こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
春の新作リリースニュースのラッシュが続いています。
3月も中旬を迎え、いよいよ気温も安定して高くなってきたので、水温上昇は時間の問題です。
そうなれば、バス釣りでは魚が産卵行動に向けて動き出し、1年を通して最高のビッグフィッシュ―ゲットチャンスの到来になりますし、その他の魚も産卵行動で動き出し、その影響を受けて様々なフィッシュイーターが動き出します。
と言うことで、釣りのハイシーズン直前の状況で、ダイワから海外リリースモデルであるタトゥーラブランドのロッドが国内展開されるとのことです。
タトゥーラのフラッグシップモデル”タトゥーラ エリート”は既に国内リリースされていますが、価格はフラッグシックもでるらしく3万円台後半という価格帯。
※”タトゥーラエリート”は、アメリカのバストーナメントで活躍している大森プロを始めとした4名のダイワ契約プロ選手のシグネチャーモデルのロッドになります。
しかし、今般リリースされる”タトゥーラXT”は価格を聞いてビックリしますが、ただの廉価版ロッドではないところに更に驚かされます。
釣り人口の拡大に向けてこのようなロッドがもっと出てきてくれたらと思いますね。
では、ロッドのラインナップや技術要素を見ていきたいと思いますので、バスロッドを新調しようと思っておられる方などは是非見てもらえればと思います。
高いロッドでないと釣りができない訳ではありませんし、手の届きやすいロッドの高性能化に驚かれると思います。
これで”タトゥーラ”はトータルブランドとして完成
ダイワのタトゥーラについては、ダイワの中でもエントリークラスのモデルとしてベイトリールから国内展開されたと認識しています。
その後、スピニングリールも展開されています、タトゥーラブランドの最大の特徴は高性能・低価格かと思います。
そんなタトゥーラブランドに、この度国内では販売されていなかったロッドが追加されることになりました。
まぁ、最近では並行輸入品なども入手が簡単になってきていますので、国内でも既にタトゥーラのロッドを使っている方もいるかと思いますが、この度、正式にダイワから国内向けにロッドがリリースされることになりました。
しかも、海外モデルではワンピースモデルがほとんどですが、国内向けのモデルではセンターカット2ピースが含まれています。
釣りに行く時の持ち運びのしやすさでもセンターカット2ピースのロッドは優れていますが、国内の輸送料金の高騰を踏まえるとこの流れは今後も変わらず広まっていくでしょう。
グリップジョイントモデルは6フィート台までで登場
まずは、ワンピースロッドと近い感覚で使える”グリップジョイント2ピース”モデルについて見ていきたいと思います。
シマノのスコーピオンシリーズなどはバットジョイントの1.5ピースですが、グリップジョイントとなると限りなくワンピースロッドに近い感覚で使えるロッドになります。
こちらのモデルについては、バス釣りで最も使われるタイプとレングスの製品に絞り込まれてのリリースになります。
ライトクラスのベイトフィネスモデル”651LFB”がありますが、その他はほぼバーサタイルモデルになっており、6.6フィートから6.11フィートまで。
仕舞寸法を意識しているのか?7フィート台のロッドは含まれていません。
ライトクラスから、ビッグベイトやラバージグまでを扱えるヘビークラスまで、ベイトロッドで5種類のラインナップとなっています。
スピニングモデルについては、汎用的な3モデルに絞り込まれています。
6.2フィートから6.8フィートまで、スピニングロッドでは一番使い易いレングスのロッドが揃っているという感じ。
ボート釣りなら6.2フィート、陸っぱりなら6.4フィートのロッドが人気が出るのではないかと思います。
センターカット2ピースモデルは充実のラインナップ
続いてはセンターカットの2ピースモデルについてチェック。
こちらは2ピースの人気・需要度の観点でかなり多くの製品展開となっています。
バットジョイントモデルと同じく”バーサタイルシリーズ”も含まれていますが、巻き物用のグラスモデルや、フロッグゲーム用、ビッグベイト&スイムベイト用のロッドなど特化型のロッドも揃っています。
センターカットなので、7フィート台のパワーロッドもしっかり揃っているのが2ピースタイプの特長かと思います。
結果として、バス釣りで必要なタイプのロッドは全て網羅されています。
個人的には6.6フィートのグラスモデルがどんなバランスで作られているのか?が非常に興味があるところです。
そして、スピニングモデルについてもバットジョイントとは違うモデルが含まれています。
一つは”ソリッドティップ”タイプ。
バスロッド、特にフィネススタイル向けのロッドではソリッドティップタイプが中心になっているかと思います。
ソリッドティップロッドも出始めは食い込みを意識して非常に柔らかいティップのロッドばかりでしたが、最近ではハードソリッドモデルなど操作性なども兼ね備えたロッドが数多く出ています。
タトゥーラのソリッドモデルはどんな味付けになっているのか?気になりますね。
また、日本だけでなく、アメリカでも主流になりつつある”パワーフィネス”モデルもラインナップに含まれています。
6.8フィートということで、フッキング時の打点を高くすることもできる本格的なパワーフィネスロッドというイメージ。
PEラインなどを使ったパワーフィネスゲームを試してみたい方はエントリーロッドとして候補に加えてもいいかと思います。
NEWロッド ダイワ タトゥーラXT まとめ
と言うことで、簡単にですが、ダイワから新しく国内発売される”タトゥーラXT”についてチェックしてみました。
ロッドに搭載されている技術特性としては、”X45”と”HVFカーボン”ですが、”BRANDING X”についてはバット部を強化する仕組みとして特徴的な部分になります。
そして、一番の驚きのポイントは価格帯。
一番安いロッドで定価11,000円、一番高いロッドでも13,000円と非常に安い価格帯で揃えられています。
まさに、実売ベースで1万円アンダーのロッドになります。
ロッドのデザインは凝った塗装や装飾などは無く、シックなブラックで統一されていて、タトゥーラのリールとのデザインバランスもバッチリ決まっています。
とは言いつつ、リールシートの前部分はカーボンデザインが採用されており、かなりスパルタンな印象に仕上がっています。
しかも、そこにはタトゥーラのロゴが入っているという目立たない趣向も凝らしてあります。
発売時期などの明記がされていませんが、4月以降でのリリースかと思われます。
冒頭の繰り返しになりますが、バスロッドを新調・追加しようと思っている方や、既にタトゥーラのリールを使われている方などは、発売されたら要チェックではないかと思います。