こんにちは！
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
台風も連続発生で、いよいよエルニーニョ現象の影響が出始めている？という感じがしますが、一方で梅雨入りが宣言された関西では雨が降ったり晴れたりと微妙な天気が続いていますね。
昨日も日中は雨が降っていなかったのですが、夜中にまぁまぁ強烈な雨が降りました。
ただ、短時間だったので河川への影響はそんなに出ていないかな？との思いも込めてリバーチニングに出撃したのですが、結果やいかに？？
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
河川は満潮＆雨の濁りで攻略しきれず～
さて、先に記載の通り、この日は河川チェックから開始することにしました。
前回は水質もかなり澄んでいたことと、潮位が低かったので、この日はほぼ満潮の状態からなので、期待値大き目でポイントに入りました。
ポイントに着くと、文字通りの満潮状態で前回に比べて50cm以上は水位が高い状態です。
且つ、想像以上に雨の濁りの影響が出ており、それほど酷くは無いものの、透明度はほぼ無いくらいの濁りようです。
前回ヒットしたポイントから探っていくと、しばらくして～
コンッ！
明らかなブリームのバイトがティップに伝わってきましたが、食い込んでくれません。
追い食いを狙って誘うものの、追撃は無し。
やはり、濁りがキツいのでルアーを見失っている感じがします。
濁っているけどブリームは居ることがわかったので、周囲を丁寧に探っていきますがその後バイト無し。
最上流までチェックしていきますが、最上流もかなりの水量で、流れの落ち込みなどもチェックしてみましたが、バイトが無いので河川はここで諦めることにしました。
赤濁りの湾奥はあらゆるリグにバイト連発
時間的にまだ余裕があるので、ダメ元で確認だけする為に湾奥ポイントに移動してみることにしました。
ポイントに入ってみると、潮位が高く、しかも前々回に反応が良かった赤濁りの状態になっていました。
しかも、風がほど良く強めのアゲインストで、これも過去の経験から好条件。
さっそく釣りを開始すると、開始早々に魚からの反応有り。
続けて探っていると、一瞬根掛かりのような手応えがあり、ロッドを煽ると一気に走り出しました。
ガツンと手元にバイトが来なかったのですが、リグを止めた瞬間食ったようです。
なかなかの引きで最高に楽しいやり取り！
貴重な１本目なので慎重にやり取りをして、無事にランディング。
1本目は40cm弱の綺麗なキビレでした。
ブリームはある程度まとめて入ってきている手応えがあったので、ここでリグをチェンジすることにしました。
本当は”サイコロラバー”を試したかったのですが、何とドンクサイことに”サイコロラバー”を忘れてきてしまっていたので、もうひとつ試してみたかった”スライドリグ”を使ってみることにしました。
改めて”スライドリグ”ですが、【ゲーリーヤマモト ヤマタヌキ 2.5in】にヘッド部にネイルシンカーを入れてボトムで誘えるようにしています。
ノーシンカーではないので飛距離も十分出ますし、沈むのも速いので、ボトムは十分取ることができます。
ボトムにリグが着底したら、ロッドティップで鋭くラインを弾いてワームをボトムでショートダート（これがスライドリグの名称の由来？）させたり、ステイさせたりして誘います。
すると、すぐに反応をキャッチ。
ロッドティップが弾かれるような激しいバイトが何度も出ます。
フリーリグでのバイトとはまた違ったバイトですが、ロッドまで激しくバイトが伝わってくるので、めちゃくちゃ面白い！
バイトの延長で、”ドンッ！”と持っていってくれるのを期待して誘い続けますが、食い付いてくるところまでで、食い込んでくれません。
バイトの数だけなら軽く10回以上はあったかと思いますが、食って持っていってくれることはなく、時間だけが経過するので、一旦ここで”スライドリグ”は断念することに。
フリーリグに戻そうか？と思ったのですが、まだブリームは居そうだったので、もう一つ試してみたいことをやってみることに。
入手したところの【ボトムアップ ジョリー】です。
少し潮位も落ちてきていてシャロー帯が出来てきていたので、チャンスはあると思っての投入です。
スローシンキングなので、キャストしてしばらく沈め、そこからスローリトリーブ。
ボトムの岩にルアーが当たる感触を感じながら引いてくると～
コツンッ！！
岩ではない、明確な生命感がロッドに伝わってきました。
魚の活性は高い感じですが、魚が小さいのか？フックアップには至りません。
何度かバイトがありましたがフックアップできず、しかもインプレで聞いてはいましたが、テールにペラが付いている関係もあるのか？向かい風では飛距離が出せません。
無理に飛ばそうとしてもルアーが回るのでフックがラインを拾ったりと、少しストレスが多いのでプラグも一旦終了することにしました。
改めてフリーリグに戻して探り始めると、速攻で反応有り！
リトリーブ中にひったくるような強烈なバイトで２匹目をあっさりゲット。
サイズも小さくないので、先程までバイトがあった魚は決して小さかった訳では無いことがわかりました。
やはり状況に対してリグのマッチングはあるようです。
引き続き周囲をチェックして、３匹目ゲット！
サイズは35cm前後ですが、めちゃくちゃ元気な引きで楽しませてくれました。
複数匹ゲットできて、かなり釣りの満腹中枢が満たされてきたので、そろそろ終わろうかな～と思いつつ、少しだけ場所を移動しながらキャストを続けると～
少し沖の方を通していたところで～
ゴンゴン！
ドンッ！！
一気にロッドが絞り込まれて今日イチの引きです。
ロッドを立てて浮かせようとしますが、なかなか浮いてくれません。
必死に引きに耐えていると、フッとテンションが抜けました・・・
とうとう最後にバラしてしまった～と思った瞬間、またもロッドが引き込まれます。
フックオフして違う場所に掛かったのか？追ってきていた別の魚がたまたま食ったのか？？
とにかく、魚は掛かっているのでファイトを継続。
バタバタでキャッチしたのは、あと少しで40cmの大台という１匹でした。
これで4匹目ということで、久々のマルチ釣果です。
ここで潮位もかなり下がってきて、バイトも減ってきたので、この日の時合はここまで！と割り切って撤収することにしました。
おまけ ロッドインプレ ”B-BREAMER SSD C77M+/SSL”
では、最後に少しだけインプレを書いておきたいと思います。
過去のブログを改めて見ると、5月5日が初めて使った日なので、約１ヶ月近く使ってきた【テイルウォーク B-BREAMER SSD C77M+/SSL】ですが、使い慣れてくると、根掛かり回避性能が非常に高いことを実感しています。
4月末～5月頭の頃は、出撃すれば２回～多い日には3回くらいは根掛かりでリグを丸ごと失っていたのですが、ここ最近は全く根掛かりでロストしていません。
ハードソリッドティップで食い込みなどは補いつつも、ソリッド部は非常に短いので、根掛かりした時にも素早く強めにロッドを煽ってやると、しっかりしたベリー部～バット部がリグを弾き上げてくれるので、致命的なスタックになる前に回収できてしまいます。
メーカーさんもこれを狙って作られているのは承知していますが、まさに狙い通りの性能を発揮してくれるロッドです。
ボトムに大きな障害物がほとんど無いようなポイントでは不要な性能ですが、私のホームフィールドはめちゃくちゃ根掛かりが酷いので、まさにそんなフィールド向けのロッドという感じで、このロッドを選んで本当に良かったと感じています。
いろんなメーカーさんからチニングロッドが出ていますが、岩場や牡蠣瀬などの根掛かりの危険性が高いフィールドがメインとなるようなアングラーさんには絶賛おススメしたいロッドです。
因みに、ティップ部のソリッドは非常に短いので、食いが渋い時などはフッキングの悪さなどにつながる可能性はあるかと思います。
が、チニングの場合は、食い気があって活性の高い魚を探して釣ることが多いので、今のところは不便さを感じておらず、ショートバイト対策のロッドを探す気はありません。
湾奥デイチニング Day-15 まとめ
と言うことで、開始は厳しい釣行でしたが、後半でバイトを沢山得ることができ、非常に楽しめた釣りとなりました。
河川も雨の直後で濁りが厳しい状況でしたが、魚は抜けてなさそうだったので、また状況を見つつ再チャレンジしたいと思います。
また、湾奥は嫌がっていた赤濁りが、実は魚の警戒心を消している傾向があることがわかったので、この状況の調査は継続してみたいと思います。
潮変わりや雨などの影響で海の水も入れ替わっていくかと思いますので、状況変化を見て引き出しを増やしていきたいと思います。
