その他日記

【ライトゲーム】 ダーゲットの生態を調べてみる ガシラ編

こんにちは!

ライトゲームの好敵手である、ガシラ(一般名:カサゴ)について、結構いつでも相手をしてくれるイメージで捉えていたのですが、年末頃からパッタリと釣れにくくなり、一体どうなったものかと気になったので、生態を調べてみることにしました。
image

シーバスやキビレなどでは、産卵期に入ると浅場の我々の手が届く範囲から居なくなる、という事象が発生することから、産卵期などの関係で釣れにくくなる理由があるのではないか?と思ったからです。

さて、非常に身近で、いざと言う時のボーズ逃れの対象的なガシラについて、ちょっと調べてみたいと思います。

ガシラの産卵期はいつなのか?

いきなり、一番気になる核心部分ですが、どうも調べたところによると、オス(♂)の成熟期と、メス(♀)の成熟期にはズレがあるようです。

オスは、9月中旬頃~10月下旬頃が成熟期になっていて、♀は完全にその後が成熟期。
しかも、メスの成熟期は長く、11月頃~翌年の3月末頃まで続くようです。

なので、メスはオスの精子を長らく体内に残し、徐々に何度も産卵を繰り返すようです。これを“多回産卵”と言うようです。

これを見る限り、特定の時期にガシラが釣れなくなる要因は無さそうで、常に何割かの個体は産卵に絡みつつ、その他の個体は産卵と関係なく行動をするようです。

因みに、ガシラは卵をいきなり産むのではなく、お腹の中で稚魚に孵ってから産み落とす“卵胎生”という生態のようです。卵の段階でいきなり外敵に捕食されてしまうリスクは回避できるので、少しは成魚に育つ可能性が高い魚種という感じでしょうか?

まあ、こう言う魚種は産卵数が少なく、卵を産み落とす魚種は産卵数が多い(確か、マンボーが最大?)など、子孫を残す為には魚種毎に違いがあるので、稚魚になってから生まれるというだけで成魚まで育つ確率が高いという認識は間違いかも知れません。

産卵の場所は?

これも、シーバスやチヌ・キビレなどは、沖の深場で産卵をする為に一度港湾部を出て、産卵が終わると戻ってくると言われており、その期間は湾奥の浅いエリアでは釣れにくくなると考えられています。

昔はかなり遠くまで産卵の為に移動すると考えられていたようですが、最近では港湾部の少し沖の深場でも産卵をしていることが確認されていますので、昔の常識が必ずしも絶対という訳ではないことは、なかなか面白い事実です。

で、ガシラの場合の産卵はどこで行われているかと言うと、逆に港湾部などの浅いエリアで産卵が行われているようです。

よって、産卵期だからと言って、浅場から姿を消す訳ではありません。
ただ単に、産卵に絡む個体は捕食をしないなど、釣れる個体が少しだけ減っている可能性が考えられます。
しかし、居ない訳ではないので、少しスローに誘ってみたり、バスのようにリアクションで食わしたり、などと釣り人側が工夫をすれば、釣れる個体は目の前に居るようです。

こないだまで、一時期釣れていなかったのは、私の腕が悪かっただけ、と言うことですね。

成長の度合いはどんな感じか?

さて、今度は生まれた稚魚がどのくらいのスピードで成長するのか?を見てみます。

とある漁港でのデータによると、生後約1年で10cmを超えるそうです。
なので、1年魚ですでに産卵行動に絡むそうです。

因みに、オスとメスでは成長の早さに違いがあるようで、オスの方が成長が早く、5歳で25cmを超えるようです。
メスは5歳で20cm弱、くらいの成長速度とか。
メスの方が大きくなる魚種の方が多いんじゃないかと思っていますが、そういう意味ではガシラはちょっと違う生態を持っていることがわかります。
理由としては、メスは産卵に絡む成熟期が約半年と長いので、その間は成長しない為と考えられているようです。

この情報をみると、メバルほどでないにしても、ガシラで尺を超えようとすると、それなりのハードルと言うこともわかりますね。

なお、冬~春に新たに生まれた新子ちゃん達が成長して新たにフィールドで釣りのターゲットとして絡んでくるのは夏頃のようです。

この時期には、大型の個体は深場に落ちて、浅場は新子の天国になるようです。

と言うことは、やはり大型狙いは初冬~厳寒期と言うのが間違いの無い事実のようですね。

ガシラの生態 まとめ

以上、非常に身近で、潮止まりでも確実に相手をしてくれるコンビニ敵存在のガシラですが、その生態を改めて見てみると、もっとしっかり狙っていけるターゲットという感じがしてきました。

ただ、ガシラはあまり大きく移動をしないというイメージ通り、実際の行動範囲は非常に狭いようです。
稚魚時に潮の流れで移動する意外は、ある程度の成魚になってくると狭い範囲での移動を繰り返すそうです。

よって、あるポイントの魚は釣りきってしまえばそれで終わりになるのは間違いないようです。
まぁ、釣り人が実際に釣る影響がどこまで出ているのか?は未知数な部分ではありますが、釣りをしていて感じるのは、大きな優位個体ほど最初に釣れてくると言うことです。

よって、あるポイントで数匹釣って持って帰ってしまえば、そのポイントの大型の個体は居なくなるというのが事実ではないかと思います。
これを考えると、ロックフィッシュのキャッチ&リリースは、ある程度は意味がある行動ではないかと思う今日この頃でした。

最後に、ガシラの食性の情報もあったので簡単にピックアップしてみます。
カニやエビなどのボトムやストラクチャーに付く甲殻類系を捕食しているイメージの強いガシラですが、実際にサンプルで採取したガシラの胃内容物組成は、7割が甲殻類とのことです。

エコギアのカサゴ職人が、クロー系の形をしたワームであり、良く釣れるのは、因果関係があるということのようですね。

ガシラ狙いの絶対的なワームですね。チヌにも強いですが (^^

以上、今回は、最も身近と言っても過言ではないガシラ(カサゴ)の生態について書いてみました。

次はメバルも調べてみたいのですが、ちょっとマニアックなラインで、タケノコメバルやムラソイなども、その分布も含めて気になるターゲットなので、いろいろ調べてみたいと思います。
そもそも、記事になるほどネタが揃うかどうかですね (^^;

追記:タケノコメバルの生態に関する記事はこちら!


■NABRA Chase Fishing TOP へ

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)