こんにちは!
いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
さて、年始2回目の釣りは地元湾奥でのアジングを選択しました。
と言うのは、12月の釣りにおいてアジは抜けたと思っていたのですが、タケ師匠が年始の釣りでアジをゲットしているのを見せつけられて、アジが釣ってみたくなったからです。
明らかに数は少なくなっている湾奥のアジですが、まだ残っているのは事実。
これを狙って釣れるか釣れないかで、ただのザクで終わるか、赤いザクになれるか の分かれ目になりますので、真剣になります。
アジングの場合、目標を立てるなら、やはりサイズではなく数。そこでこの日はまず1匹は基本ですが、目標設定としては5匹確保を目標に設定することにしました。
そして、結果は?では、2017年のアジング Day-1 いってみたいと思います!
激ショートバイトに大苦戦
釣行日は1月3日の夜。
タイドグラフ的には22時前頃が満潮の中潮。条件的には悪くないので、言い訳はできません。
タックルはアジング定番ウェポンの【サーティフォー アドバンスメント DFR-511】に【シマノ 16ヴァンキッシュ 1000PGS】。
ラインはエステルの0.3号と、バリバリのアジングタックルで初アジゲットに挑戦です。
まずはアジが溜まっているであろうポイントに入り釣りを開始します。
ワームはサーチベイトとして鉄板となった【マーズ MARS ストレンジャー30 GIGA】の”イカナゴールド”を選択。
ジグヘッドは、ボトムを丁寧に釣りたかったので、【サーティフォー 34 ストリームヘッド】の0.8gで開始します。
すると、数投目で
ツツッ!
と、アジバイトをキャッチ!
フックアップしませんでしたが、アジがいることは確認できました。
すぐにバイトがあったラインにリグを通しなおすと、またもバイトが!
しかし、あまりにショートバイトでフックキングに至りません。
そこで、ジグヘッドをストリームヘッドの0.5gに落としてみることに。
すると、よりバイトがハッキリと強く出るようにはなってくれたのですが、それでも乗りません。
これを食わせてこそ、ザクからグフに昇格できるのですが、腕が悪く思うように食わせることができません。
バイトは続くのですが、どうにも乗らないので、ワームを【サーティフォー 34 ジュニア 1.3in】の”だいだい”にチェンジしてみます。
バイトが乗らない時に安易にワームのサイズを落としたり、ジグヘッドを軽くしたりするのは良くないのはわかってあるのですが、なんとか1匹獲りたい思いからフィネス側に流されてしまいます。
しかし、案の定と言うか、乗らないどころか、バイトが激減…
これではイカンと、再度ストレンジャー30に戻すものの、バイトは出るけど本当に乗らない〜
魚が居るのに、これだけ乗せられないのは、まさに万死。
新年2回目からいきなりの大ピンチに遭遇してしまいました。
食わせのキモに気付いてアジゲット
あまり一ヶ所に固執してもいけないと思い、場を休ませることも考えて場所移動することに。
二ヶ所目の明暗ポイントに入る頃には、タイド的に満潮から下げのタイミングになっていました。
いい感じに潮が動いて居るので、明暗に対して潮上にキャストしてリグを明暗に送り込む感じで釣ってみます。
すると、ここでもすぐにアジのバイトが!
しかし、先ほどと同じで乗りません。
そこで、ふと【サーティフォー 34 タープル 1.6in】を持ってきている事を思い出しました。
サイズは小さいけれど、ボリュームがあるのでアピール力はあるはず。
手持ちの中から、”はながすみ”を選択。
反則カラーのはなちらしに似た点発光ラメ入りのワームですが、クリアボディのはなちらしに対して、はながすみはボディもグローが入っていて全体的にボヤッと光って更にアピールが大きい感じのカラーです。
ワームがボリューム有りなので、水の抵抗を考えて、更にカウントダウンの数を増やしてしっかりボトムまで送り込みます。
ボトムを這わすように誘っていると、バイトはあるのですが乗りません。
そこで、2〜3回強めに誘い上げてフォールでバイトを待ち構えると、いきなりひったくるような激しいバイトでロッドティップが持っていかれました。
即フッキングすると、ようやく針に乗ってくれました。
しかし、アジの口は柔らかいので、どのような掛かり方をしているのかわからない段階では油断はできません。
しかも、バイトが小さいので豆アジかと思っていたのですが、ビックリするほどよく引きます。
まさに、久々のマジかぁ〜が出るほどの引きです (^^;
浮いてきた魚を見ると、なかなかのサイズのアジです。
抜き上げで躊躇は禁物。
勢いで一気に抜き上げます。
足元に横たわったのは、ピッタリ20cmの湾奥ではナイスサイズのアジでした。
しかも、見事なまでに丸呑み。
少し大きめに誘いをかけて、フォールで食わせた結果しっかり吸い込んでくれたようです。
且つ、タープルは断面が星型になっており、ものすごく水を噛む形状になっているので、通常のストレートワームなどに比べてフォール速度を遅くすることが可能です。
これもアジがワームに追従して吸い込み易くできた要因になっている感じがしました。
アジの食わせ方がわかったので、引き続き同じような誘いで続けていくと、すぐにまたハッキリしたバイトが出てくれました。
しかし、アジにしては少し押さえ込むような感じがして違和感があったのですが、フックアップしてやり取りが始まるとすぐにアジではないことがわかりました。
上がってきたのはやはりタケノコメバル。
同じボトムで居ることが多いガシラと比べると、タケノコメバルの方がワームを追う修正があるように感じます。
ガシラの場合はボトムで誘いからのロングステイでコンッ!と入ることが多いのですが、タケノコメバルはスイミングさせている時に食うことが多い。
なのでリグを頻繁に動かして誘うアジングで、外道としてヒットすることが多い感じです。
潮が効いてきたので少しだけメバルに浮気
アジがまだ居ることはわかっていたのですが、周囲に目をやると少し大きく潮が動き始めており、潮通しの良いポイントでのメバルが気になったので、一旦アジングは休憩し、メバリングを試してみることに。
もちろんタックルもリグもアジングのままですし、この日はアジングと決めていたのでネットも持ってきていません。
もし間違えて?良型のメバルが釣れたら取り込めない可能性も高いのですが、そこは何とかなるだろうと割り切ってメバルを狙ってみます。
この日も風はほぼ無い状況なので、軽いリグと細いラインで丁寧に集中して狙ってみます。
探っている途中で何度かバイトらしき違和感をキャッチしたのですが、フッキングには至らず。
合わせていないので少し間をおいて狙ってみようと思い、そのまま気になる場所をどんどんランガンしていきます。
しかし、年内の釣りでグッドサイズのメバルが釣れた場所では完全ノーバイト。
そこで、戻りながらバイトがあったエリアをもう一度丁寧に探りなおしてみると~
ココンッ!
とメバル特有のひったくっていくような明確なバイトが出ました。
心の準備も出来ているので、フッキングはバッチリ。
幸いなことに? サイズも大きくない感じで、適当にやり取りを楽しんで無事にランディング。
15cmちょいくらいのメバルでしたが、嬉しい釣果でした。
メバルのいるレンジがわかったのでもう少しだけ浮気を続行。
タープルを水に馴染ませつつ、スローに誘っていくと〜
コンッ!ジジッ!
再びヒット!
この魚も引きはほどほどで、この日のラインシステムで十分やり合える感じです。
上がってきたのは、ほぼ同サイズのメバル。
潮の流れに乗って入ってきたブルーかと思ったのですが、シロメバルのようなので、居着きの活性が高いという感じです。
メバルはこの2匹で満足できたし、サイズを狙えるタックルではないので、この日のメバリングはここで終了としました。
本命のアジングに戻って目標クリア
ということで、再度、アジングポイントに移動して、ショートバイトを先ほどの方法でモノにするべく、釣りを再開します。
リグをキャストし、ボトムまでしっかり落として狙いますが、魚が少し浮いている可能性も意識して、カウントの途中からリールのベールは戻して半テンションフォールのようにしてフォール中のバイトにも備えます。
すると、2投目、テンションフォール中ではありませんでしたが、ボトムから誘い上げた後のフォールで〜
カツンッ!とヒット〜
しかし、アジは最後まで走ってくれるのでやり取りが楽しい!
流石は青物ですね。
この魚もランディングで躊躇することなく抜き上げ!
しっかりバイトでポロリの心配は全くない掛かり方です。
どうしたら食わせ易いかがわかってからは、数投に1匹のペースで釣れてきます。
やはりボトム付近でゆっくりフォールさせることができるタープルの効果はかなり高い感じです。< サイズ的には最初の1匹が一番大きかった感じですが、ポロポロと拾い釣りが出来て、目標の5匹が確保できたところで、この日の釣行は終了としました。
アジング 2017年 Day-1 まとめ
ということで、最初はまぁまぁ苦戦しましたが、後半で気持ち良い釣りが展開でき、爆釣には程遠いものの、納得のいく釣りができました。
前からこちらのブログでも書いてきていますが、 アジングではボトムを狙うにしてもリグを浮かせた方が良く、この浮かせ方についてはラインスラッグの処理が大事だと改めて感じました。
今回もジグヘッドのウェイトを落としてリグの沈下速度を落としつつ、完全にフリーフォールに任せるのではなく、ロッドでリグの重さを感じれるギリギリのテンションを維持しながら沈めることで、フォール中のバイトも取れたし、ラインスラッグの遊びがある分吸い込みも良くできた感じでした。
スモールゲーム特有の繊細な部分ですが、この繊細さを操作しきった上で得られるバイトは格別の釣った感が伴います。
この繊細さをやり通すには、技術だけの問題ではなくタックルバランスも大事です。
実はメバリングDay-1の帰り道に、アジングポイントも覗いたのですが、その時はアジングタックルを持ち込んでおらず、【リップルフィッシャー リアルクレセント 76WR/TZ】で釣りをしました。
このロッドでも、0.8gのジグヘッドは十分投げれるのですが、投げた後の操作感は非常に鈍重で、よほどハッキリしたバイトでないと感知できない状況でした。
これは、【リップルフィッシャー リアルクレセント 76WR/TZ】がアジングに向いていないのではなく、やりたい釣りとマッチしていないと言う点がダメなんだと思います。
このロッドでも、フロートやキャロライナリグで狙うのであれば十分アジングで使えたと思いますが、軽いジグ単の釣りをターゲットにして作られていないロッドなので、完全にミスマッチでした。
タックルについては、ロッドの感度やリールの軽さは“人感度”で十分クリアできる部分があるかと思いますが、やりたい釣りとのマッチングは、ロッド・リール・ライン全てを踏まえたトータルバランスを意識しておかないと快適な釣りはできないと思います。
いくら軽い高級ロッドと高級リールを準備しても、ラインが太すぎるとライトゲームではストレスがかかるばかりの釣りを強いられます。
細いラインを使うとなると、それなりに柔軟なロッドが必要になってきますが、ただ柔らかいだけのロッドではアジングなどにおいてはバイトが取りにくくなってしまいます。
何が言いたいかと言うと、これもバランスです。
ライトゲームは繊細であるが故に、このバランスを意識することは快適に釣りをしたり釣果を上げていく為には必要不可欠な要素だと思います。
以上、最後は若干釣行記から脱線した話しになりましたが、今回の釣行で改めて感じたことでもありますので、書いてみることにしました。
次回以降の釣行でも、今年は毎回目標設定をして釣りに行き、良かった点・悪かった点をしっかり検証していきたいと思います。
<参考>タックルデータ
ロッド:サーティフォー 34 アドバンスメント DFR-511
リール:シマノ 16ヴァンキッシュ 1000PGS
ライン:エステルライン0.2号+東レ バウオ エクスレッド3lb
ヒットルアー
■サーティフォー 34 ストリームヘッド
潮の微妙な流れも感じられる、考えられたヘッド形状をしている信頼できるジグヘッドです。
また、アジが吸い込み易く、掛かった後はバレにくいのも特徴です。
■サーティフォー 34 タープル 1.6in
まだ市販されていませんが、ゆっくりとワームをアジに見せたい時に活躍してくれるワームですね。早く実店舗やネットショップで買えるようになって欲しいワームです。