こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
こちらのブログにおいて、不動のアクセス数TOPをひた走る記事に、キャスト切れに関する考察の記事があります。
古い記事(初回アップは2017年5月)ではありますが、いまだに日々アクセス数が伸びており、直近での累計アクセス数は16万アクセス超という状況。
また、私の身近な釣り仲間の中でも、青物釣りでせっかくヒットさせたのにFGノットがすっぽ抜けたという残念な話しも聞いたりします。
そこで【FGノット最強説】を唱える身として、FGノットの確実な結束方法について改めて記載してみたいと思います。
過去に時期を書いた時から、ノットを組むアイテムについても特段の進化は無く、キモあ編み込みの方法であると確信しています。
では、本テーマに関心のある方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
摩擦系ノットの成功の鍵は編み込み方
最初に記載するのは、編み込みの精度についてです。
FGノットは結び目などで止めることがなく、リーダーに巻き付けた本線のPEラインがリーダーにしっかり食い込んで発生する摩擦力で止まっているノットになります。
また、今回の記事を書くにあたり少しネット検索をしていると、同じ摩擦系ノットで【SCノノット】と言う編み方を見つけました。
FGノットより結束強度が高く、FGノットよりも早く編めるとのことなので、このノットについては本記事の最後で少し触れてみたいと思います。
話しを戻すと、FGノットの強度を確実なものにするために一番大事なことは規則正しく正確に編むことと、編み込みの時点で密に編み込んでおくことの2点がポイントと思っています。
FGノットの編み方で、本線(PEライン)にもリーダーにもテンションを掛けずに編み込んでいく方法も紹介されていますが、私としては本線はしっかりテンションを掛けた状態にした方がいいと思っています。
理由は、編み込んでいる段階で密な編み込みができ、締め込みをした際に規則正しい編み方が崩れることが無いからです。
ラインにテンションをかける為に、本線を口で咥える方法もありますが、私は以前から紹介している単純な構造のノッターを利用しています。

昌栄さんのTOOLブランドの製品になりますが、ラインをしっかりホールドできるゴムパーツが付いている以外は特殊な機能が無く、釣りのバッグやフィッシングベストなどに吊るしておけるコンパクトさが魅力です。
複雑な構造もないので壊れるというリスクが無く、既に10年近く使いこんでいますが、まだまだ現役バリバリの状態です。

編み込みの最初の工程では、このノッターにPEラインを挟んで止め、両手でリーダーを持った状態で編み込みをしていきます。
また、ここで第一のポイント・Tipsですが、本線はロッドのトップガイドまで通した状態にすることをおススメします。
理由は、リールから出ている本線にテンションをかけて引っ張った際、ロッドにラインを通しておけばテンションを一定に保つことができ、編み込みの失敗が少ないためです。
ラインにテンションを掛けた方がいいとは言っていますが、テンションを強くかけすぎると、編み込み目に隙間ができてしまい、密にPEラインを巻き付けることができなくなります。
ロッドにラインを通しておけば過度にかかった負荷もロッドティップが吸収してくれるので安定したテンションが保ちやすくなると言うことになります。
第二のポイント・Tipsは、編み込み部分に角度を持たせるということです。
角度と言っても伝わりにくと思いますので、画像を見てもらいたいと思います。

この編み込み部分の画像ですが、左上に伸びているのがリーダーになり、右上から画像真ん中下部に伸びているのが本線のPEラインになります。
このように、リーダー側に少し『くの字』になるように角度を付けると、編み込みが綺麗に密巻きすることができます。
編み込み時の利き手により、角度を付ける向きが左右変わってくるのですが、私の場合は右利きで、リーダーを左手に持って引っ張りながら右手で画像の右方向に編み込んでいく形になります。
画像のように角度が付いていると、編み込み部分の密度を確保しつつ編み込むことができるので、最後にノットを締め込む際に、既にある程度締め込まれた状態から締めていけるので、締め込みの作業時にノットがすっぽ抜けることもありません。
なお、PEラインがミニマムで0.6号くらいまでなら、あまり気にしなくてもいいのですが、0.2号などの極細PEラインと4lb~6lbくらいの細いモノフィラメントリーダーの結束の場合には、結び目にかけるテンションは少し軽めにした方がいいと思います。
緩過ぎるのはダメですが、テンションを強くかけすぎると、編み込み部分が広がってしまい綺麗に密巻きにできなくなるケースが多く、結果的にノットが不均一になって強度が落ちることになりますので、テンションの強さはラインによって少し調整する必要があることをお伝えしておきます。
強度を確保する鍵は締め込み方
先の部分ではノットの確実性を上げる方法を記載しましたが、次に強度を確保するために必要なことを書いてみたいと思います。
先の規則正しい密巻きですでにかなりの強度は確保できているのですが、実際に魚と引っ張り合いをした時に強気でやり取りをする為には、強度に不安を持たないようにしなければいけません。
これについては、締め込み時にいかに限界ぎりぎりまでテンションをかけて引っ張って締め込んでいるかどうか?で強度が変わってきます。
理由は、中途半端な締め込みをしていると、魚との引っ張り合いや、根掛かりなどでノットに負荷をかけた時に編み込みが滑って摩擦が発生し、ライン強度を落としてしまうからです。
PEラインは引っ張り強度では非常に強さを発揮するラインですが、摩擦熱が加わった際に一気に強度を落としてしまうという弱点も持っています。
なので、引っ張り合いの最中に結び目がズレるようなことがあると、そこで摩擦熱が発生し、ライン強度を落としてプッツンと切れてしまうことになります。
FGノットの強度確保のために、UV硬化剤などで結び目を固定する方法も紹介されていますが、早い話しノットがズレないようにするのが大事ということです。
締め込みの際の摩擦熱を排除する方法として、一般的にはつばや水を結び目につけて熱の発生を回避する方法が有名ですが、PEラインにワセリンを軽く塗布してからノットを組むことで締め込み時にラインがスムーズにズレることで不要な熱の発生を回避することができます。
摩擦熱を回避する方法はそんなところですが、キモは結束の締め込み時に限界ギリギリまでしっかり締め込んでおくことが強度確保のキモとなります。
その為には、締め込み時に素手で行わずにグローブや軍手をする必要がありますし(素手でラインを引っ張ると手にラインが食い込みます)、先に紹介した【昌栄 TOOL システムノッター】は本体部分がザラザラした滑り止めのような状態になっているので、ここにラインを3回ほど巻き付けることで力をしっかり掛けて締め込めるようになっています。
と言うことで、ノットの強度を確保するには、締め込み時にしっかり締めておことが大事、ということをお伝えしておきたいと思います。
最強?最速?SCノットについて
では、先にも少し触れましたが、最速にして最強という評判の【SCノット】について少し触れてみたいと思います。
”SCノット”は”ショックアブソーブド・キャプテンノット”の略とのことですが、漁師さんが考案したノットのようで、10年以上前から知る人ぞ知るノットになっています。
改めてノットの方法を見ていると、YouTubeでよく紹介されているな、と思い出しました。
詳細なノットの作り方はここでは紹介しない(簡単に検索できますので)ですが、確かにノットの為のアイテムが無くても正確に編むことができそうなのと、単純なので誰でも間違わずにできそうな点は評価できると思います。
どんなに強く結束できても、工程が難しくて成功率が低いようではダメだと思います。
また、画像の通り、出来上がったノットもスリムなのでガイド抜けなどの点は良いかと思いますが、すっぽ抜け防止の為にはリーダーや本線のエンドポイントに焼きこぶを作った方がいいという記事を散見します。

ここが個人的には問題だと思っています。
と言うのは、私の場合はベイトタックルメインなので、リーダーは3ヒロ~4ヒロ取ります。
当然、ノットはリールのスプール内にある状態になるのでロッドの全てのガイドを抜けていく訳ですが、焼きこぶなどを作るとどうしても引っ掛かりが出てしまうのではないか?と懸念しています。
スピニングタックルで、トップガイドの外にノットを出す場合はいいと思いますが、ノット部をリールまで巻き込む場合にどのくらい引っ掛かりが出るのか?
これは気になるので一度自分で検証してみたいと思います。
釣りTips FGノットの正確性と強度確保について まとめ
と言うことで、FGノットの作り方のポイントについて書いてみました。
FGノットは何らかの結び目などに頼らないノットなので、ノット全体で力を分散させつつ受け止めるところが強さの秘訣だと思っています。
且つ、SCノットもそうですが、リーダーの周りに薄くPEラインが巻き付いているだけなのでノット自身が非常にスリムでガイド抜けが抜群に良い点も注目ポイントです。
FGノットの正確性と強度確保に自信が持てるようになれば、魚とのファイトでもラインの限界まで思い切ってファイトすることができます。
今回ご紹介したポイントを意識するだけでノットは改善できると思いますので、FGノットの結束に自信が持てないと感じておられる方は是非参考にして頂ければ幸いです。