こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
先週に開催された【Bassmasetr Classic 2019】の結果の記事も書けていない状態ですが、この寒い週末に国内のJBにおけるセカンドカテゴリーのバストーナメント【JB マスターズ】が開幕しました。
トップカテゴリーのTOP50シリーズも面白いのですが、エントリー数が多いマスターズもまた、勝つのが難しいカテゴリーという点では面白いシリーズだと思っています。
私の記憶の範囲では、ここ数年はずっと初戦は山梨県・河口湖です。
且つ、開催は毎年3月下旬。
下界?では桜も開花する時期ですが、標高の高いハイランドレイクの河口湖ではまだまだ気温も低く、当然水温も低く、スポーニングを意識して活動を開始している個体は少ないので、毎年厳しい試合展開になっています。
ただし、バスのサイズは非常に大型が増えてきているのも事実で、釣れればデカいというのもここ数年来の傾向かと思います。
因みに、昨年の2018年は、初日3,360g、2日目2,292gの合計5,652gを釣った林選手が優勝。
2位は、昨年のトーナメントシーンを大暴れした藤田選手でしたが、2位で2,802g。
マスターズは2日間のポイント勝負なので、必ずしも高ウェイトが上位に行ける条件ではないのですが、それでもこれだけのウェイト差が付けばぶっちぎりでの優勝となります。
2017年の河口湖戦も3月中旬開催で、優勝は佐藤選手で3,744g
この年は結構ウェイトもポイントも接戦という感じですが、参加者125名中、2日間の延べで魚を釣ってきた8ウェイインできた)選手は9名のみという厳しい大会でした。
因みに、この2017年は3位にTOP50の本堂選手が入っておられますが、今年もしっかり上位入賞。
厳しい時期のビッグフィッシュ勝負には強い、というイメージです。
という事で、厳しい時期に毎年開催されているJBマスターズの初戦ですが、今年もその傾向は変わらなかったようです。
公式プラクティスができる金曜日は気温が20℃まで上がるほど暖かい河口湖となったようですが、試合当日の土曜日は日照もなく、非常に寒い状態となったようです。
初日のウェイインは、13名。
ウェイイン中には吹雪?になるくらいの荒天となったようですが、この釣れていない状況において初日の首位の伊藤選手はこのビッグフィッシュを絡めて4,765gの超ハイウェイトをマーク。
<出展:JB/NBCホームページ>
この勢いは2日目も止まらず、2日目も1本ながら2,072gのビッグフィッシュをウェイイン。
大会中で唯一の2日両日のウェイイン者となり、ポイント&ウェイト両方においてぶっちぎりの優勝となっています。
どうも、シャローに上がってくるプリのバスの移動ルートでの待ち伏せ作戦が成功されたようです。
八木崎と言えば、ワンドの中には湧き水が出ているエリアもあった記憶がありますが、他よりも水温が安定しているエリアで行動しているバスのパターンを掴んでおられた感じです。
因みに、伊藤選手は昨年の2018年シーズンの最終戦も優勝しており、年を跨いでので2連勝。
ゼッケンもNo.3であり、安定した実力が光るところですね。
そして、2位は、初日ノーフィッシュからの大マクリで、TOP50の本堂選手がランクイン!
ハードルアーのみのタックル構成だったようですが、ジャークベイトとヘビースピナベ(1oz)で2匹を仕留めて、2日目TOPとなる、3,162gをウェイイン。
<出展:JB/NBCホームページ>
因みに、初日はペナルティの-1,000gを受けておられましたが、ウェイイン率が低いことで大きな影響を受けることなくクリアし、2日目のビッグウェイトでポイントを稼がれて一気に2位になっています。
優勝の伊藤選手以外に、数名でも両日ウェイイン者が居ればこの奇跡は起こらなかったのですが、優勝者以外は全て単日のみのウェイインとなった結果、2日目の130Pが効いて2位になられています。
その他は、3位の鬼形選手(マスターズ長いですね~)も、4位の佐藤選手も初日の結果により入賞。
佐藤選手は前述の通り、2017年の河口湖優勝者なので、この時期の釣れないパターンに強いという選手であることがわかりますね。素晴らしいです。
更に、お立ち台の最後となる5位は、元TOP50の郡司選手。
<出展:JB/NBCホームページ>
郡司選手は初日ノーフィッシュ組でしたが、2日目は1,534gの魚1本をウェイイン。
初日だと、このウェイトでは10位に届かないウェイトだったのですが、2日目は更に釣れていなかったことから単日で3位のウェイトとなり、ポイント制であることから逆転5位入賞となっています。
総ウェイト制の試合も面白いですが、ポイント制はこれはこれで面白いですね。
とにかく、コンスタントに釣ってくることが上位入賞の秘訣と言えます。
※今回くらい釣れていない時は別ですが・・・
と言うことで、厳しい3月開催の初戦は終了しました。
年間5試合と言う大会フォーマットなので、釣れていない(ポイントを稼げている選手が少ない)試合でポイントを確保できた選手は年間争いでは大きなアドバンテージを得たことになります。
昨年のA.O.Y.はルーキーの藤田選手でしたが、今年は伊藤選手が年間優勝を獲得するのか?
次回は関西開催となり、奈良県の三瀬谷ダムとなります。
数が釣
れるけど、ビッグフィッシュの数は少ないフィールドのイメージですが、誰が上位入賞されるのか?が楽しみです。
今年は例年以上に?TOP50カテゴリーにエントリーしている選手が参加している気もします。
優勝が難しいマスターズにおいて、更にハードルが上がりますが、日本のバストーナメントのレベルもアップすると思いますので、こちらも楽しみですね!