皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
超ご無沙汰となっていますが、秋になり、チニングも渋くなって仕事も忙しくなり・・・ということで、しばらく記事に手がつけられずにいました。
ということで、久々の記事となりますが、ネタは新しいリールの情報です。
ダイワさんなどは、翌年モデルを前年の12月頃にリリースする傾向が数年前から見られますが、今回の製品もそういったケースでのリリースです。
それも、ライトゲーム用のベイトリール!
ここまで言えば、多くの方がわかるんじゃないかと思いますが、そう!あのリールです。
では、私的に気になる部分をクローズアップしながら、見えてきている情報を書いてみたいと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
ライトソルト用”26月下美人”のベイトリール
今回紹介するのは【ダイワ 26月下美人 BF TW PE SP】になります。
製品名に略語が多過ぎて、あまり美しい製品名ではないというのが正直な感想です。
ライトゲームをターゲットにしているので、”ベイトフィネス”の”BF”表記。
ラインガイドはダイワのオリジナルである”TWS”を搭載しているので”TW”表記。
更に、今回の製品はスプールも極限までライトゲーム対応にしており、極細PEラインの使用が前提なのでPEラインスペシャルとして”PE SP”表記。
と、製品名そのものには好き嫌いがあるかとは思いますが、まとっている機能・性能についてはライトゲーマーならよだれが出そうな仕様になっています。
見た目は月下美人のイメージカラーでもある赤色を意識しつつ、落ち着いたカラーリング。

個人的には、サムレストに明示されている月下美人のロゴは要らないと感じますが、スプールも含めた全体のカラーコーディネイトは好きですね。
少し、ロックフィッシュ用の”HRF”にも似たカラーリングに思いますが。
では、ここからはこのリールがまとった詳細な戦闘力についてひも解いていきたいと思います。
一番の目玉は”SS MAGFORCE”
まず最初は、ベイトリールで一番気になるポイントがブレーキシステムについてです。
近年のベイトリールのブレーキシステムの発展は目を見張るものがあり、DC(デジタル制御)系のブレーキでなくてもバックラッシュとはほぼ無縁の状況になってきていると思います。
その中でも、極軽量リグをキャストしてもバックラッシュし辛く飛距離が稼げる機能を実現したのが”SS MAGFORCE”になります。
ダイワのマグネットブレーキはお椀のようにカップ状に張り出したインダクトローターがスプールに搭載されているのが通常でした。
しかし、”SS MAGFORCE”はその仕組みを刷新し、ブレーキをかける磁力体をよりスプール中心に近づけ、より低い低慣性力を実現する機能になっています。

因みに、”SS MAGFORCE”が初めて搭載されたのは2023年にリリースされた”SS AIR”になります。
2024年には【アルファス BF TW】に”SS MAGFORCE”が搭載されていますが、こちらはスプール径が30mm。
【23 SS AIR】はスプール径が28mmで、今回紹介する【26 月下美人 BF TW PE SP】も28mmですが、ここの違いはPEライン専用か否かがポイントです。
スプールの素材はもちろん”G1ジュラルミン”で軽さと強度が確保されていますが、PEライン専用ということで、伸びが無くて使用の過程でスプールを締め付ける影響が少ないPEラインの特長を意識して、より繊細で軽量なスプールに作られていると思われます。
ぶっちゃけ、実際に釣りで使うことを考えると、カリカリにチューニングされた繊細なスプールはちょっと怖いというのが本音。
しかし、メーカー純正で【キャリル KTF KAHEN】並みの性能を手に入れることができるなら、追加で高額なスプールを追加購入しなくても良いのでコスパが高いと言えます。
とにかく、ソルトでメインとなるPEラインに特化したスプール搭載というのが、今回の【ダイワ 26月下美人 BF TW PE SP】の特長になります。
ドラグ音やラインガイドもソルト向き
最後に、その他の注目機能についても紹介しておきたいと思います。
その一つは”ドラグ 引き出しクリック”
ソルト向けのベイトリールではもはや標準機能とさえ言えるようになってきていますが、【24アルファス BF TW】には非搭載でした。
それが【ダイワ 26月下美人 BF TW PE SP】には搭載されています。
この機能は、私的には以前から拘ってきているのですが、ドラグ音自身はリールの基本性能には影響がありません。
しかし、釣り人の気分という点では非常に大きな影響力を持っている機能だと思いますし、一度使ってみればその意味は理解して頂けると思います。
また、ダイワのベイトリールでは、今や象徴とさえ言えるのがラインガイド部の”TWS”です。
ライン放出時だけラインが抜ける(通過する)領域が広くなるこの仕組みは画期的な機能かと思います。
他メーカーのベイトリールでも、メガホン構造などでラインの通りを良くする機能が考えられていたりしますが、TWSは別格かと思います。
そんなTWSですが、スプールのサイズの違いなどに対応する形でサイズが最適化されたものが搭載されています。
ダイワ 26月下美人 BF TW PE SPまとめ
と言うことで、【ダイワ 26月下美人 BF TW PE SP】をピックアップしてみました。
当然、まだ実物を見ることができている訳でもありませんし、実物に振れることができるのは恐らく年明け2月のフィッシングショーかと思います。
しかし、実機を触る前から、期待度120%のリールと言っても過言ではないかと思います。
ただ、入手する際に気になるのがお値段。
ここ数年でリールの値段はスタンダートモデルとハイエンドで開きが大きくなってきているように感じます。
今回紹介した【ダイワ 26月下美人 BF TW PE SP】もポジションとしてはハイエンド。
なので、価格は標準価格ベースで56.800円です。
まぁ、シルバーウルフもこの価格帯ですし、スピニングリールのハイエンドのように10万円Overという訳ではないのですが、決して安いリールではありません。
メバリングで使うプラグなら確実にジャストフィット!
更に、アジングで使うアンダー1gのリグでもキャスト可能ということで、まさに冬のライトゲームシーズンに、ベイト好きは使ってみたいリールですね。