こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は、チニングの釣行記。
とうとうと言うか、ようやくと言うか、2024年の初チヌがゲットできました。
タイトルでDay-2としていますが、1時間前後のなんちゃって釣行は回数を忘れるほど行っていますが、まとまった時間の釣行としては今回が今年初めてになります。
気が付けば1月下旬と言うことで、1匹目のチヌに出会えるまでにかなり時間がかかってしまいましたが、苦戦の上での1匹が釣れた時の興奮は格別でした。
しかも、ボトムチニングに拘ってここまで来ましたが、まさかの別メソッドでの釣果となりました。
正直なところデイゲーム&ボトムチニングでゲットしたかったことですが、背に腹は代えられないところです。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
夕方の淀川は強風で激シブ・・・
出撃の日は、久々の長時間釣行。
家庭の事情にてなかなか自分の時間が確保できなかったのですが、ようやく2024年で初のまとまった時間の釣行となりました。
せっかくの長時間釣行なので、夕方からナイトゲームを視野に入れて17時頃から釣りを開始することになりました。
デイゲームであまりにも苦戦が続いているので、バイトが得やすいと聞いているナイトゲームにしてみることに。
寒い時期のナイトゲームは体にこたえますが、何としても1匹釣りたい気持ちがナイトゲーム敢行の原動力となりました。
釣行場所は淀川。
冬チニングの本命場としての淀川に出撃できたまではいいのですが、タイドグラフのタイミングがかなり微妙。
21時過ぎが最干潮というタイドグラフでの夕方入りなので完全に下げ潮のタイミングです。
寒い季節は少しでも暖かい海の水が上がる上げ潮の方が良いイメージですが、釣りに行けるタイミングが自分の時合と割り切ってポイントに入りました。
小雨の影響による濁りはほとんど入っていない感じなので、ワームは【ボトムアップ ハリーシュリンプ 3in】の”モエビ”カラーをチョイス。
ナイトゲームなのでナチュラルなカラーはどうかな?と思いましたが、少しシルエットが大きいので見つけてもらえると信じて釣りを開始。
しかし、北からの季節風が釣りをしている間にどんどん強くなってしまいました。
10gシンカーなら何とか釣りはできるものの、これだけ寒い風に晒されている場所にブリームが回遊してくるのか?と疑心暗鬼の中釣りを継続して、移動しながら探っていきましたが全くバイトが得られません。
冬の釣りは辛抱の釣り、と心してはいたものの、ひたすらに吹き付けてくる風の中、バイトも得られず、2時間ほど釣りをしたところで心が折れてしまいました。
念願の淀川釣行でしたが、次は風の弱い時に来ようと決めて、ポイント移動をすることにしました。
目線を変えたボトムワインドで初チヌゲット
さて、淀川は諦めたものの、釣り自身は諦めていません。
セカンドポイントは悩みに悩んだ末、水深のある河川ポイントで釣りをしてみることにしました。
ショートキャロにて釣りをしていると、明確では無いもののバイトらしき怪しい反応をキャッチ。
再度同じラインを通してもバイトは得られなかったのですが、ここでふと『ボトムワインドでリアクションなら食わせられるかも?』と思いつきました。
ツールボックスに入っていた【デコイ デルタマジックヘビー】の7gにシルエットがハッキリする【ジャッカル ウェーバーシュリンプ 2.8 for クロダイ】の”グリパンオレンジベリー”をセットして先ほどバイトがあったエリアを探り直します。
ちなみに、かなり軽いウェイトや、1ozくらいの重いウェイトのダート系ジグヘッドは結構あるのですが、7g~10gくらいのチニングで使いたいウェイトのダート系ジグヘッドで本当に少ないんです(涙)
タイドグラフでは干潮間際の時間帯ですが、河川ポイントなのでまだ流れは生きています。
流れに逆らわないように軽くワインドさせてステイ、という感じで探っていくと、明らかにボトムスタックではない手応えを感じたので合わせてみると~
グンッグンッ!
と生命感がロッドを通して伝わってきました。
そのままスウィープに合わせたのですが、乗った感じはしましたがすぐにフックオフ。
ほとんどすっぽ抜けな感じだったので、ワンチャンもう一度食ってくれるかも?と思い狙い直してみると、今度は
ゴンッ!
と明確なバイトが出たのですかさずフッキング。
フッキングのタイミングが良く、今度はしっかりと掛かってくれました。
ゴンゴンと頭を振る手応えは間違いなくブリームの引き。
バラれるなよ~と心の中で叫びつつ、慎重にやり取りをします。
引きの抵抗感からはそれほど大きな魚では無さそうでしたが、何とか浮かせてみるとそこそこのサイズで抜き上げは危険と判断してネットでランディング。
久々のネットを使用したランディングでしたが、トラブルなく無事にネットインに成功。
ようやくの2024年初フィッシュは、お腹のポッテリとした綺麗なマチヌでした。
産卵には少し早い時期ではありますが、お腹の太さは産卵を控えた個体ではないかと思います。
写真を撮ったらすぐにネットて優しくリリース。
魚を釣り針で掛けておいて優しくリリースと言うのも、釣りをしない方からしたら矛盾した行動かもしれませんが、釣り人としてはせめてもの魚への恩返しという思いです。
ちなみに、フッキングは上あごのクチビルの部分にギリギリ掛かっている状態でした。
バイトはしてくれたものの、活性高く食ってきた訳ではない感じがフッキングから伺えました。
1匹釣れたことで、付近にまだ魚が居るのではないかと思い、そのままセカンドフィッシュを狙って釣りを続けましたが、そのポイントでは後続のバイトを得ることはできず。
釣りをしている間に風が弱くなってきたので、最後にもう一度河川ポイント調査をしてみようと思い、もう一度ポイント移動をすることにしました。
地元の河川ポイントでもバイトをキャッチ
さて、時間は夜の11時過ぎ。
既に6時間ほど釣りをしていますが、せっかく時間がある状態なので、地元のリバーチニングポイントをチェックすべく釣りを再開しました。
弱まっていた風もまた少し強めに吹き始めていることと、この日は夜中から雨が降る予報だったので、1時間釣りができるかどうか?という感じです。
ここでは改めてショートキャロのリグをセットし直し、ワームは存在感を出してみようと思って【O.S.P. ドライブホッグSW 2.5in】を使ってみることに。
これまでの釣行にて、ボトムに変化があることを確認している場所に絞ってキャストを続けていると~
ビビビンッ!
とブリームっぽいバイトが出ました。
この時期、このポイントではブリーム以外にバイトしてくる魚は考えられないので、本命のバイトと信じて周囲を重点的にチェックしていきます。
ナイトゲームなので、リグをステイさせる時間を長く取りながら釣っていきますが、寒い時期でのスローな釣りはメンタル面の維持が大変です。
しかし、ワンバイトあったことで釣りに集中できます。
引っ掛かりの強いポイントではリグをすぐに動かさずに丁寧にチェックしていきましたが、現実は甘くなくて、そのままノーバイトの時間が続きます。
何とか本命バイトを!と思い粘りましたが、日付が変わる頃にはポツポツと雨が降り出し、レインウェアを着てきていなかったので、この日の調査はここで終了することにしました。
苦節 2024年初チヌゲット まとめ
と言うことで、久々にまともな時間釣りができ、釣りとしては満喫できました。
気象条件は厳しかったですが、時間を気にせずにやりたいことを試せると、結果が出なくてもストレスも無いですね。
やるべきことをやった結果釣れなければ納得もできます。
今回は何とかボトムワインドで釣ることができましたが、改めてフリーリグやショートキャロでのボトムゲームの方が面白いと感じました。
ワインドも面白いのですが、引きの釣りの方がバイトの出方も気持ちいいですし、バイトが出てからフックアップに持ち込むまでのドキドキ感が違いますね。
ボトムずる引きゲームでも、バイトがいきなり来ることはもちろんあるのですが、遠投した先でのバイトの場合はやり取りの時間も長くなるので、単に”魚を釣る”だけではない楽しさがより強いのがボトムずる引きゲームかと思いました。
さて、そんなことを言っているボトムずる引きでは結果が出せていない状態で、次回の釣りはどうやって攻めようか?思案中。
遠投する釣りは風などの影響も大きいので、良い条件に出会えること自身が難しい。
これからも季節風はまだまだ吹きます。
強風は釣りがしにくいだけでなく、水温低下も招いて魚の活性も下げてしまうので厳しいところですが、”自分が釣りができる時間が時合”のつもりで調査を続けたいと思います。
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