こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
少し遅くなってしまいましたが、今回はアメリカのBass Pro トーナメントの情報をピックアップしてみたいと思います。
既に第7戦となったElliteシリーズ。そろそろA.O.Y.の行方も気になる時期になってきました。
では、BASS MASTER Elliteシリーズの結果チェック、いってみたいと思います。
さて、今回の大会のフィールドは、サウスダコタ州のレイク・オアヒです。
ミズーリ川を堰き止めて作られたリザーバーで、北米で一番大きなリザーバーとのこと。
大きいと聞くだけでも難しそうだな~と感じるのですが、今回は更にその難易度にプラスα要素が。
というのも、このフィールドでElliteシリーズが開催されるのは今回が初めてとのこと。
各エリートプロも何らかのタイミングで釣りをしたことはある選手も多いのかもしれませんが、恐らく経験値的には皆揃って低いことが想定されます。
となると、その場のアジャスト力の差が出る試合になるのか?というところです。
そんな第7戦の初日をTOPで通過したのは、ベテランプロのデビット・フリッツで19ポンド7オンス。
第2位はマーク・ダニエルズJr。3位は有名どころのジョーダン・リー。4位はジョシュ・バートランド。5位はジャスティン・ルーカスとなっています。
ウェイトは4位までが18ポンドオーバーで、5位のジャスティン・ルーカスでも17ポンド5オンスと、首位と1kgも離れていない状況。
上位陣は結構僅差の試合としてスタートしています。
一方で日本人選手の状況は、深江選手が日本人中ではTOPで21位で13ポンド14オンスをウェイイン。
大森選手が29位で、清水選手が52位と、全員セミファイナル進出の可能性を秘めての2日目という結果となっています。
そして向けたDay-2。
日本人選手にとってはセミファイナルがかかる重要な試合になります。
まず、TOPを見てみると、初日TOPのデビット・フリッツは18ポンドオーバーを持ち込み安定感を演出したものの、勢いが爆発した選手がいました。
<出展:Bassmaster.com>
初日2位だったマーク・ダニエルズJrが20ポンドオーバーを持ち帰りTOPに躍り出ました。
初日の差がほとんどなかっただけに、勢いの差が順位に直結した感じです。
<出展:Bassmaster.com>
一方で日本人選手はハッキリと明暗がわかれた形となりました。
深江選手は粘りの釣りで12ポンドオーバーを持ち帰り、順位を少し上げて17位で予選を通過。
<出展:Bassmaster.com>
ここまでは良かったのですが、初日29位と期待の順位であった大森選手が大失速でリミットも揃わず4匹で5ポンド台で帰着。一気に60位まで順位を落としてセミファイナル進出ならず。
清水選手も2匹で1ポンド台と精彩を欠き、94位で終了となってしまいました。
こうなってくると、ファイナル進出の期待は深江選手に託すしかないという結果となりました。
セミファイルのDay-3。
全体的には厳しくなったようで、各選手ウェイトが伸ばせず苦戦する中、2日目で首位に立ったマーク・ダニエルズJr選手は17ポンドオーバーを持ち帰り、首位を堅守。
もっと言うと、2位以下が不調にあえいだ結果、2位のボイド・ダケッド選手に6ポンドもの差を付ける結果となりました。
前回の第6戦では首位が日替わりの大会となりましたが、今回の大会は独走体制が見えてきた感じです。
マーク・ダニエルズJr選手がどこまで見えているか?とその戦略が最終日も生きているのか?が大会の行方となりそうです。
そして、唯一日本人選手でセミファイナルに進んだ深江選手ですが、ウェイトを落としつつも粘り強く10ポンドオーバーを持ち帰ってくれましたが、トータルで18位でフィニッシュ。
上位12名で競われるファイナル進出はなりませんでした。
毎回書いているように思いますが、やはりアメリカのTOPカテゴリーでファイナル進出は非常に高い壁であることがわかります。
<出展:Bassmaster.com>
そして迎えたファイナル Day-4。
日本のTOP50の3日間でも大変だな~と思いますが、4日間の大会は本当に過酷ですね。
そんな最終日ですが、2日目から首位を守ってきたマーク・ダニエルズJr選手が失速・・・とはならず、最終日も少しウェイトは落としたものの、13ポンドオーバーをウェイイン。
3日目の時点での貯金6ポンドが効いて、逃げ切り優勝を果たしました。
しかも、マーク・ダニエルズJr選手にとってみるとElliteシリーズでは初優勝とのこと。
<出展:Bassmaster.com>
記憶に残る試合になったのではないかと思います。
ちなみに、優勝リグはネッド・リグとドロップショット・リグ。
ネッド・リグって何だ?
<出展:Bassmaster.com>
要調査です。
しかし、ここで日本人選手の順位のコメントができないのが何よりも残念。
次回以降の試合に期待したいと思います。
ということでNEWヒーローが登場して終了した第7戦。
くしくも日本のJB TOP50でも藤田選手がルーキーイヤーにて初優勝と、同じような結果が出たことも面白いものです。
試合数の違いもありますが、シリーズが始まり数試合が消化されて経験の浅い選手も慣れてきた時期ということもあるのかも知れません。
そして気になるA.O.Y.の順位ですが~~
ブラッドリー・ロイ選手が617ポイントで首位です。
アーロン・マーティンス選手は521ポイントで11位。
K.V.D.は509ポイントで13位です。
大森選手は452ポイントで34位! もっと順位を伸ばして欲しい!!
深江選手は433ポイントで40位。来期残留には十分な順位ですね。
そして、清水選手は243ポイントで99位。
来期残るにしても、帰国されるにしても、残留資格を取るところまでリカバってj欲しい。
そんなことを、一日本人ファンとして切に願います。
Elliteシリーズ、第8戦は7月26日に開催されます。
楽しみです (^^