こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は釣りをサポートしてくれる素敵なアイテムを発見したのでピックアップしてみたいと思います。
ある意味、これまでにあってもよさそうなアイテムですが、メーカーが製品化していなかったモノになります。
では、簡単な記事になりますがお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ナイトゲームのランディングって難しくない??
ソルトのルアーゲームをやるまでは、バスフィッシングくらしかしていなかったので、基本は昼間の明るい時間の釣りばかりでした。
そんな私がシーバスのナイトゲームを開始してひしひしと感じたのが
『ランディングがかなり難しい』
ということでした。
まず、街灯などの明かりがあると言いつつ、やはり夜の水の中はほぼ見えないので、慣れてこないと魚がどこにいるのか(魚が釣れている状態で)が把握しにくいのです。
魚が小さかったりすればまだコントロールし易いのですが、シーバスでもチニングでも、デカい魚は当然引きも強くアングラー側のコントロールが難しいです。
せっかく水面近くまで浮かせてきても、最後の抵抗で一気にラインを持っていかれたりするのはよくある話しです。
魚の状態を確認したくて水面をヘッドライトなどで照らしたい気持ちがありつつ、場を一気に荒らしてしまうので、ギリギリのタイミングまではヘッドライトは封印しておきたいもの。
また、私などもほぼチェストライトを使っているので、魚の動き&ネットの動きにライトの向きを合わせるのは、それなりに慣れてこないと意外と難しいものです。
これに、河川の流れなどが加わってくると、ランディングはかなり困難な作業に。
『魚が入ったはずなのに入っておらず、ネットの外にフックだけが引っ掛かってしまい、魚をバラしてしまう』なんてのは自分も当然経験していますし、Goodサイズをバラしたという話しの理由としてもよく聞く話しです。
しかし、釣りにおいては一番大事なフェーズがランディングであるのも事実。
ランディングがスムーズに無理なくこなせるのがベテランアングラーの証と言っても過言ではないかと思っています。
それは、釣れている魚のサイズ、フックの掛かり方の把握、自分の使っているタックルバランス(どこまで無理がきくのか?)、そして魚のコンディションを把握しながら間合いを詰めていく技術などが集約されているフェーズだからだと思っています。
明るい状態でも緊迫するランディングなのに、これが夜で、暗くて、状況が目視し辛い状況だと難易度が上がるのは当然ですね。
と言うことで、このような不便さに対応できるアイテムが今回の記事の紹介ネタになります。
シャフトに防水ライトをセットした時代は終わり
ランディング時にネットの先を明るく照らすことができれば、というのは誰もが考えてきたことだと思います。
なので、小型の防水性の高いライトをランディングシャフトにテープやタイラップなどで縛り付けて、魚の取り込み時にスイッチをONにして使うという話しは聞いたことがあります。
が、この方法でもライトドップリと水に浸かることでライトが壊れたり、シャフトにライトを縛り付けることで、ライトにラインなどが絡んでトラブルになったりと、あまり上手く活用されている例は聞いたことがありませんでした。
地磯のナイトゲームなどで、本当に真っ暗なシーンなどではやむを得ずに使っているアングラーさんがいる、くらいの認識でした。
しかし、今回、釣り用の電気製品のメーカーとして人気を博しているハピソンさんから、ライトがセットされたランディングネットのセットがリリースされました。
その名も【ハピソン ライティングネット】になります。
ネーミングが上手く掛け合わされ過ぎていて、一瞬気付かなかったくらいハマったネーミングだと思います。
こちらの製品は、単にランディングネット&フレーム部分にライトが付いているだけではなく、使っていない時(ネットを折りたたんでいる時)はライトが消えており、魚を取り込む為にフレームを開いた時にに自動でライトが点灯する仕様になっています。
メーカーさんのHPに記載の仕様(諸元)は以下の通り。
- 【使用電池】乾電池単4形1本(別売)
- 【使用光源】白色チップLED1個
- 【使用温度範囲】0~40℃
- 【電池寿命】連続点灯約1.5時間
- (Panasonicアルカリ乾電池使用時)
- 【外形寸法】全長約5650㎜/仕舞寸約745㎜
- フレーム枠約幅420㎜×長さ550㎜
- ネット深さ 約650㎜
- シャフト全長約5000㎜
- 【質量】 約860g電池含む
- 【シャフト継数】 9本
- 【防水保護等級】 IPX7
- 【耐荷重】 約12㎏(垂直方向)
そもそも、ヘッドライトなどを製造しているメーカーさんなので、ライト部の性能については信頼できるかと思います。
因みに『IPX7』という等級表示ですが、【X】は防塵性能を表していて、防塵テストはしていないことを表しています。【7】については防水性能で、『約30分ほど水深1mにおいていても浸水しない』というテストをクリアしていることを表しています。
自然に晒されるタックルなだけに、防塵性能が試験されていないのは?と思いますが、防塵性能まで補償されている製品は少ないです。
電池寿命についても、アルカリ乾電池1本でいいことと、それで1.5時間の寿命があるのであれば十分かと思います。ランディングネットの登場シーンが無いことも普通にあり得ますのでね(^^;;
ライト部の特徴としては、標準でセットされている白色LEDに加えて、オレンジ色のカバーが付属しています。
最近のヘッドライトなどで装備されている、魚に対するインパクト軽減用の赤色系カバーとしてこちらの製品にもオレンジ色のカバーがセットされています。
ヘッドライトやチェストライトでは、夏場に虫が寄ってきにくいというメリットもあるようですが、こちらの製品のように水面近くまでライトを近づけるので、シーバス狙いなどでは2本目、3本目をゲットする為にも必要な配慮かと思います。
少しハードユース向けのモデルも有り!
こちらの製品は2モデル販売されています。
シャフト以外は同じなのですが、標準モデルとハードモデルがあり、標準モデルで全体重量が860g、ハードモデルが815gなので、45gの差ということになります。
『なんだ!45gだけか!』と思われるかもしれませんが、この差は大きいと思います。
また、重量を下げる為にカーボン含有率を上げているので、シャフトとしては標準モデルよりもハードモデルの方がたわみが少ないようです。
軽くてたわみが少ないことで、足場が悪い場所などでの取り回しは確実に良くなっていると思います。
堤防などの護岸であれば、足元まで水があるのでほぼ真下にシャフトを伸ばせますが、磯場などでは前方にシャフトを突き出してランディングしないといけないシーンも多々あるかと思いますので、軽くてたわまないというのは非常に助かると思います。
なお、シャフトの長さはモデルの違いに関係なく5mとなっています。
ただし、シャフト側にライトに関係する機能が無いので、釣り場の足場の高さに合わせて手持ちのランディングシャフトを流用すればよいかと思います。
最後に、ネット部の深さですが、標準的な深さで設定されており、チヌでもシーバスでも問題無く使えるかと思います。
ハピソン ライティングネット まとめ
と言うことで、便利グッズとして【ハピソン ライティングネット】のご紹介でした。
暗い釣り場でランディングをする際には確実にメリットを享受できる製品かと思います。
また、価格も標準モデルの方で13,000円くらい、ハードモデルで18,000円くらいなのでちょっと高いランディングシャフトだけの値段よりも安いですね。
私も5m台のランディングシャフトを釣り場に置き忘れてきてしまい、今は3.5mのシャフトを使っているので5mのシャフトの買い足しの代わりにこちらの製品を視野に入れて検討してみたいと思っています。