アジング

【アジング】Day-18 久々のベイト de アジング

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

昨夜は雨も上がり、絶好のライトゲーム日和になったので少しだけアジング調査に出撃してきました。

ここ最近、確実に釣れるだけに、釣行の課題設定が無くて困っていたのですが、たまたまきっかけがありベイトタックルでアジングを楽しんできました。

では、そのきっかけ話しも含めてアジング釣行記いってみたいと思います〜

お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです!

開始早々にシーバスの洗礼を受けて方向転換

 

昨日は大潮。

19時半頃が満潮のタイミングくらいでしたが、ポイントに着いたのは20時半くらいでした。

まずはいつものタックルをセットしてポイントに入ります。

水面直下では、イナッコの群れが回遊し、時々水面でざわつきます。

シーバスに追われているのか?

そろそろタチウオかも知れないなぁ〜などと考えつつタックルのセット完了。

サバ回避対策として、ジグヘッドは1.0gから開始します。

とりあえずボトムを、と思って沈めると、着底とほぼ同時くらいにバイトが!

即アワセでフッキング成功です。

元気な引きを楽しみつつ浮かせて来たところで、足元の暗部からギラリ!

次の瞬間

ジィィィィ〜

シーバスにやられました。

ここ最近、回避に成功していただけに油断していました。

何とか吐き出してくれないかと、テンションを抜いたり、かけたりして様子を見ましたが、水面でエラ洗いされた瞬間にラインブレイク。

流石にじわじわかかる負荷にはドラグで対応できますが、瞬間的にかかる負荷には対応できませんね〜

リグごと持っていかれたので、またリグり直しか〜

めんど臭いなぁ・・・

これが1つ目のきっかけ。

ここでふと、タケ師匠がベイトタックルでアジ釣っていた写真が頭に浮かびました。

これが2つ目のきっかけ。

ここで、スピニングタックルを急遽片付け、ベイトタックルを取りに戻る事にしました。

まだ、釣りを開始して数分なので、気分的にも仕切り直しが可能です。

車に戻ってベイトタックルを準備します。

スプールはPEラインを巻いているもをのセットしていたのですが、さすがにPEラインで湾奥アジングはちょっと・・・

確かフロロカーボンラインを巻いたスプールもあったはず、とバッグの中をゴソゴソ。

確かに替えスプールはありましたが、どうもラインを触った感じではハゼクランク用に巻いた4lbくらいのラインのようでアジングは少し太すぎます。

しかし、巻き替えている時間がもったいないので、この日はこのラインで実釣することにしました。

スピニングとはかなり感覚が違うベイトアジング

思い起こせば、半年以上前にベイトタックルでアジングをして以来になります。

ロッドは【リップルフィッシャー リアルクレセント RC-67】

リールは、ABUのALC BF-7に、KTFオリジナルのKAHENスプールのセットです。
※ライトゲームには外せないスプールです!

全くもってベイトアジングの準備をしていないので、どんなリグで試そうか?と、そこから悩みます。

ライトキャロでも良いのですが、キャロでは豆アジのバイトが取りにくいという経験をしているので、ダウンショット系でリグを組むことにしました。

しかし、当然ですがダウンショット用のシンカーを持ち込んでいる訳ではありません。

3gくらいの重いジグヘッドをシンカー代わりにしようかと思ったのですが、ふとタックルボックスを眺めていて【サーティフォー 34 Sキャリー】が目に入りました。

これを使ってライトキャロにするのではなく、Sキャリーを一番下にセットしてダウンショットシンカー代わりに使ってみることに。

幸い、4gのSキャリーがあったので、それを使います。

フックは、スモールマウスバス用に持っていた【バリバス ノガレス デスロック】を使うことに。

これは非常に小さなフックで、当然ラインアイも小さい為、2lbラインでも通すのが大変なくらいです。

今回は4lbラインなので、まずはラインアイを通すのに四苦八苦。

本来なら、ダウンショットリグの場合、一度ラインアイに結んだ後で、もう一度下糸をラインアイに通してフックポイントが
上を向くようにするのですが、とても2回もラインを通せる状況ではありません。

フックポイントが横を向いてしまったりしますが、まずはこれで試してみることに。

また、Sキャリーは、本体重量が4gあったとしても、浮力調整がされており、0.4gのジグヘッドとほぼ同じくらいの沈下速度になるように設定されています。

なので、リグをボトムまで鎮めるのにかなりの時間がかかってしまいます。

Sキャリー自身の水の抵抗と、ラインが受ける水の抵抗などを考えると、通常で10カウントくらいでボトムが取れるポイントでも、倍くらいのカウントを取らないとボトムまでリグが到達しない感じです。

何度かキャストをしてみて、飛距離はスピニングよりも稼げることを確認したので、本格的にリグを沈めてみてアジのバイトを探ってみることに。

普段使っているタックルが究極のアジングセッティングなので、ロッドが長い上に重さも太さもあり、操作感の違いに少々戸惑います。

着底したと思われるところから、軽くロッドで誘いを入れると、ラインが大きく振れて繊細さに欠ける感じ。

しかも、フロロカーボンラインで比重が重いので誘いを止めるとラインがどんどん沈んでいきます。

ラインが沈めば当然ラインがたるむので、これでアジの小さなバイトが拾えるのか?と疑問を感じつつ、探っていくことに。

しかし、こんな不安や疑問はすぐに吹き飛ばされることになりました。

普段狙っているゾーンにリグが到着したところで

ツツン、ツツン!!

ツツツ~~~ン!!

スピニングタックルでは出ないと言うか、感じ取れないような大きく激しいバイトがロッドを通して手にビンビン伝わってきます。

思わず慌ててフッキングしそうになるほどの大きなバイト。

そこで、少し水平に横方向にサビく感じで誘ってみると~

ツツン!ツツン!

ビビビ~~

いきなりのオートフッキング。

リグの終端のSキャリーから上がたるんでいるので、吸い込み代が大きい為か?

いきなりスッポリと吸い込んでくれたようです。

バレるなよ~と思いつつ巻き上げて一気にランディング。
IMG_6569

本来ならここでフックオフすることが多いのですが、全くフックが外れる気配もありません。

まぁ、そんなことより、無事にベイトアジングでファーストフィッシュが獲れたので一安心となりました。

深いバイトにダウンショットリグの新たな可能性を感じる!

しっかりバイトも取れて、釣りが成立しそうな手応えを感じたので、続けて狙ってみることに。

手前の豆アジ中心となるエリアにリグを投げ込み、一度着底させてから誘いを開始。

ジグヘッドリグのように縦に誘うのではなく、リグを横にサビくように誘っていくと、アジが居るところでは確実にバイトが出てくれます。

しかも、バイトがあった後で少し待ってあげると、そのまま

ツツツツ~~

一気にリグを咥えて持っていく感じのバイトです。

シンカーを底に置いておきつつ、リグが浮いている状態で待てるので、ジグヘッドリグでやるような食わせの間を演出する為にロッドアクションを入れる必要がありません。

この日釣れてくるアジは少しサイズが良いのですが、豆アジでも問題なくフッキングしてくる感じ。

しかも、共通しているのが、口の堅い部分にしっかりと掛かってくるので、抜き上げた後に針はずれするケースがほぼありません。
IMG_6572

ラインを少しだけたるませるくらいで待っていると、ラインがビンビン跳ねるくらいのバイトが連発します。

とにかくバイトが大きいことと、追い食いの頻度が非常に高くて面白いくらいに簡単に釣れてくれます。

また、スピニングロッドの時はあまり意識していなかったのですが、ロッド自身のアクションがスローテーパー気味なので、ベリー部までしっかり曲がりこんでくれて、引きを大いに楽しむことができます。

魚がヒットしている時のロッドの曲がりがお見せできないのが残念です。

そんなこんなでバラバラと釣り上げたところで、一度、沖に狙いを変えてサイズアップにチャレンジしてみることに。
IMG_6573

フルキャストすると、スピニングタックルで投げる距離の倍くらいは飛ぶのですが、投げれば投げるほどラインも沢山出ている訳で、リグを沈めるのも難しくなり、バイトも取りにくくなることを確認。

そこで、バッグにガン玉ケースが入っていたことを思い出して、ガン玉を追加してみることに。

3Bのガン玉を1つ追加。

3Bのガン玉は約1gくらいですが、既にリグの重さは確保できているので期待するポイントは沈下速度を早くすることだけです。

ガン玉チューンした状態で沖にリグをブチ込むと、数投目で明確なバイトが出ました。

大きなバイトだったので、中アジが居たのか?と期待したのですが、フッキングにも成功したその手応えは強烈ではありますが、電動バイブレーション状態・・・

やはり、沖にはサバが待機しているようでした。

ラインが太いので容赦なく寄せて一気に抜き上げ。
IMG_6570

再度、沖向き狙いにチャレンジしますが、すぐにサバがヒットしたので一旦沖向き狙いは中止することにしました。

重くしたリグで足元のアジが釣れるのかを再度チェックしてみることに。

先ほどと違ってリグの着底が早いので、釣りのテンポも速くなります。

しかも、誘い方は変えずとも、同じような大きなバイトをキャッチすることに成功。

1g重くしたくらいでは影響は無いようです。

手前狙いでもコンスタントにアジの追加に成功。

あちこち、気になる場所を狙っていく内に、今日いちサイズのアジがヒット。

ロッドを絞り込んで走ってくれるので非常に面白い。

バレることなく無事にキャッチしたところで、この日のベイトアジングを締めくくることにしました。
IMG_6575

ベイト de アジング まとめ

と言うことで、久々のベイトアジングでしたが、結構楽しませてもらいました。

スピニングタックルとベイトタックルと、どちらがアジングしやすいか?と言われると、そこは正直ベースでスピニングだと改めて思いました。

やはり、ベイトタックルの最大の違いと制約はリグの重さでしょうか?

最後に2gくらいのリグにチェンジした訳ですが、劇的に投げるのが難しくなりキャスト精度が一気に悪くなりました。

湾奥アジングにて有効射程距離を確保して釣りをするには、3gは欲しいという感じです。

メバリングのプラグゲームであれば、プラグの重心移動機能なども加わり飛距離は確保できるし、そもそも表層付近の釣りなのでストレスもさほど感じないのですが、ボトム中心のアジングとなるとやはり一定以上のリグのウェイトは欲しいと言うのが実感です。

また、ラインはフロロカーボンライン1点押しでいいかと思います。

PEラインではラインをたるませた時の感度が維持できないと思いますし、ベイトタックルにエステルラインというのも相性に疑問視がありますし、せっかくリーダーを結ばんばなくても良いという利点がなくなってしまいます。

ただし、次の釣行では少しラインを細くしてみたいと思います。2lbくらいかな?

それと、シンカーについてももう少し工夫してみようと思っていますので、また実釣ログをアップしたいと思います。

ジグヘッドリグと違って、シンカーから上にフックが付いていて、そのフックをフリーにして誘うことができる、というのが最大の利点です。

更に言うと、風の強い時でも、小さなフックで繊細にアプローチすることができるのもメリットだと思います。

状況に合わせて使い分けることができれば、なお良いという感じです (^^

<参考>タックルデータ

ロッド:リップルフィッシャー リアルクレセント ベイトモデル RC-67
リール:ABU Revo ALC BF-7 + KTF フィネススプール KAHEN
ライン:東レ バウオ®️エクスレッド 4lb

■リップルフィッシャー リアルクレセント ベイトモデル

 

■サーティフォー 34 Sキャリー
スローに沈めるダウンショットが出来るのはちょっとした発見かもしれません。

 

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