こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
最近、釣行が立て続けになっていて、タックルケース(使ったワームなどのストックケース)がごちゃごちゃになっていたのを整理していたところで、改めて”どのワームにどのフックのセットが合っているのか?”について確認してみたくなりました。
ワームもフックも、チニングに気合を入れてやり始めた頃からすると種類も多くなってきているのですが、なぜ種類が多くなってきているかと考えると、ワームの種類が増えることで相性の良いフックを追加しているから、ということに気付きました。
性格的に細かいところも含めて詰めていきたいところがあるので、自分で納得できる状態で釣りがしたいという思いが強くなる分、ワームとフックの組み合わせにも拘ってしまいます。
と言うことで、今回はいろいろなサイズやデザインのワームに、どんなサイズや形状のフックが合うのかを検証してみましたので、簡単に記事にしておきたいと思います。
ワームも表示上のサイズだけでは判断できないフックとの相性のポイントがあるので、そのあたりを見てみらえればと思います。
ケイテック クレイジーフラッパー 2.4inch の場合
まず最初は、チニングワームの代表作品と言っても過言では無い【ケイテック クレイジーフラッパー 2.4inch】についてのフックとの相性・バランスを見ていきたいと思います。
”クレイジーフラッパー”は2.8インチと2.4インチがありますが、私は2.4インチしか持っていないし使っていません。
0.4インチの差ですが、ボディの太さなどもかなり変わるので、アピール力を落としてでも食わせのメリットを取りたいので2.4インチを選択しています。
2.4インチの”クレイジーフラッパー”にマッチするフックのサイズは#2より小さいサイズのフックになり、私は#2か、#4を使っています。
下の画像は【RYUGI リューギ LT CALO OFFSET #2】をセットしたものになります。

これよりも大きなフック(シャンクの長いフック)になると、針を刺してゲイブを通す位置がテール側寄りになり過ぎるので綺麗にセットしにくくなります。
#4でもバランスは悪くなりませんが、針先(フックポイント)はボディの中心部よりも前側(ラインアイ寄り)になりますので、しっかり食い込んでくれる活性の高い時などに使うようにしています。
また、フックが小さくなるとワームからはみ出るフックが少なくなり魚に違和感を与えにくくなるので、バイトはあるけど見切って食い込んで来ない時などにも#4を使ってみたりしています。
魚はかなり針を意識していると、個人的には思っています。
ジャッカル ブリーカー スリットクロー 2.2inch の場合
続いて紹介するのは、実質、私の釣行での実績No.1のワームである【ジャッカル ブリーカー スリットクロー 2.2inch】になります。
このワームは全体サイズが小さいのですが、ボディ本体部分は中間部がスリットの入ったデザインになっていますが、針先を埋める部分は少しファットなつくりになっています。
また、フックポイントを埋めることができる仕様にもなっているのですが、合わせるフックサイズによってはこの機能は使えません。
私はこのワームには#2と#4の【RYUGI リューギ LT CALO OFFSET】を利用しています。
ボディがファットな作りなので、ナローゲイブのフックよりはワイドゲイブのフックの方が相性が良いと考えています。
ほとんどのシーンでは#2をセットして使っています。

#2でフックポイントはヘッド部に収めることが、#1まではフックポイントをヘッド部の出っ張りに刺すことができるので、MAXで考えるなら#1までは使えます。
また、ワームの動きを最大限活かしたい場合は#4のフックを使います。

#4を利用するとワームからはみ出るフック部が少なくなるので、バイトしてくるクロダイのサイズが小さい時などは#4をオススメします。
【RYUGI リューギ LT CALO OFFSET】はフックのワイヤーも太いので、#4サイズでも強度面では全く心配はいりません。
ダイワ アーバンクローラー 2.5inch の場合
チニングで人気のワームとして【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5inch】のフックの相性を見てみましょう。
モリゾーさんが監修したワームでボディにも手足のパーツにもそれぞれに拘りが反映されているワームですが、ボディのヘッド部のボリューム(厚み)が結構あるワームになります。
クロダイがバイトしてきた時にテール側のリブが作り込まれている部分が折れ曲がってフックアップしやすいように作られているので、あまり小さなフックは相性が良くないと思います。
私はメインは【RYUGI リューギ LT CALO OFFSET #2】を使っていますが(下の画像)、#1くらいまでは問題なくセットできるかと思います。

また、吸い込み重視で使う場合はナローゲイブの【JIJIJIJIJI ブリームオフセット #2】を使うようにしています。
ナローゲイブですが、シャンクが長くなる分、フックポイントはヘッド先端側に寄るので、ワームのボディが折れ曲がる余裕が出るので、ナローゲイブでもフッキングには問題無いと感じています。

既に【JIJIJIJIJI ブリームオフセット #2】を使っている時にワームを変更したいような状況で、わざわざフックまで交換したくない場合にはそのまま【ダイワ シルバーウルフ アーバンクローラー 2.5inch】をセットしています。
なお、私はほぼ使いませんが【ダイワ シルバーウルフ アーバンシュリンプ】を使う場合にも、ワーム自身がスリムなデザインなので、ナローゲイブなフックの相性はいいかと思います。
ボトムアップ ハリーシュリンプ 3inch の場合
続いて、今年の冬チニングから使い始めている【ボトムアップ ハリーシュリンプ 3inch】ですが、ワームの作りが非常に細かいところまで作り込まれている点や素材のやわらかさから来る水中アクションの良さが気に入っています。
ワイドゲイブのオフセットを使うなら【RYUGI リューギ LT CALO OFFSET #1】の相性がベストセッティングです。
私の場合は団扇のようなテール部はカットして使うので#1の選択になりますが、テールをカットせずに使うのであれば、#1/0がベストセッティングになります。

画像を見てもらえばわかる通り、ボディはかなり細めのつくりになっていますので、大きなオフセットフックを使うとボディからフックがかなり大きくはみ出ることになります。
なので、【ボトムアップ ハリーシュリンプ 3inch】を使う場合は、できるだけナローゲイブのフックを使うようにしています。
上の画像と下の画像を見比べてもらえれば、どちらがナリュラルか?は一目瞭然の差があることがわかってもらえるかと思います。

【JIJIJIJIJI ブリームオフセット #2】を使うと、フックの貫通場所が大きな2本の腕とほぼ同じ位置になります。
これよりも大きなフックをセットすると、当然、フックの貫通ポイントは頭の先端寄りになりますので、ワームの自然な動きにはマイナス影響を与えます。
フッキングの良し悪しと、ワームのナチュラルなアピールのバランスを考えた場合に、セットするフックサイズのベストプラクティスはこのくらいになると考えています。

メガバス ボトルシュリンプ 2.4inch の場合
最後のピックアップワームは【メガバス ボトルシュリンプ 2.4inch】になります。
こちらのワームは、表記サイズとしては”クレイジーフラッパー”と同じなのですが、大きな違いはボディ本体のサイズにあります。
”クレイジーフラッパー”はボディと腕(フラップテール)の比率が7:3くらいなのに対して、”ボトルシュリンプ”は比率が5:5くらいの割合で、腕が長くボディが小さいデザインになっています。
なので、”クレイジーフラッパー”にマッチする#2のフックは使えません。
【メガバス ボトルシュリンプ 2.4inch】には、#4~#3クラスのオフセットフックを使うのが良いバランスになります。

ボディの9割くらいのところをフックのゲイブが通過するくらいのバランスでフックがセットできれば、2本のテールパーツの動きを殺さずに使えます。
フックポイントがボディの中心よりもラインアイ側になるので、クロダイがかなり深く食い込んでくれないとフックアップしないように感じますが、このワームはスリムなので一口で口の中に入りやすいため、フッキングにも問題は感じません。
釣りをしていて、テール部だけを咥えたりつついたりして食い込んでくれない場合は、ワームサイズの問題で食い込まない訳ではないので、そんな場合はワームを変えるべきかと思います。
チニングワームとフックの相性検証 まとめ
と言うことで、自分が実際に使っているワームとフックを利用しての相性の検証時期でした。
ワームとフックのバランスは、良くなくても釣れる時は釣れてしまいます。
チニングを開始した時には、1.5インチの【ジャッカル ちびチヌムシ】に#3のフックを強引に合わせて使っていましたが、釣れるのは釣れていましたし(^^;
しかし、フックアップできなかったり、せっかくヒットさせてもバラしたりしたりするケースを少しでも減らしたいのであれば、ベストなセッティングを意識した方がいいかと思います。
チニングワームはまだまだありますので、これからもそれぞれのベストなセッティングを紹介していきたいと思います。
最後に、少し頭出しですが、昨年にこちらのブログでも紹介している【ECLIPS エクリプス パンチングシュリンプ 2.5inch】をようやく入手できました。

昨年に紹介した後、いろいろと探してみてはいたのですが、なかなか流通しておらず手に入れることができなかったのですが、先日、改めて探してみるとAmaoznでも販売されていたので購入してみました。
こちらについては、また実釣交え、フックセッティング交え、記事にしたいと思います。