こんにちは!
NABRA Chase Fishing GONTA です。
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
さて、今回は久々の釣行記になります。
ターゲットはアジング。
アジングについてはいつもは大阪湾奥が多いのですが、昨年の秋に爆発した阪神間の湾奥ポイントについて今年はどうなのか?が気になっていたので、実際に行って自分の目で確認してきました。
昨年限りの特殊事象だったのか?毎年再現性がある話しなのか?
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
2年越しでアジの存在を確認
さて、仕事を終えて一路ポイントに向かいます。
駐車場に着くと想定以上の北風が・・・
これは狙えるエリアが限られるな~と思いつつ、タックルを準備して釣りを開始しました。
風が強いのでジグヘッドは【土肥富 オッズ Flow Drive Head 1.0g】で開始することに。
ワームは、本当は【サーティフォー 34 プランクトン】を使おうと思っていたのですが、何とまさかの在庫切れ~
確かに、夏前のアジングにて「そろそろ無くなるな~」と思ったまま補充を忘れていました。
仕方ない(わけでもないのですが)ので、【サーティフォー 34 オクトパス こもれび】を使うことに。
このワームもケイムラ発光系なので、明暗ポイントのアジングでは威力を発揮してくれる実績のあるカラーです。
キャストを開始した1投目、いきなりバイトが。
しかも、このツツッ!という感じはアジのバイト!!
次のキャストにて、フォールに集中して待っていると~
トンッ!
と気持ち良く入ってくれました。
フッキングも決まり、ポロリもなく無事にファーストフィッシュの捕獲に成功。
サイズ的には昨年のシーズンにははるかに及びませんが、幸先の良いスタートを切ることができました。
また、そもそも、今年もここにアジが居ることが確認できたので、喜びの一尾となりました。
レンジは浅く、サイズはボチボチ
さて、アジが居ることは確認できたので、集中して数を稼ぎにいきます。
しかし、アジのバイトがかなり小さく、魚任せではフックアップできません。
まさに、最初に釣ったサイズのアジがメインであることがわかります。
20cm弱くらいに育ってくれていれば2in未満のワームくらいなら楽勝で丸のみしてくれるのですが。
バイトが乗せきれない時に、ジグヘッドを軽くする方法もあるかとは思いますが、個人的にはアジが小さいからと言ってジグヘッドを軽くしたりするのは避けるようにしています。
それは、喰わせのフォールの間をちゃんと演出できれば、アジが小さくても食い込ませることは可能と考えているからです。
まぁ、ジグヘッドを軽くしていくと、釣りのテンポが遅くなって辛抱しきれない、というのもジグヘッドを軽くしない大きな理由ではありますが。
ただ、ストレート系のワームはどうしてもアジの口に入りきらずにフッキングが悪くなることもあるので、テール部が細くて吸い込み時に抵抗にならない【サーティフォー 34 オービー わせれもん】にチェンジ。
因みに、このワームもケイムラ系のボディであり、且つ、ティンセルラメが入っているので明かりの多いポイントではアピール力がかなり高いカラーです。
とにかく、アジに対して『どうぞ、どうぞ』の精神でアプローチを続けると~
ポロポロと拾い釣りができる感じになりました。
バイトの感じからは、ワームの先っぽだけを咥えている感じのバイトも多いので、プランクトンを使えばフックアップ率は上がるとは思いますが、無いもは仕方ありません。
しかし、意識的に魚が吸い込める『間』をつくってあげることに成功すれば、バイトはかなり深くすることができます。
写真では少しわかりにくい部分もありますが、小さなアジでも完全に口の中の部分にフックアップさせることに成功しています。
とりあえず、浅いレンジで且つ比較的近距離で狙えるエリアには小アジがある程度は集まっていることが確認できました。
昨年のシーズンだと、もっと入れ食いが経験できたのですが、今年はそこまでの勢いがありません。
しかし、約1時間ほどの実釣時間にてある程度まとまった数のアジが確保できて、程々にアジングを満喫できた感が得られました。
ここで、もう少し深いところにはまともなサイズも居るのでは?と感じたので、残りの時間は遠くて深いレンジをチェックしてみることにしました。
深くを探るとロックフィッシュ
このポイント、あまり機嫌よく深いレンジまで沈めていくと結構根掛かりが発生するので、沈めると言えども注意が必要です。
慎重且つ大胆にボトム付近を攻めていくと、数投目にいきなり~
ゴンッ!
アジのアタリとは明らかに違う、単発的でしっかりしたバイトが手元に伝わってきました。
フッキングすると、一瞬、根掛かりをしたような重みを感じた後
プッツン・・・
何ともあっさりとラインブレイク。
ラインを回収してみると、フロロのリーダー部は半分くらい残っており、少し根ズレした感のある先端部が。
どうもロックフィッシュ系がヒットしていきなりボトムの岩に擦られて切れた感じ。
ここはボトムの岩にもイワガキが沢山付着しているので、擦られれば少々太いラインでもあっさり切れてしまう場所です。
とりあえず、リーダーを結び直しつつ、再度同じレンジを探っていきます。
すると、すぐに同じようなバイトが。
今度は躊躇せずに一気にリフトしてボトムから魚を引きはがします。
ライン自身はエステルの0.2号でも結構強いので、根にさえ擦られずにクリアできれば回収確率はグンとアップします。
その後もほどほどの抵抗をしながら上がってきたのは安定のガシラでした。
更に同じレンジを探っていくと、短時間でガシラが連発。
活性が結構高いのか?居食いというよりはある程度追いかけてきて食ってくれている感じがします。
ただ、狙いのアジのサイズアップは一向に実現せず。
そろそろ元のアジングに戻そうか?それとも小アジをこれ以上釣っても仕方ないので撤収するか?と考えていると~
ドンッ!
これまでのバイトよりは明らかにハッキリしていて大きなバイトをキャッチ。
しっかりフッキングすると、これまでのガシラとは違うしっかりした重みがロッドに伝わってきました。
それなりに走るところを見ると、恐らくアノ魚だろうな~と思っていたのですが、上がってきたは予想通りのアノ魚。
タケノコメバルさんです。
川が近くにあるポイントでは本当にタケノコメバルがよく釣れます。
それなりに引きも楽しめたし、これ以上調査できることは、この日は無さそうに感じたので、ここでストップフィッシングにすることにしました。
久々の地元湾奥アジング まとめ
と言うことで、主題であった地元ポイントのアジおるんかな?調査では一定の結果を得ることができました。
やはり、アジが入ったのは昨年特有の話しではなく、例年アジが入る可能性が高いことが確認できました。
まぁ、アジの魚影の濃い薄いは、恐らくでるとは思います。
因みに、後日談ですが、この釣行の数日後に同じポイントのチェックに入ったのですが、アジはさっぱり釣れませんでした。
ただ、アジの反応は無いのですが、何かの魚が水面でかなりたくさん群れており、時折何かに追われてザワつくシーンが散見されました。
始めはサヨリの群れにシーバスが付いているのかな?と思ったのですが、明確な表層での捕食シーンが見られず、サヨリパターン特有の激しさがありません。
ポイントをウロウロしながら何がベイトフィッシュに付いているのかを観察していたところ、水中でギラギラと光る魚体が目に飛び込んできました。
はい、海のギャング タチウオです。
確かに、昨年のシーズンもここでタチウオにかなりアジングの邪魔をされた記憶がよみがえってきました。
まぁ、タチウオが明暗エリアでこれだけ集まっていれば、アジも寄ってきにくいわな~と納得しつつ撤収したのですが、昨年はそれでもアジが釣れていました。
そういう意味では、今年は少しアジの数が少ないのかな?なんてことを考えた次第です。
実際にこの推測がどこまで当たっているのかはわかりませんし、今後、水温の低下に伴ってアジが一気に入ってくる可能性も十分あると思っています。
単発調査で終わらさずに、継続して調査を続けたいと思います。
<参考>タックルデータ
・ロッド:サーティフォー 34 Providence FER-58
・リール:シマノ 16ストラディックCI4+ C2000S
・スプール:ティクト CBSスプール-S22
・ライン:東レ ソルトライン スーパーライト ポリエステル 0.2号
・リーダー:東レ パワーゲーム ルアーリーダー 3lb