バスフィッシング

【日記】プロの釣りから学ぶ 状況を読み解くスキル

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

昨日は釣りにも行かず、大人しく家に帰って、久々にのんびりと釣りビジョンを見ました。

普段は、番組表で見たい番組を予約録画して、それを見るというのがほとんどなのですが、たまたま釣りビジョンのリアルタイムな放送で田辺哲男プロの“Go for it”をやっていたので、見てみることにしました。

個人的には田辺プロは大好きなプロアングラーの一人です。

バス釣りが好き過ぎるオーラが噴出していて、言っていることも日本語が面白いのですが、言いたいことが非常に伝わってくることと、やはりTVの前で実践していることは、長年の経験に基づくところから出ているものが多く、見る度にうならされる感じです。

昨日に見たのは【GAME140 5月のリザーバー・山口県 小野湖】でした。

もう、この番組も140回目を迎えているのか~と感慨深いものを感じつつ見させてもらいましたが、釣りの内容としては、田植えの時期に発生する“かきしろ”という濁りの影響を見据えてフィールドの状況を分析し、見事に単日で50cmアップの連発を含む素晴らしい展開を見せてくれるところは圧巻でした。
tanabe
<出展:釣りビジョン

まぁ、JBのTOP50などの釣りと違い、フィールドプレッシャーは通常の状態で釣りをされているので、ある程度釣れて当たり前的に見られている方も多いかもしれませんが、取材の度に日本全国いろんなフィールドで釣りをするので、ここ最近の状況は地元の方との会話ベースで入手できる程度。

そんな情報を頭の片隅に置きながら、取材当日(だいたいGo for it の取材は2DAY)にTVの前で結果を出していかないといけないのですから、大変なことです。

そのフィールドに通い慣れているロコアングラーでさえも、魚の行方を見失うこともあるのがバスフィッシングなのですから。

話しをGAME140に戻しますが、番組の中では、自分の中でのセオリーを踏まえて釣れるであろうポイントをチェックし、実際に魚が釣れたポイントの状況から集中すべきポイントの絞り込みが行われていきます。

食い気のある魚をターゲットにしているので、複数のベイトタックルにチャターベイトやビッグスプーンなどを仕込み、グイグイ押し込んでナイスフィッシュを仕留めていく。

シャローカバーでも釣りつつ、釣れたポイントの地形から、岸から離れたポイントにも目を付けてルアーを通し、巻きモノでサーチし、実際にグッドコンディションのビッグバスをヒットさせていく。

フィネス全盛の日本のバスフィッシングにおいて、ベイトタックルで巻きモノを巻き倒したり、大きなリグをブチ込む釣りでも、まだまだこれだけバス釣れるんだ、ということを改めて思い知らされるスタイルは、見ていて気持ちの良いものです。

自分の経験と知識を、現場の状況と重ね合わせて分析し、それを言葉で視聴者に伝え、最後にはしっかり釣ってしまう。まさに、これぞプロアングラーということを感じずにはいられません。

また、ネットは一切使わないランディングシーンも、一連の動作が形になっていて自然さが素晴らしいし、ボート際でのやり取りも絶妙だし、これはこれで非常に勉強になる部分でもあります。
魚の動きを見切っている感じがヒシヒシと伝わってきます。

因みに、“Go for it”は釣れる時期に釣れるフィールドだけで取材が組まれている訳ではなく、都心部に違いハイプレッシャーレイク(相模湖や印旛沼、関西の青野ダムなど)でのGAMEもあれば、極寒時期に雪の降りしきる中で一日かけてワンバイトを拾いにいく釣りもあります。

なので、過去のGAMEを見てみると、2日間かけて結局ボーズ(田辺プロ的にはデコる)の時もあるのですが、ある考えに基づきバスを追いつめていく内容は、例え結果が釣果として出ていなくても十分勉強になるものが多くて、見ていてOKと感じてしまいます。

TVを通して感じることは、日本にパターンフィシングを持ち込み、その普及・定着に取り組んでこられた第1人者たる威厳と真摯さ、そして釣りを心から楽しんでいるというオーラです。

以上、今回はただの田辺哲男信者的な記事になってしまいましたが、ここ最近バスフィッシングから離れていても、バスフィッシングのゲーム性、考えて・実践して・答え合わせができる、という楽しさを感じさせてもらったので、記事にしてみました。

バスフィッシング、万歳!

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