皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回は、本当はハゼ釣りのリベンジ釣行記になる予定だったのですが、思わぬ出来事からチニングも加わることとなりました。
ハゼ釣りからチニングって、どういうこと?と思われるかと思いますが、そこは本文にて詳しく書かせていただきます。
正直、思いもよらない釣りになりましたが、とても面白い経験ができました。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ハゼは素直にエサで狙うのが正解
さて、冒頭書いた通り、この日はハゼを改めてちゃんと釣ってやろうと思い出撃。
朝いちに色々と仕事の対応があり、出撃は昼前くらいと遅い時間からの出撃となりました。
本来ならタイドグラフもチェックしつつの出撃なのですが、この日はタイドの影響を受けないポイントに行ってみることにしました。
それは、武庫川の潮止め堰堤の上流側での釣りです。
まさに阪神電車の駅のすぐ近くのポイントで、電車で来てもすぐにアプローチできる立地の良さがポイント。
こないだは潮止め堰堤の下流側で釣りをしたのですが、いろいろと情報をチェックすると、堰堤の上流側でもハゼが釣れるということで、狙ってみることにしました。
堰堤があるので、当然ですが水位変動が無い安定した水位のポイントになります。
平日ですが、ポロポロと釣り人の姿が見えます。
ハゼ釣りをしてそうな方も居ますし、何を狙っているのか?遠投してのぶっこ込み釣りをされている方も居ます。
私は今回はハゼクランクではなく、エサで狙うことに。
2号オモリのノーマル天秤に、いつもの2本鈎の仕掛け。
そして、エサは、今回はイシゴカイを使ってみることにしました。
ちなみに、ロッドはアジングロッドで臨もうかとも考えたのですが、もしかしたらチニングもするかも?と思い、スピニングのチニングロッド【オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE】を使うことにしました。
のべ竿でも釣れるとのことだったので、まずは目の前にちょい投げで狙ってみます。
仕掛けの着底後、ゆっくり仕掛けを引いてくると~
ココンッ!
一投目から幸先のよい反応が出てくれました。
巻いている間に何度かアタリが出ますが、なかなかフックアップしてくれません。
ハゼクランクのイメージだと動かし続けていても普通にバイトしてくるので、あまり仕掛けを止めないように、且つスローに巻いてくると~
ビビンッ!
ロッドにしっかり生命反応が伝わってきました。
そのままゆっくり巻き上げてくると、少し沖でハゼが仕掛けに付いているのが目に入りました。
開始2投目にして、そこそこなサイズのハゼをゲット!
鈎は一番小さいくらいのサイズを選んでいたので、しっかりフックアップしていました。
『これはそこそこ、数釣りできそう』と感じつつ、ヒットしたエリアにすぐに仕掛けを投入すると、またもすぐにバイトが!
しかし、簡単にはフックアップしてくれません。
巻く速度を落としたり、止めてみたりと、誘いのスピードを変えながら探っていくと~
今度は上の鈎にハゼ、2本目の鈎に正体不明の川魚が掛かりました。
どう見ても稚鮎ではないので、オイカワですかね?
モロコですかね?
その後もキャストの度にバイトがあり、飽きることは無いのですが、サイズが小さいのか?やる気が無いのか?なかなか鈎に掛かってくれません。
また、狙う場所は近場でもバイトはあるのですが、少し遠投した川筋の中央寄りの方がバイトが多いように感じたので、遠投中心で狙っていきます。
すると明確なバイトと共にロッドに生命感が!
しかし、釣れてくるのは先ほどの川魚で、その後も川魚が連発。
潮止め堰堤の上流側でもあるし、ハゼは結構釣られて魚影が薄くなっているのかな?と思いつつ、鈎に掛かった川魚を水に戻したところ、少し弱って水面でヨタヨタしている川魚に事件が発生しました。
ライブベイト恐るべし、マチヌをゲット
ハゼの仕掛けをゆっくり巻き上げながら、何気なく先ほど逃がした魚を見ていると、水中に黒い影が?
注視していると、少し警戒しながらですが、クロダイ(マチヌかキビレかは不明)が浮いてきて、川魚の様子を伺っています。
『むむ、なんだか食いそう』と思った次の瞬間、スっと水面に上がったかと思うと、水しぶきを上げて表層でヨタついている魚を捕食したのです。
本当に目と鼻の先での出来事にビックリ!
そこから、少し水中を注視していると、時々クロダイが浮いてきて、エサを探しているようにウロついているのを確認しました。
そこで、急いでハゼの天秤仕掛けを外し【O.S.P. ピクロー 67F】にチェンジして投げ込んでみました。
すると、数投目にルアーに後ろに付くクロダイの姿を発見。
ピクピクさせながら誘っていると、一瞬、バイトしそうな勢いでルアーに迫ってきましたが、私に気付いたのか?ラインに気付いたのか?反転して帰っていきました。
バイトには至りませんでしたが、明らかに食い気のある反応でした。
ピクローだとほぼサブサーフェスなので【一誠 issei GCミノー】にチェンジして、少し潜らせて誘ってみることに。
すると、このルアーにも反応してくれて、足元まで巻いてきたところで、猛追してくる姿を捉えました。
『めっちゃやる気ありそうなのに、食わない!』
何とか食わせられてないかと、完全に躍起になり、今度は【ボトムアップ ジョリー】を投入してみることに。
スローシンキングなのでレンジが入れやすく、少し沈めたところでショートターンの連続アクションで誘っていきます。
かなりいい感じに思ったのですが、残念ながらチェイスは無し。
あまり深追いしてもダメかな?と思い、ハゼ天秤仕掛けに戻したのですが、釣れてくるのは川魚ばかり。
そして、釣れた魚を逃がすと、またクロダイが浮いてきて、弱った魚を捕食しました。
ふと、ここで思いついたのが『ムーチングしたら釣れるんとちゃうかな?』
そこで、水汲みバケツにハゼと一緒に投入していた川魚を捕まえて、マス針に背掛けして投入してみることにしました。
すると、フラフラと沈んでいく魚の姿が見えるか見えないか?くらいのところでラインが走りました。
早合わせは禁物なことを完全に失念していて、フッキングするとすっぽ抜け~
急いでもう1匹残っている川魚を針にセットして再度投入すると、また、すぐに反応が!
今度は一度ベールを起こしてラインを送り出し、一呼吸置いてたところでフッキング!
すると、ロッドにしっかり重みが乗ったのですが、針まで咥えてくれていなかったのか?絞り込まれたロッドがすぐにテンションを失ってしまいました。
うわ~~またやってしまった!
ここで、バケツの川魚も在庫切れ。
しかし、どうも諦めがつかなかったので、逃がす予定だったハゼを背掛けにして投入してみることに。
ハゼくん、ごめん!!
ハゼは川魚と違い、背掛けにしても弱らず、また沈むスピードも速い(自分でボトム目掛けて泳いでしまう)ので、さっきのように上手くはいかないよな~と思いつつ、ラインを見ていると~
ス~~~
また、ラインが走りました。
今度が最後のチャンスと思い、3回~4回ほどベールを起こしつつラインを送り出し、十分過ぎるくらいに送り込んだところで、軽くテンションを掛けると生命反応が残っていました。
ここでフルフッキング!
キュ~~ン
PEラインが糸鳴りし、ロッドがひん曲がるくらいの重量感のある引きが伝わってきました。
今度はしっかりフックアップしたようなのでバラせません。
魚の動きをみつつやり取りしますが、これがなかなか強烈な引きで、ラインがどんどん出される始末です。
入られるような根は無さそうですが、隣にはぶっ込み釣りをされている方もいるし、あまり自由に走らせることもできません。
隣の釣り人さんも異変に気付いて様子を見にこられます。
寄せては走らせの一進一退の攻防の末、何とか無事にキャッチすることができました。
真っ黒ではなく、シルバーベースの体色ですが、明らかなマチヌ。
釣り上げた時は50cmいったかな?と思ったのですが、測ったところ40cm台の後半というくらいのサイズでした。
年無し行かずで惜しいところですが、それでも十分過ぎるくらいの良型です。
口も大きくて、これならハゼを丸飲みしても不思議はないというところでした。
顔が青いのは興奮しているのか?淡水で棲息しているからなのか?
しっかり時間をかけて食わせたので、フックはしっかり口の奥に掛かっていましたが、ムーチングはフッキングタイミングが難しいなと思いました。
ハゼも調子が上がらず、想定外のクロダイも釣れたので、ここでストップフィッシングとしました。
ハゼ釣り&エサ釣りチニング まとめ
と言うことで、ハゼも何とか釣れたし、グッドサイズのマチヌも釣れて、想定外の展開の釣行となりました。
ハゼは堰堤の上流側で釣る方が安定して釣れるのかな?と感じましたが、水深がそれなりにあるので、ハゼクランクを楽しむのはちょっと難しいエリアなのが残念なところです。
また、潮止め堰堤を超えた淡水域でこのサイズのマチヌが居ることには少し驚きました。
大潮の満潮時などは、確かに堰堤が水没しているところも良く見るので、堰堤の上流側にクロダイが入っていても不思議ではありませんが、それでも、こんなところに居るとは。
しかも、釣れ方がライブベイトの泳がせ釣りとか、いろいろと面白くもあり、刺激の強い釣りでした。
ルアーマン的には微妙なエサ釣りばかりの釣りになってしまいましたが、これはこれでもう少し突っ込んでやってみる価値があるかも?と感じています。
もしかすると、シーバスも釣れるかも?
また、いろいろ試したら、こちらでも報告してみたいと思います。
■タックル情報
スピニングタックル
ロッド:オリムピック シルベラード GSIS-78M-LE
リール:ダイワ カルディア LT 2000HG
ライン:東レ ソラローム ルアーPE 0.6号
リーダー:東レ ショックリーダー スムースロック プラス 10lb