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【ベイトタックルシーバス】比較インプレ モアザンAGSとベンダパール エクスセンスも

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

今回は、ベイトタックルの比較インプレを書いてみたいと思います。

対象は、ダイワ モアザンAGS 97MLBと、フィッシュマン ブリスト ベンダパールです。ある意味両極端なモデルですが、極端が故に両方を使ってみて、いろんなことが勉強できました。

また、せっかくの記事なので、ベイトタックルシーバスを開始した時に使用したシマノのエクスセンスについても少しだけ触れたいと思います。

お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

シマノ エクスセンス B804ML/RS

シーバス用のベイトタックルは、シマノの【エクスセンス B804ML/RS】から始まりました。ちょうど、エクスセンスDCが同時に発売され、セットで買ってみたと言うのが正直なところでした。

レギュラースローテーパーのおかげで、アーダや小型プラグとの相性は抜群でしたが、少し大きなルアーとなるとパワー負け感が否めなくて、すぐに物足りなさを感じるようになりました。

ストリームドライバーと言うだけあって、魚が掛かった時の不安感は一切ありませんでしたが、不満を感じた唯一のポイントは、ルアーの適合範囲が小型軽量ルアーだったという点でした。

それだけであれば、エクスセンスにはMアクションのラインナップも出ているので、そちらに切り替える手もあったのですが、もう1点気になっていた点がレングスでした。元からロングロッドが好きな私にとっては、8.4フィートというレングスも物足りない理由でした。 Mアクションのエクスセンスも8フィート台でした。

他社からもシーバス用のベイトロッドはいろいろと出始めていましたが、どこのメーカーのものも、ほとんどが8フィート台でした。唯一、がまかつさんのレオザが9フィートだったかな?

と言うことで、流行りの傾向的に、じきにロングロッド出るだろうという予想で、いったん、ベイトタックルシーバスはお休みになりました。

ダイワ モアザンAGS 97MLB

次に、ベイトタックルに引き戻される機会になったのが、ダイワ モアザンのAGSガイドモデル、【モアザンAGS 97MLB】でした。

待望の9フィート台、しかも、9フィート後半というレングスで、飛距離は間違いないモデルの登場でした。

フィッシングショーなどで実際に手に取ってみて、AGSガイド搭載で、軽さと感度に感動して、発売されたらすぐに購入しました。

26gの鉄板バイブレーションが100m飛ぶとのふれこみは伊達では無く、ウェイトがハマれば素晴らしい飛距離を叩き出してくれるロッドです。

昨年の秋のシーズンには、サヨリに付いたシーバスをジョインテッドクローを使ったパワーゲームで仕留めるなど、ベイトタックルゲームの面白さを満喫させてもらいました。

ベイトタックル特有のアキュラシーの良さと、やり取りの自由度の高さは、改めてベイトタックルの良さを認識させてくれました。

が、ダイワのハイエンドロッドの特徴と言うか宿命と言うか、スペックの規定値を超えるルアーを投げるには、それなりに気を遣いました。

河川で、ジョインテッドクローや、ストリームデーモンを投げる時、フルキャストするのには、かなり勇気と気遣いが必要でした。

限界を超えた時に、パリンと折れることを、ブランジーノを使っていた時に経験しているだけに、かなりヒヤヒヤものでした。

という事で、AGSガイドを擁するこのロッドは、9フィートの長さを感じさせない操作性で最高のロッドでした。また、実釣りの感動も抜群でした。

が、軽いルアーから重い特殊なルアーまで使う私にとっては、投入シーンはある程度限定的なロッドでもありました。

まぁ、大きなルアーを投げなければ十分汎用的で実用的なロッドと言えると思います。

デザインも好き嫌いはあるでしょうけど、チャラチャラした装飾も無く、私は好きなデザインです。

フィッシュマン ブリスト ベンダバール8.9M

そして、最後にフィッシュマン ブリスト ベンダパールです。

スペックとしては、2ozのルアーを投げるれる懐の深さを持ち、シーバスゲームにジャストマッチするスペック。

ロッドの自重は200gを超えますが、バランサーも入っており、リールを装着すると、それほど自重は気にならないのが、よく考えて作られてるな、と感じさせるロッドです。

見た目は太めで、鈍重なイメージを持ちますが、実際には4軸カーボンを採用して設計されており、見た目や振った感じからは想像もしない感動を有しています。

曲がるロッドというイメージ通り、10g程度のルアーでも全然問題なく投げれますし、28g(1oz)クラスのルアーでも全く加重負けしない手応えを感じました。

魚を掛けてからも、しっかり曲がりこむけど、曲がった後はしっかり粘って魚に主導権は渡さない感じ。でも、曲がるからやり取りが楽しいのと、曲がることで結果的にシーバスような跳ねてバレ易いターゲットでは、「バレにくい」と言う結果につながっている感じです。

と、ここまで書くと、良いことずくめのようですが、実際に使っていて非常に使いにくいと感じる点が・・・

このロッド、3ピース構造なのです。確かに、仕舞寸法が短くていい、というイメージですが、私の場合は車に積んだままのことが多いので、2ピースのように、ラインを通したまま2つ折りにして車のロッドホルダーに詰めるのが便利なのです。

が、ベンダバールは穂先側を残しても、手元側を残しても、とにかく仕舞いにくいのです。現在は、写真のように、穂先側のジョイントを外して折りたたみ、ロッドカバーで止めていますが、これだと仕舞寸法が普通の2ピースよりも長くなります・・・

あまり、ロッドのジョイント部を抜き差しするのも、ロッドの身痩せにつながりそうで気になるし。

と言うことで、釣りの時のハンドリング性は問題なしですが、釣行後のお片付けの時の仕舞勝手はあまり良くない、というインプレでした (^^;

 

インプレのまとめ

以上、【モアザン AGS 97MLB】と、【フィッシュマン ブリスト ベンダバール】のベイトタックル同士での比較インプレでした。

モアザン AGS 97MLBは、一言でいうと、ダイワさんが出しただけあって非常に優等生なロッドと言う感じです。

ベイトタックルの経験が少なくて、今から始めます、と言う方には、変な癖もなくて使い勝手は最高かと思います。ロッドの特性的にはピンピンですので、あまり軽いルアーには相性が悪いかも知れませんが、標準的な10g~28gくらいのルアーにはベストマッチかと思います。

一方、フィッシュマン ブリスト ベンダバールは、ちょっと変態好みな感じです。でも、使いこんで、その変わった性格と相性が合えば、釣りをしていて面白いロッドではないかと思います。 投げる楽しみと、やり取りする楽しみ、的な感じです。

どんなスタイルで、ベイトタックルの釣りを楽しむか?

それ次第で選ぶ理由が見えてくるような気がします。

シマノさんは、その後、ラインナップが増えないのが残念です。

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