タックル関連情報

【タックルチューン】ベイトフィネスリール セラベア化作戦

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing GONTA です。

土日は子供の調子が悪く、看病の週末となりました。

そんな中、夜な夜なタックルを弄ることに。

ベイトフィネスタックルも使い慣れて来たというお話をしておりましたが、更に使い易くするために、見た目のチューニングではなく、性能に関わるチューニングをしてみることにしました。

主にボールベアリング関連のチューニングになります。

とある理由(知識不足)にて、17カルカッタコンクエストBFSは次回に先送りしますので、今回のメインは【ABU Revo ALC BF7】をチューンしてみます。




まずはセラミックBBを洗浄

今回利用するのは、キャリルで購入した【IXA セラミックボールベアリング】です。

IXAのマイクロベアリングそのものは小径のものになりますので、ABU用の方はノーマルのベアリングのサイズが大きい為、専用のスペーサーがセットになった【M.B.S. マイクロボールベアリングシステム】を利用します。

下の画像の733は17カルカッタコンクエストBFS用。

1034はABU Revo ALC BF7用になります。

リールに装着する前に、出荷時点でボールベアリングに付着しているゴミや油分を取り除く為、パーツクリーナーで洗浄し、エアダスターで吹き飛ばして乾燥させておきます。

エアダスターは無くても大丈夫ですが、これがあれば作業が更にスムーズに進みます。

エアを吹き付けると、ベアリングがもの凄い勢いで回るので、見ていても面白いですし、洗浄剤もしっかり吹き飛ばして乾かせるので、ひとつ持っておいて損は無いかとは思います。

洗浄が済んだらフィネス用オイルを注入

洗浄及び乾燥が完了したら、一応、ベアリングチェッカーに装着して回してみます。

指で回しても快適に回っていることが確認できたら、次にベイトフィネス用の粘度の低いオイルを少量注入しておきます。

セラミックボールを利用したベアリングなので、オイルを点さなくても使用上は問題ないはずですが、セラミックボールベアリングは完全ドライ時にはシャーという音が結構出ますので、私は少量だけでもオイルを点しておくようにしています。

これで下準備は完了です。

ABU Revo ALC BF7 のBBを交換

まずは、ABU Revo ALC BF7 から先にボールベアリングを交換します。

因みに、スプール側にもボールベアリングが装着されていますが、KTFのフィネススプールは購入した状態でセラミックボールベアリングが装着されていますので、交換はパーミングカップ側だけになります。

標準装着のボールベアリングは下の画像の右側です。

オイルがしっかり点されていて、ベアリングチェッカーで回してもほぼ回転しません。

まぁ、これは錆びていたりゴミが入っていたりという訳では無さそうで、回転は十分スムースで、取り外し後にパーツクリーナーで洗浄してから再度ベアリングチェッカーで確認したところ、非常に良く回ってくれました。

標準のボールベアリングはシールドタイプなのでボール部分が見えませんが、ハウジングのサイズを見ると【M.B.S.マイクロボールベアリングシステム】が如何に小さなボールで構成されているかがわかるかと思います。

ベアリングの交換作業自身は非常に簡単です。

ベアリングを押さえている針金(上の画像の一番左側)をピンセットや先の尖った棒で外すだけ。

ただ、バネが外れた時に飛んでしまうとなくなるので、指で軽く押さえながら外すよう注意が必要です。

それと、ABUのリールに関する個別の注意点として、ボールベアリングを抜く時にピンセットなどを使う場合、ネオジム(ブレーキ用のマグネット)に近づけ過ぎると、ネオジムが外れてピンセットにくっついてしまいます。
※プラスチックのピンセットを使うなら別ですが。

これ、1個外れると、磁力が協力が故に次々とくっ付いてしまい、連鎖的に外れてしまいます。

なので、ボールベアリングを外す作業の時だけ、少し気を付けて作業をした方がいいかと思います。

組み込んだら、スプールをセットして作業完了。

今回はアジング用にフロロカーボンラインを巻こうかと思い、赤色のスプールを装着してみました。

KAHENでのスムースなライトゲームが楽しみです。




シマノのFTBシステムは少し厄介な存在

さて、気持ちよくABU Revo ALC BF7の交換が終わり、【シマノ 17カルカッタコンクエストBFS】の作業にシフトすることに。

感覚的には、セラミックボールベアリングの事前クリーニングは完了しているので、標準のボールベアリングを外して組み替えれば終わりと思っていたのですが…

改めてサイドプレートを外してみると〜

ボールベアリングはFTBシステムユニットのはるか奥に…

ベアリングを押さえているバネを何とか外しても、元に戻すのが大変そう。

きっとFTBシステムユニットを外す方法があるのでしょうけれど、下調べ無しの状態ではお手上げ。

仕方が無いので、とりあえず調達仕立ての【KTF フィネススプール 17カルカッタコンクエストBFS用】をセットして終了としました。

まぁ、いきなり色々なパーツを替えてしまうと、それぞれの効果がわかりにくいので、一旦はスプール交換のみで使ってみたいと思います。

また、無事に好感作業が出来たら、記事をアップしようと思います。

ベイトフィネスリール セラベア化作戦 まとめ

と言うことで、ベイトフィネスリールのベアリングのセラベア化でした。

ベアリングチェッカーに乗せて回すと、セラベア特有のシャーと言う音が気になりますが、ナイトゲームではこの音がスプールが回ってることの確認にもなるので、決して悪い話しだけではありません。

オイルを点しているので、少しは音もマシになっています。

兎にも角にも、ノーマル状態から自分なりにカスタマイズ・チューニングするのは男子なら好きな方が多いのではないでしょうか?

チューニングしなくもて釣りは出来るし、実際に釣れるのですが、自分の愛機と思える道具で得られた釣果は、サイズや数に関係なく、また別格ではないかと思います。

まずは【ABU Reo ALC BF7】で、1g前後のジグヘッドを使ってアジを仕留めたいと思います (^^

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