こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今年最後の寒気が入り、寒くなった週末ですが、久々にタケ師匠を誘わせてもらいコラボフィッシングに出撃してきました。
バスも気になるし、アジが湾奥に入ってきていると言う情報も聞くし、貴重な釣行時間を何に充てようか?と悩みましたが、移動などに時間がかからない地元の淀川でのチニングに行くことに決めました。
季節的にはまだチニングには少し早いタイミングではありますが、淀川のブリームゲームはほぼ通年楽しめることがわかってきているので、大ハズシもないかな?という期待を込めての釣行となりました。
また、私個人的には先般調達した【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】の使用感を試したかったことと、これまた最近調達した【ダイワ 19モアザン PE TW】の投げ感も確認したかったので、趣味キャスティングも兼ねての出撃でした。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
気温低下、北風強、タイドグラフ未確認のスタート
さて、朝の5時にタケ師匠と合流し、一路淀川へ向かいます。
車の中でポイント相談。
阪急電車~JR沿線までの中流域は水深も浅いので、今の水温を考えると少し厳しいのでは?との意見で一致し、R43号線より下流の河口近くのエリアを選択。
現地に着いて準備をし、いざポイントに入ってみると、既に明るくなっているとは言え、かなりの先行者が入っていました。
石積みの堤防が一定間を開けて岸から出ているのですが、ひとつひとつの石積み堤防には一人ずつ先行者が入っています。
昔から淀川のキビレゲームは知る人ぞ知る扱いで楽しまれてきましたが、ここ最近ではメディアに取り上げられる機会も増えてきており、コツやタイミングを押さえれば比較的安定して釣果にありつけるので人気が高まっている感じです。
因みに、石積み堤防の間のゾーンも釣れないことは無いのですが、ポイントとなる少し沖のブレイクにアプローチしにくい(届かせにくい)こともあり、空いている石積み堤防まで結構な距離を歩いてポイントに入りました。
大潮の満潮の時には石積み護岸が水没することもあるのですが、この日は護岸の根元まで出ているくらいの状態だったので、てっきり干潮が近いのか?と思ったのですが、後でタイドグラフを確認すると満潮前の上げの時間だったようです。
ある意味、プライムタイムにポイント入りできていた訳ですが、本人たちは全く気付いていませんでした。。。
私もタケ師匠も全くタイドグラフをチェックしておらず、酷い話しです(^^;
水質はかなり綺麗でコンディションとしては少し魚が警戒心強めかも?というところ。
様子を見るとボラがかなり活性高く跳ねまわっていたのと、淀川はシーバスがナイトゲームでかなり釣れているようなので、まずはシーバス狙いのタックルから準備することにしました。
ロッドは【ヤマガブランクス バリスティック 810ML NANO】を使うことで、【シマノ 21スコーピオンMD】と【ダイワ 19モアザン PE TW】の使用感の違いを確認する狙いです。
表層を狙う為に【BllueBlue シャルダス】から投げてみましたが、イメージほど飛ばせない?ということで、すぐに【BlueBlue ブルーウィン 140S】にチェンジ。
流石に【BlueBlue ブルーウィン 140S】は飛んでくれますが、それでも期待してイメージとはかなり違う?感じがありました。
後でタックルインプレとして纏めて書きますが、一言で言うとタックルバランスが悪いのかな?という手応えでした。
激流の中、ファーストヒットはラインブレイク
簡単に【ダイワ 19モアザン PE TW】の投げ感は確認できたので、本命のブリームゲームをすべく【Fishman Beams inte 6.4UL】に【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】をセットして釣りを開始します。
いよいよ、機体と不安の大きい【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】の実戦投入になります。
この日はフリーリグしかやるつもりがなかったので、ナス型のシンカーを持ち込んだのですが、ウェイトは5gと3.5gしか準備していませんでした。
しかし、流れが思っておたよりも強く、5gでも何とかボトムはとれるものの、流され過ぎで釣り的には厳しい感じ。
そこで、オフセットフックにも3.5gのシンカーを引っ掛ける形にして、シンカー2個付けの不細工なリグで釣りを開始しました。
下潮と合わさった強烈な流れの中で、ボトムでリグを流しつつ転がしつつバイトを探していくと、時々、岩に当たった手応えではない、金属的に引っ張られるようなバイトが出ます。
しかし、合わせを入れられるようなしっかりしたバイトでもなく、必ず同じ場所を通した時に出る訳でもなく、もどかしい時間が経過します。
そして、冷たい北風も弱まることなく吹き続けるので、ひたすら我慢の釣りを強いられます。
そうしているうちに、ひとつ隣の石積み堤防に分かれて釣りをしていたタケ師匠が様子を聞きに来てくれました。
タケ師匠の方も同じようにバイトはあるようですが、やはり乗るようなバイトではないとのこと。
ハイシーズンなら小型のババタレ級のバイトと割り切るのですが、この時期にそんなに頻繁に小形のキビレのバイトばかり続くとも思えず、何のバイトだろう?と話しをしている時に
グンッ!
根掛かりとは違う重みを感じたので、少しテンションをかけて様子を見ると
ビビビッ!
一気にロッドが絞り込まれました。
油断してただけに慌てての対応となりましたが、少し緩めに設定していたドラグが鳴ってラインが持っていかれます。
これはサイズが良さそう!と臨戦態勢に入ろうとした瞬間、一気にテンションが抜けました。
完全なラインブレイクです。
横で見ていたタケ師匠もガックリ。せっかくのバイトを惜しみつつ自分の釣り座に戻っていかれました。
メインラインは【東レ ソラローム® ルアーPE 0.6号(10b)】にリーダーはフロロカーボンラインの7lbなので、魚との引っ張り合いでは切れたりしないと思いつつ、ラインチェックをするとメインラインの方でザックリ切れていました。
ノット部でもないので、やはりボトムの岩に擦れたのかも知れません。
岩には牡蠣やフジツボ的な貝類が付いているので、極細PEラインなどは触れれば一発でラインブレイクしてしまいますね。
因みに、ヒットルアーは【オンスタックルデザイン カッティングベイト キビレグリーン(淀川スペシャル)】でした。
もう一度しっかりとFGノットでリーダーを結束し、釣りを再開します。
流れは相変わらず早くて、正面にキャストしてそのままボトムを転がしながら下流に流す方法でバイトを探しますが、先ほどほどバイトが感じれられなくなってしまいました。
下流側の石積み堤防で釣りをしているタケ師匠にも動きが無い感じ。
朝イチから釣りをしていて、11時も近くなりそろそろお腹もすいてきたので、釣りの切り上げを相談すべくタケ師匠側に移動することにしました。
諦めかけたタイミングでいきなりのバイト
さて、タケ師匠のところに移動して状況を聞くと、相変わらず小さなバイトは続いているとのこと。
それならと、私も並んで少し投げさせてもらうことに。
キャストをしてみると、先ほど私が釣りをしていたポイントに比べて明らかにボトムの障害物が少ない感じです。
ボトムをべったりと流す感じでも、ほぼ引っ掛かりません。
少し場所がズレただけでもこんなに状況が変わるんだな~と一人で関心しつつ、雑談をしながら釣りをしていると
ゴンッ!
反射的に体が反応してフッキング!!
強烈な引きでロッドが絞り込まれ、ドラグも引き出されます。
今度はボトムの岩に擦られないようロッドを高く上げてファイト開始。
全国的にも引きが強いので有名な淀川キビレ。マジでよく引きます。
久々に釣ったのでサイズ感が沸いてこないままやり取りをしていましたが、明らかに30cmの後半くらいはありそうな良いファイトをしてくれます。
後ろではタケ師匠が撮影開始。
やり取りを動画に収めてくれました。しかも編集までしてくれて感謝、感謝
正直、この大河川でチニングをするにはロッドが少し短いというのは否めない感じでした。
次回、淀川でチニングをする際には、バスロッドの【ダイワ ハートランド 722ML+FB-ST20】を使ってみようと思います。※その理由は後ほど
ランディングは潮が引いて干上がったゴロタ場にするか、ネットで掬ってもらうか迷ったのですが、石積み堤防の下流側が流れも緩んでいてランディングし易そうだったので、ネットで掬ってもらうことに。
しかし、シャフトとネットの接合部が壊れている?らしく、何とか魚の頭は入ったものの、思ったよりも魚が大きくてネットに納まりきりません。
中途半端に魚が入ったネットをひっくり返すこともできず、ネットインの後が大変でした(笑)
その動画はこちらです。
ということで、無事にランディングできたのは、久々にしては上出来な45cmくらいありそうな綺麗なキビレ~ヌでした。
楽しませてくれて感謝をしつつ、元気に川に返ってもらいました。
因みに、ヒットルアーは【ジャッカル ちびチヌムシ】に#4のオフセットフック、そして5gと3.5gのナス型シンカーを利用したフリーリグでした。
タケ師匠も一瞬スイッチが入ったのですが、どんどん潮位は下がっていくし、北風が強くて寒さもあるしで、早々に戦意喪失・・・
お腹も減ったので、この日の釣行はここで終了することとなりました。
タックルインプレ
さて、最後にタックルインプレを!と思ったのですが、この日投入した2つのタックルの内、シーバス用で準備したタックルの方では【ダイワ 19モアザン PE TW】の購入インプレがまだできていないことに気付きました。
なので、こちらは別途、購入インプレ、そして【シマノ 21スコーピオンMD】との比較などを記事にしたいと思いますので、ここではスキップします。
そして、【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】について。
こちらは、少し前に同じロッド【Fishman Beams inte 6.4UL】と【シマノ 21SLX BFS XG】をセットで使っていますので、ちょうど良い比較ができました。
【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】については、先にも書いた通り、実質シマノのFTBを搭載している遠心+マグネットブレーキシステムで、仕組みとしては【シマノ 21SLX BFS XG】とカタログ上はほぼ同じスペックに見えます。
しかも【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】の方が軽い上にボールベアリングなどの数は圧倒的に多く搭載されています。
ダークウルフは本当に12BB1ローラー仕様で、ハンドルノブにもちゃんとBBが入っていますが、SLX BFSは5BB1ローラー。
この差は結構大きいのですが、自分で後付けできるのと、どこまで性能が良いボールベアリングが使われているか不明な点は比較が難しいかもしれません。
【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】は135gで、【シマノ 21SLX BFS XG】は170gなので結構ウェイト差が大きいと思います。
しかも、お値段に大きな違いがあります。
【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】は私が購入した時で税込&送料込みで9,000円弱なのに対して、【シマノ 21SLX BFS XG】は定価で25,000円で実売価格で20,000円弱なので倍以上の価格差があります。
その他、シマノの機能名で言う『エキサイティングドラグシステム』はどちらも搭載されています。
そして実際にキャストした時に操作感やブレーキ性能ですが、認識できる差はほぼ感じませんでした。
前述部分で説明した5g~8gのリグをフルキャストすると、20m~30mくらいは余裕。
もう少し重ければもっと飛びそうですし、ブレーキの掛かり方もしっかりしていて、ブレーキダイヤルを最弱まで落とすとやっとラインが浮くくらいでした。
流石に逆風に近い状態だとリグが失速してバックラッシュ気味になりますが、ここは軽くサミングしてあげることで十分回避できました。
スプール径が【シマノ 21SLX BFS XG】は32mm径なのに対して、【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】は30mm径なので、【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】の方がより軽いリグのキャストに向いていると思われます。
実際、スプール重量も【TSURINOYA ダークウルフ KF-50SL】の方が軽いです。
最後に、デザイン面は少し差があるかと思います。
青色の刺し色がトレードマークのSLXシリーズに対して、ダークウルフは単色でアクセントは全くありません。
好みの問題になりますが、タケ師匠などは、単色の方が渋いと言われていましたし、シマノの場合は青色の刺し色に対応するロッドがある訳でもありません。
スコーピオンシリーズのようにレッドで統一感が出せるのであれば、これはこれでかっこいいのですが、そうでも無いのでちょっと微妙と言えば微妙?ですかね。
と言うことで、もう少し使い込んでみないと耐久性などの面でどうなるか?わかりませんのでもう少し使い込んでから差を改めてインプレ報告してみたいと思います。
淀川チニング 2022年初釣行 まとめ
と言うことで、淀川でのブリームゲームの釣行記でした。
シーズン的には2月の低水温期はさすがに厳しかったようなので、まだまだシーズン開幕くらいの状況かと思います。
周囲も明らかにチニングをしていると思われるアングラーさんがほとんどでしたが、ヒットシーンを見ることはありませんでした。
ただ、4月に入り、水温が上がってくればマチヌの乗っ込みも加わるので更に楽しめるようになるかと思います。
今回はルアーも手持ちのチニングワームしか持っていって無かったので、あまりいろいろ試せなかったのですが、次回までにワームも研究して追加しておきたいと思います。
また、次回はシーバスロッドも持ち込みつつ、ボトムのバイブレーションも試してみようかと思っています。
バイブレーションのチニングもバイトが激しく出るので楽しいですよ(^^!
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