【NEWアイテム】第一精工 アイデア ランディングツール

こんにちは！

いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回はランディングツールについて、面白い製品が新しくリリースされているのでピックアップしたいと思います。

不意の大物が掛かってしまった際、ランディングツールを持っていなくてバラしてしまう経験をされた方も多いのでは無いでしょうか？

しかし、ランディングネットってタックルの中では一番かさばるアイテムだと思います。

かさばるだけに邪魔になりますので、フィッシングベストの背中に吊るしたり、腰のベルトにひっかけたりと釣りの動作で邪魔にならない場所にセットする工夫がなされていますが、それでも邪魔になるものです。

そんなランディングツールについて、新しいアイデアで工夫されたツールが第一精工からリリースされます。

色々と工夫の凝らされたアイテムになりますので、関心のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

フレームごと折りたためるネットフレーム

まず、一番の特徴であるフレームについて見てみたいと思います。

製品はいろいろなアイデア釣り具を多く発売している第一精工さんの製品になります。

先に書いた通り、ランディングネットはサイズも大きく何かと邪魔になるもので、折りたたみができるものもありますが、それは釣りが終わって片付ける時の話しで、釣りをしている（使う機会がある）間は開いた状態にするので、かさばる状態は変わりません。

ここに工夫をしたのが【第一精工 オートキングフレーム】になります。

フレームの先端部分を敢えて可動式にすることで、フレームを折り返した時にコンパクトに収納できるように設計されています。

フレームを180度折り返すと、フレームが開いて魚を掬える状態になります。

メインのフレーム部分はアルミ素材。

先端部分はステンレスワイヤーになっていて、アルミフレームとはカーボン樹脂が使われた特殊樹脂パーツで連結されています。

ステンレスのワイヤーが曲がるので、上の画像のようにコンパクトに折りたたむことができるようになっています。

ステンレスワイヤー部をシャフトに引っかけることで、不意にネットが開いてしまわないようにロックすることもできます。

ネットとシャフトの接合部にも各種工夫有り

従来のランディングネットでは、シャフト側にEVAなどの素材で栓をして固定するような製品が多いのですが、こちらの製品はロックスイッチが付いています。

スイッチでロックを解除すれば、シャフトが滑り出す状態になるようです。

指一本で操作できるところが、操作性も良さそうです。

EVAの栓をするタイプだと、不意にシャフトが飛び出したり、ネットが回転したりするトラブルが発生しますが、それらのトラブルが発生しないような仕組みになっています。

全体として確立されたシステム

TOPICとなる機能は先に上げた２点になりますが、それ以外でもランディングツールとしての機能がシステマチックに確立されています。

●シャフト 仕舞寸法：47cm　全長：500cm　重量：480g（13sections）　マテリアル：高弾性カーボン100%
●フレーム48cm　サイズ：22cm×55cm　重量：180g
●ネット　サイズ：48cm×50cm　重量：45g
●シャフトロックスイッチ　重量：20g
●ロックアタッチメント　重量：17g
●ハンガー　重量：25g
●ネオストラップ　重量：93g
●Dリング　重量：8g
●専用収納ケース付属

また、エギングをされるアングラー向けに、オプションにはなるようですが、本製品にセットできるギャフも販売されているところも配慮が行き届いているところかと思います。

また、持ち歩く為のパーツも標準装備。

ライジャケの背中のD管やウエストのベルトに引っかけることができるハンガーパーツも付いていますし、たすき掛けして装着することができるネオプレーン製のストラップも付いていますので、いろんな持ち運びスタイルにも対応しています。

１点残念なのは、シャフトの長さが5mモデルの１つだけという点。

実際、5mのシャフトはある程度低い足場のポイントから、かなり高い堤防ポイントまで非常に多くのポイントをカバーできるレングスだと思いますが、長くなればそれだけ重くなりますので、3mモデルくらいは今後拡張版としてリリースされると嬉しいですね。

第一精工 オートキングフレーム　まとめ

と言うことで、第一精工のアイデアランディングツールをピックアップしてみました。

ランディングツールはメインタックルではありませんが、せっかくフックアップさせた獲物を隔日に手元に収める為には重要なアイテムになります。

冒頭でも書いた通り、ランディングツールが無いが為にみすみす獲物を逃がすのは、非常に後悔するものです。

転ばぬ先のランディングツール、ということで釣り場に持ち込んでも邪魔にならない【第一精工 オートキングフレーム】はかなり有効なアイテムですね。

ただ、お値段がなかなかお高く、52,800円（税込）となっています。

フルセットという点で考えると、めちゃくちゃ高いということは無いのですが、比較的安価な製品が多い第一精工さんとして考えると、想定外のお値段でした。

今使っている自分のランディングネットもかなり経年劣化してきているので、次に買い換える時には選択の候補としてみたいと思います。