせた際に綺麗に左右に跳ねてくれます。

ボトム側もでっぱり(キール)があるので、ボトムでの着底姿勢は少し傾いた状態になってしまいますが、フォール時にも少しスライドするところが特徴的です。
ほぼどこの釣具屋でも売っているので調達に苦労しないところが大きなメリットで使い続けています。
私がボトムワインドで使用するウェイトは、2.5gをメインに状況に応じて3.5gになります。
しかし、製品ラインナップとしては0.6gから準備されているので、中層でワインドさせるような使い方も可能です。
フックについては、小さめの#8と少し大きめの#6があり、上の画像は#6です。
ガシラやタケノコメバルなどを狙う場合は、口が大きいので#6がオススメです。
ボトムワインドをしているとキビレなどもヒットすることが多いのですが#6であれば鈎が伸ばされたりするような心配はほぼありません。
ラインアイも大き目なので、ライン直結びだけでなく、スナップなどを使用する時にも使いやすくなっています。
ヘッド部が鋭角に作られているので、ボトムワインドを意識して作られているワーム上部が尖った三角断面のワームとの相性も抜群です。

ただ、鉛製で、先端部が非常に尖っているだけに、ボトムで岩やコンクリートなどへの接触を繰り返すと先端部が潰れてしまうのが唯一の弱点でしょうか。
まぁ、そうなった時はフックも寿命と判断して交換するしかないと思います。
ワインド釣法を前提とした”キビキビダートジグヘッド”
続いてはジャッカルさんの製品です。
【ジャッカル キビキビダートジグヘッド】
アジングで豆アジングの為に【ジャッカル アジマメマイクロJH】を愛用しているのですが、その並びで売られていたので買ってみたのが使い始めたきっかけです。

こちらは、先ほどの”デルタマジック”のようにヘッド部に鋭角なエッジは無いのですが、ボディ全体がかなり扁平に作られています。
とは言いつつ、正面から見ればヘッド上部はボトム部よりも細く作られており、しゃくった際には水を切るようになっています。

こちらのジグヘッドのオススメポイントは、ダート性能が良いのはもちろんですが、一番の特長はフック形状です。
”アジマメマイクロ”で実感したのですが、このフック形状だとワームが非常にズレにくいのです。
ボトムワインドは瞬間的に激しくワームを引っ張るので、魚を何匹が釣るとフックを挿している穴が広がってしまいワームがズレやすくなってしまいます。
フックにワームキーパーが付いている製品も多いのですが、鈎穴が広がってしまうとワームのズレを避けることは難しくなります。
しかし、このジグヘッドはフック自身がワームがズレにくいような形に作られているので、ズレにくさはピカイチです。
ちなみに、このフック形状は、一誠(issei)のラバージグなどでも採用されており、村上さんもこのフック形状の効果を高く評価されています。
なお、こちらの製品のウェイトバリエーションですが、軽い方は0.8gからで良いのですが、重い方が2.5gまでしかありません。
少し深いところや、よりリアクションをハッキリと使いたい時に3g以上の製品が欲しい時があります。
しかし、こちらの製品ではそこまでカバーできないのが少し残念なところとなります。
MAGBITE Stepper ジグヘッド
次に紹介するのはマグバイトさんの製品です。
【マグバイト ステッパージグヘッド】

こちらも製品パッケージに書かれている通り”マイクロワインド”での使用を前提とした製品になります。
ジグヘッドのデザインとしては、先に紹介した2製品と比べるとかなりフックのシャンクが短いのがわかってもらえるかと思います。

また、フックポイントはラインアイの方向を向いていて、フッキングパワーが鈎先に伝わりやすい形状と言えます。
フックのシャンクが短いので、ワームをセットし易そうなのも魅力のポイント。
実際、ジャッカルの”キビキビダートジグヘッド”はシャンクが長いのでワームをまっすぐ綺麗にセットするのが結構難しいのです。
また、ボトム側は軽くラウンドしていますが、ほぼフラットなのでボトムでジグヘッドが立ちやすい特徴を持っています。

最後に、フックはフッ素コートされているので刺さりが良いも特徴。
且つ、フックのワイヤーも少し太めなのでクロダイやアコウなど大型の魚が掛かっても安心してやり取りができそうです。
狙うメインのターゲットフィッシュによって使い分けるというのもアリではないかと思います。
異色のデザインジグヘッド”ドランククレイジー Rocksy”
最後、4点目は少し異色のジグヘッドになります。
【ドランククレイジー Rocksy】というジグヘッドです。
淡水(バス)用の製品としてドランククレイジーさんの公式HPで紹介されていますがになっていますが、製品説明ではギガアジや尺メバル、そしてアコウなどを狙う強さを持っていると紹介されており、フックはBKK社製の強化フックを搭載しています。
要はソルト向けとして全く問題なく使えそうなので買ってみました。

ヘッド部が塗装されているジグヘッドはダイワさんなどでは見たことがありますが、他にはあまり見かけません。
まぁ、製造コストがかかり単価が高くなってしまうが原因かとは思いますが、アイ(目)はバイトマーカーとしての効果は期待できます。
私はピンクを購入しましたが、カエルをイメージさせるグリーンとの2色展開になっています。

ここまで紹介してきた3つのジグヘッドと違い、ボトムワインドやダート性能を売りにするジグヘッドではありませんが、断面が三角形のワームを利用することでダートさせて使うことができると見ています。
また、今回調達したのは、私の中でボトムゲームの中心ウェイトとなる2.5gと、ラインナップの中で一番軽い0.5gになります。
0.5gの方は当然ながらボトムワインド用ではなく、中層攻略用。
メバリングにて、中層~表層付近に浮いた魚をリアルフェイスの特長を生かして使ってみたいと思っています。
ウェイトバリエーションは、ミニマムが0.5gで、ここから0.5g刻みでマックス3.0gまでとなっており、1パックの入数はどのウェイトも4本となっています。
ボトムワインドで使いたいJH まとめ
と言うことで、少しマニアックですが、ボトムワインドにオススメできるジグヘッドを特集してみました。
冒頭でも記載しましたが、ボトムワインドは多くのルアーターゲットの魚が好反応を示す優秀なリグです。
低水温期にリアクションでバイトを誘発する性能に長けていますが、他の季節でも魚のやる気を引き出す力は侮れないものがあります。
ラインのスラッグを利用しないと上手くダートしてくれないので、操作には少しだけ慣れが必要ではありますが、コツを掴んでしまえば強力な武器になるのは間違いありません。
また、使用するワームについても断面が三角形の形状をした製品を使えばダートさせやすくなりますが、ダート性能の高いジグヘッドを使えば問題ありません。
敢えて言うなら、ホッグ系やクロー系のようなパーツが沢山付いたワームではなく、ストレート系のシンプルなワームがボトムワインドと相性が良いです。
あくまでも私が使っているワームを紹介すると、オンスタックルデザインの”マナティ38”や”ワインドシャッド40”、そして一誠・海太郎の”ハネエビ”などはワーム自身のダート性能が高くてオススメです。
『トーン、トーン』とダートさせた後のステイ中に
コンッ!
とバイトが出た時は最高に気持ちの良いもので、まさに『誘って食わせた』感を満喫できます。
まだ試したことが無い方は、騙されたと思って一度チャレンジしてもらえれば気持ちよさの意味がわかってもらえると思います。