皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、今回はチニング向けのフックの紹介になるのですが、個人的にはとうとう出たか!と思ったアイテムになります。
ボトムチニングでは、根掛かりの多さからオフセットフックがメインになり、フックポイントがむき出しになるストレートフックは利用シーンが限定されるところ。
しかし、前回の釣行記にもあるように、オフセットフックではどうしても食い込んで掛かってくれない、というシーンもありフックアップ面でメリットのあるストレートフックのニーズは絶対にあります。
そんなストレートフックの課題を解決してくれるフックががまかつさんから登場することになったとのこと。
これは個人的にはかなり注目しています。
では、簡単に製品を紹介してみますので、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
フックの前にガードを出してしまうという発想
ブラックバス釣り用のマス針についてはいろいろなガードが付いたフックが販売されています。
フックポイントを隠すように、ナイロンのモノフィラメント素材を利用してガードにしている製品もありますし、細い金属ワイヤーをセットしている製品もあります。
しかし、多くの既存製品に共通しているのは、ガードするパーツをフックポイントの近くに装着している製品ばかりです。
具体的にいくつかの既存製品をピックアップして見てみると
■ゲーリーヤマモト スゴイフック 鬼っ子
張りのあるワイヤーガードが付いているタイプで、ガード付きフックの走りの時に登場したフックになります。
■ノガレス モスキート
こちらはガードをフックポイントにひっかけるタイプで、ガードがファインワイヤータイプの製品になります。
■デコイ カバーフィネス WORM105
こちらはガードにナイロンモノフィラメントを使用しているタイプで、且つ、ガードをフックポイントに引っ掛けるタイプの製品。
カバーフィネスと製品名にはありますが、ジャーキーJなどを使ってピクピクで横移動させて使う釣りに愛用していました。
と言う感じで、既存のバス用のガード付きフックは、フックポイントを直接ガードするタイプのものばかりですが、その理由は明確で、ブッシュや立木などややこしいカバーにリグを絡めて使ったりするのでフックポイントが障害物に当たらないことを最優先して作られているためです。
しかし、今回紹介する製品はボトムチニングでの岩や牡蠣瀬などへの根掛かり回避に特化して考えられているので、形状に大きな違いがあります。
ラインを結束するラインアイよりも前の方に大きく張り出した形でガードが付けられていて、見た目の通り【がまかつ 触角フック】という製品名になっています。
ボトムをズル引くスタイルの釣りなので、横方向にリグが移動することが前提であり、リグの進行方向にあるストラクチャーにフックポイントが接触する前に先にガードが当たることでリグを跳ね上げて根掛かりを回避する仕組みで考えられています。
私もストレートフックを使う時に『ガードを付ければいいんじゃないか?』と考えたことはありましたが、こちらの製品のようにガードを大きく前方に向けてセットする発想までは思いつきませんでした。
このガードスタイルであれば、クロダイのバイト時にガードが邪魔することもありませんし、非常に理にかなったガードデザインになっていると思います。