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【タックルインプレ】シマノ 16ストラディックCI4+改 退院&TUNE UP

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。

今回のブログはリールについて。

少し前に調達した【シマノ 16ストラディックCI4+ C2000S】について、少々問題があり入院をさせておりました。

個人で解決できるレベルの問題ではなく、技術のある方に見てもらって治療していただきました。

そんな16ストラディックですが、昨日手元に戻ってきましたので、更に少しTUNE UPも施してあげました (^^

ということで、今回はリールの祝退院祝いの記事になります。

お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。

治療のポイントはハンドルの逆転

さて、そもそものリールの不具合はハンドルが逆転するという事象の発生でした。

ダイワのトライソなどでは確かに新品持からハンドルの微妙な逆転(戻り)があったりしたのですが、ルアー用のリールでハンドルの逆転が出るような機種には当たったことがありませんでした。

今回、16ストラディックでは、本体内のメインシャフトベアリングや、スプールシャフトベアリング等々、計4つのベアリングを追加し、合わせてローラークラッチの玉抜きを3つ実施したのですが、その時にいくつかの作業ミスがあったようで、自分の力ではリカバリできず・・・

過去にオーバーホールでお世話になった方に症状を説明し、治療をしてもらいました。

約1週間で手元に戻ってきましたが、逆転症状は完全に無くなっており、完璧な状態で戻していただきました。

特にパーツの追加・交換などは無かったので、工賃と送料込で3000円で対応していただきました。
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今回のミスは、簡易に分解した際にローラークラッチの再セットがちゃんと出来ていなかったことと、回転を良くするためにグリスを抜いたのですが、それも悪さをしていたようです。

シロート作業はダメですね。

自分でやるなら、もう少しちゃんと勉強しないといけないと反省しました。

また、ローラークラッチの玉抜きですが、確かに巻き心地が軽くなるので使用フィーリングは良くなります。

しかし、気温が低くなるとオイルの粘度が変わり、ローターの滑りや逆転を発生させることがあるようです。

確かに、昔のシマノのリールを使っていた時に、極寒の湖上でバス釣りをしていてローターが逆転して止まらなくなった経験があるのですが、それもオイル粘度の影響だったんですね。

事象が発生した時はリールが壊れたと思っていたのですが、自宅に帰ると復活するので不思議に思っていましたが、謎がこんな所で解けました。

因みに、温度変化で粘度に変化が発生しにくい高品質オイルを使用することで、ローター逆転現象は最小限に止めることができるそうです。

また、ローラーの逆転のことを考えると、ローターに負荷がかからない(掛かるほど大物とのやり取りが無い)ライトゲームでは玉抜きは有かと思いますが、シーバスやショアジギなどの釣りでは玉抜きは御法度と言えるかと思いました。

ついでにラインローラーのTUNE UP

リールの完全復活に合わせて、ラインローラーに【M.T.C.W. 零 ZERO】をインストールしました。

この【M.T.C.W. 零 ZERO】については、初期リリース以降いくつかの別バージョンが発売されています。

初期の【M.T.C.W. 零 ZERO】は、ラインローラー(ラインが当たる一番外側の円筒のパーツ)の素材はアルミを使用しているのですが、後続版ではここにチタンを使用しているモデルが発売されています。

アルミよりも更に軽い素材なので、少しのラインの抵抗でもラインローラーが回るようになっています。

ただ、高い素材を使用しているので、お値段もかなり高くなっています。

初期モデルで5000円台なのですが、NEWバージョンは8000円台!!

ラインローラーのパーツだけで廉価版のリールが1台買えてしまいますね (^^;;

まぁ、ここは趣味のモノであり、拘りをどこまで持つかなので、この価格が納得できる方は購入もアリなのではないかと思います。

因みに、私はそこまで出せなかったので初期バージョンを購入しましたが、チタンバージョンも気になるところです~~
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また、【M.T.C.W. 零 ZERO】にはもうひとつ別のバージョンも発売されています。

こちらは、中型リール(
2500番以上)を対象にしたもので、少し太いラインを使用することを想定したモデルのようです。

中型リールで太いPEラインなどを使用する際は、自ずとラインローラーには抵抗が掛かるので、そこまで凝らなくても2BB化くらいで十分では?というのが個人的な認識ですが、こちらも人それぞれに拘りがあるところなので、糸ヨレや感度にとことん拘る方は交換もアリなのではないかと思います。

因みに、感度というキーワードを出しましたが、ライトゲームにおいてもラインローラーの精度は感度に影響すると思っています。

メバリングのように巻く動作が多い場合は勿論、アジングのように止める動作が多い場合でもラインローラーがにしっかりラインが噛んでくれていると感度の違いを感じることができます。

【M.T.C.W. 零 ZERO】はラインローラー部のガタツキがほぼ無いので、感度面ではかなり有利。

感度アップを求められる方も、ラインローラーのチューニングはアリではないかと思います。

■M.T.C.W. 零 改 KAI

■M.T.C.W. 零バージョンⅡ

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