皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
先週末は昼間の気温が20度近くにまで上昇して、春の訪れを感じたのですが、週が明けると一気に寒くなり、まさに三寒四温だな~と感じています。
まぁ、気温が少し上がったとて、一度下がった水温は簡単には上昇しませんので、まだまだ冬の釣りのスタイルが強いのは間違いないはず。
冬の釣りと言えば、ボトムワインド、ダート釣法のようなリアクションを引き出す釣り方が強いところです。
少し前にボトムワインド用のジグヘッドについて特集してみましたが、今回はワームについてご紹介してみたいと思います。
ボトムワインドで使えるワームはいろいろあると思いますが、今回は自分が使用した実績も有り、オススメできるワームに絞った3製品を紹介してみたいと思います。
カラーについても自分の経験も踏まえて詳しく紹介できればと思っています。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
今では少し目立たないオンスタックルのワーム
先日、ボトムロックやクロダイ狙いにと思ってボトムワインド用のワームを探しに釣具屋に足を運びました。
お目当ては、過去からボトムワインドで愛用していた”オンスタックルデザイン”さんのワームです。
具体的には【オンスタックルデザイン マナティ38】と【オンスタックルデザイン ワインドシャッド40】の2つのワーム。
【オンスタックルデザイン マナティ38】については、タチウオのワインドゲームで有名なマナティシリーズの小型版。
なので、ボトムワインドで有効なワームであることはわかりやすいですよね。
ボリュームのあるヘッド部と短めのピンテール。
そして、ワーム断面はお約束の三角形という形状のワームになります。

しかし、ただのピンテールではなく、テールの先端が少し平べったくなっているのが特徴です。
アジングなどでは、更に小型の28mmもあるのですが、38mmと比べてみるとこんな感じ。
サイズ感がわかりやすいように、2インチのスパテラを置いてみました。

ちょっと小さすぎてアピール力が下がり過ぎるので、ガシラやタケノコメバル、ソイ狙いなどであれば38mmがベストかと思います。
そして、もう一つのワーム【オンスタックルデザイン ワインドシャッド40】ですが、こちらは大きなテールが特徴的なワームです。
ボディサイズの半分以上もあるこのテールは、ワインドゲーム用という目で見なければテールの大きなシャッドテールワームにも見えます。
シャッドテールワームならヒレのように広がった部分を下にして使う訳ですが、この”ワインドシャッド40”はテール部分を上に向けて使います。

テール以外のボディデザインは”マナティ”とほぼ同じで断面が三角形をしているのですが、こんなに大きなテールが付いていてワインドゲームに向くとは普通はあまり考えないですよね。
しかし、このテールの水押し効果は絶大で、個人的には”マナティ38”よりも、この”ワインドシャッド40”の方がボトムロックの実績は高いです。
あくまでもイメージですが、ワインドさせた後にテール部分が”ブルン”と動いて水押しが魚を誘っているように感じます。
最後にカラーですが、オススメは”クリアーオレンジ・ゴールドラメ”

ロックフィッシュゲームで人気があるのは、ピンクやパールホワイト、チャートなどの派手で膨張色のイメージが強いかと思いますが、この一見変哲無いカラーの実績が抜群です。
また、キビレなどに効くカラーとして有名な通称”魚肉ソーセージ”と言われる”ナチュラル”も持っておいて損は無いカラーかと思います。

そして、ナイトゲームで実績があるのが、ソリッドカラーの”ケイムラ”カラー
一見地味で、ナイトゲームでは目立たな過ぎるのでは?と思われるかもですが、これが魚にはバッチリ見えているようで、しっかりバイトしてくれます。
他にも多くのカラーがありますし、なんだかんだでホワイトやチャートなどの王道カラーは持っておいた方がいいかと思います。
しかし、今回紹介したカラーも持っておけば攻めのバリエーションが増えるのではないかと思います。
一誠 issei 海太郎 ハネエビ
続いては、こちらも使用実績にある【一誠 issei 海太郎 ハネエビ】を紹介します。

短いボディ、そして少し扁平にデザインされたボディなど、ダート性能に振りきったワームになっています。
ピンテールですが、テールの先端は扁平にデザインされている点などは”マナティ38”と似ていると言えます。
また、確実・簡単にジグヘッドをダートさせることができるよう、”ハネエビヘッド”という専用のジグヘッドも準備されています。

ジグヘッドのボトム部分が少し張り出している形状など、”ハネエビ”をセットすることを前提とした形状となっています。
一番最初のハネエビの画像を見てみらえばわかりますが、”ハネエビ”をセットした際にジグヘッドの鈎先を抜く場所にスリットが設けられていてフックセットがしやすくなっています。

ワーム側についても、ボディの中央にフックを通すガイドホールが作られています。
三角形ボディにジグヘッドを綺麗にセットするのは、やってみると結構難しいもので、誰でも綺麗にセットしやすいように考えられている工夫は高評価ポイントです。
ワームカラーについては、特段オススメのカラーは無いのですが、敢えてピックアップするとすれば、”ケイムラレインボー”になります。

アジングなどでかなり実績の高いカラーになりますが、ボトムロックでも非常に有効なカラーと言えます。
ちなみに、”ハネエビ”シリーズとして1インチの”マイクロハネエビ”という製品もあります。

サイズ的には、1インチ=約25mmなので”マナティ28”に近いサイズで、ボトムロックを狙うには少しアピール不足な感じですが、小型でもダート性能は十分にあります。
なので、魚が少しスレていてセレクティブな時などには威力を発揮してくれるかもしれません。
ちなみに、フックのセットのやり方ですが、少し”への字”にセットするところがポイントです。
”への字”にセットすることで、よりキビキビとダートの動きをしてくれるようになります。
アクアウェーブ スパーク40
最後に、比較的新しい製品として【アクアウェーブ スパーク40】を紹介しておきたいと思います。

”スパーク”については55mmもありますが、ライトロックには40mmがオススメです。
こちらのワームも断面が三角形でピンテールということで、ワームデザインはオーソドックスな形状です。
特長としては、素材にエラストマーを使用しているので、ワームが身切れすることなく耐久性が高い点がひとつ。

アクアウェーブさんの製品は、アジング用のワームでもエラストマーを使用したワームが多く、エラストマー整形技術が得意なことが伺えます。
ちなみに、皆さんはエラストマー素材のワームを使ったことがあるでしょうか?
素材が非常にモッチリしていて粘りもあるので、普通のソフトプラスチックのワーム比べると格段にフックを刺すのが難しいのです。
そこで工夫をされている点が、フックを通す為のガイドホールです。

”issei ハネエビ”も装備しているガイドホールですが、ワインド用のリグはフックセットが歪んでいると綺麗にダートする動きをしません。
それをわかってのガイドホール装備です。
なお、ダート性能を最大限発揮させる為に少し”への字”になるようにセットした方がいいのは、先に”issei 海太郎 ハネエビ”のところで記載した通りとなります。
ワインド用ワーム3選 まとめ
と言うことで、ボトムワインド&マイクロワインドの釣りに使い易いワームについてピックアップしてご紹介してみました。
ラパラの”アイスジグ”などもそうですが、ワームに限らずダートアクションはいろんなフィッシュイーターに効果の高い動きになります。
魚の活性が低い時期でのリアクションバイトを誘発しやすいアクションですが、魚の活性が高い時期でも効果は抜群です。
ボトムチニングでも、最近はフリーリグのズル引きが人気ですが、ボトムワインドでもめちゃくちゃ反応がいいですし、ハゼ狙いなどでもハゼを寄せて食わせるパワーがあるメソッドになります。
何か他の方法で狙っていて、反応が悪い時や、釣れていたのにバイトが無くなった時などは、目先を変えて反応を引き出す為の引き出しとしてジグヘッドとワームをワンセットバッグに入れておいて損は無いかと思います!