皆さん、こんにちは!こんばんわ!
いつもこちらのブログを読んで頂き有難うございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回はハゼのエサ釣り釣行記になります。
先般調達した【ジャッカル RGM Spec3-OT】をまだ使えておらず、何とか使ってみたいと思い出撃することにしました。
1.2mのショートロッドなので、基本は穴釣り用。
穴釣りができるポイントとして淀川を意識していたのですが、釣行時間があまり長く確保できないことから、地元の武庫川で試してみることにしました。
武庫川で穴釣りはあまり聞かないのですが、知りえる範囲で穴釣りができる場所を探して行ってみました。
全くの未知数での出撃で、まぁ、竿の使用感がわかればいいか、くらいで考えていたのですが、結果はかなり驚きの釣果となりました。
では、武庫川のハゼ釣り、関心を持って頂けた方はお時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
身支度はミニマリズム
さて、この日はタナゴ竿での釣行ということで、浮気をしない為にも他の竿は持ち込まないことにしました。
仕舞寸法の短い【ジャッカル RGM Spec3-OT】なので、ライトゲームバッグにすっぽり収まってくれます。
その他、鈎やオモリ、小物などをバッグに彫り込んで準備完了。
このお手軽感がいい感じですね。
このバッグと、釣れた魚を入れるクリアバケツにエサケースを彫り込んで釣り場に向かいました。
歩いている時に竿が見えないので、旗から見れば釣りに行くようには見えないかな?という感じで、ちょっと新鮮でした。
ハゼ釣り初の武庫川下流域に出撃
ポイントに向かう前に、この日のエサの調達から開始。
釣具屋に行き”ハゼほたて”を買ってみようと思っていたのですが、なんと!売り切れ!
数日前には売っていたのに、誰かが買い占めたか?
アミエビも試してみたかったのですが、この日はいったん虫エサにすることにして”青イソメ”を少量購入しました。
この時点では、この日も武庫川潮止め堰堤エリアをチェックしようかと思っていたのですが、レジの方から『下流域は型がいいのが釣れるようになってますよ』との情報を聞きました。
短い竿での穴釣りが目的ですが、上流域ではストラクチャーが無く穴釣りができるところが無いことから、ちょうどいい機会だと思って下流域を見てみることにしました。
ポイントに着くと、先行者の姿は一人。
ただ、ハゼ釣りなどではなく、明らかにシーバスかクロダイ狙いのルアーマンっぽい感じです。
ハゼ釣り師が居ないということは、ここではハゼは釣れないのかな?と思いつつ、まずは穴釣りができる可能性のある石積みエリアに入りました。
阪神高速湾岸線の周囲は、川の東側が石積み護岸になっています。
シーバス釣りなどでは結構有名なポイント。
そこに、淀川の石積み護岸のイメージで入ったのですが、それほどリグを投入できる穴が足元になく、短い竿では非常に探りにくい状況。
『これは場所の選択を間違えたかな?』と思いつつ、何とか届く岩の隙間をチェックしていきます。
しばらくはノーバイトで、やっていることが合っているのかダメなのか?さっぱりわからない状態でした。
しかし、少し底が見えるような浅い場所に絡む岩場を探っていると~
コツコツ!
明確な生命感をキャッチ!
竿の感度もさることながら、穂先が目の前で反応するので、目視レベルでバイトが確認できます。
何度かノラないバイトが続きましたが、数投目に見事にフックアップ成功。
ピリピリとロッドを震わせながら上がってきたのは、少し残念な”チチブ(ダボハゼ)”でした。
本命のマハゼではないので微妙な感じですが、穴釣りはチチブが多いというのを動画でも見ていただけにあまり驚きと落胆はありませんでした。
同じような感じで、周囲の岩影を狙っていくと、ちょいちょいバイトが出ます。
魚が小さいのと、エサも青イソメで太いので、なかなかフッキングしません。
しかし、仕掛けを軽く宙に浮かせて探っていくとフッキング成功。
やはり上がってきたのはチチブでした。
この日2匹目のチチブが釣れたところで、このポイントではハゼ狙いは難しいと判断し、まだ時間が早かったので、淀川に行ってみようと移動することにしました。
思わぬ場所で本命のデカハゼ発見
さて、車に戻ろうと歩きつつ、フィールドの状況をチェック。
どこかでショートロッドで釣りができる場所は無いか?念のための確認です。
すると、ボトムに薄っすらとゴロタ岩が点在する場所を見つけました。
穴釣りではありませんが、短竿でも何とか仕掛けが届きそうです。
チチブくらいは岩の影に潜んでいるかも?と思い、軽くチェックするつもりで仕掛けを投入しました。
すると、投入してすぐに
ビンッ!ビビビンッ!
竿先がガンガン引き込まれるほどのバイトが出ました。
最初はフックアップできませんでしたが、エサを新鮮なエサに挿し替えて再度仕掛けを投入すると~
ゴンッ!
ビビビビ~~ン
フッキングと同時に先ほどとは比にならない強烈な引きで柔らかいロッドが絞り込まれます。
竿が満月状態ですが、気にせずに一気に引き抜くと、なんと!想定していなかった良型のマハゼが上がってきました。
しかも、完全にエサごとフック丸のみです。
これだけ口が大きければ大きな青イソメでも難なく丸のみしますわね。
以外なところにハゼが居たことに驚きつつ、ヒットした岩をもう一度攻めてみることに。
すると、投入一発でまたまた強烈バイト!
これも一気に引き抜くと、これまた良型のマハゼ。
1匹目よりもサイズアップです。
この魚もバケツにキープして、再度仕掛けを投入。
小さな岩の隙間なので、さすがにもう居ないだろうと思っていたのですが、またまた~
ゴ~~ンッ!
驚愕のパワーでロッドが絞り込まれますが、容赦なく抜き上げ!
上がってきたのは、更にサイズアップしたマハゼ!
この日マックスサイズ。
と言うか、私が釣ったことがあるハゼの中でもマックスサイズかもというくらいのデカハゼです。
さすがに、同じ場所でのバイトは途絶えましたが、時間もあったので淀川行は中止して、もう少し周囲をチェックしてみることにしました。
チチブも含めてバイト続出
偏光サングラスで水中をチェックすると、美味しそうな岩影が何ヵ所かあるのですが、いかんせんロッドが短く、仕掛けが届きません。
仕掛けの長さはロッドの長さにプラス10cmくらいで作っていたのですが、ここで、腕の長さも考慮して、少し長い仕掛けを作ってみることにしました。
これで少しだけ捜索範囲を広めつつ探っていくと、小さなバイトが!
何度かバイトしてくる中で、しっかり食い込んでくれている手応えをまってフッキングすると、チチブをゲット。
最初の方に釣ったチチブに比べるとサイズは良くなっています。
しかし、マハゼに比べるとバイトも引きもかわいいものです。
更にエサを交換しつつ探っていくと、またチチブ。
この後、チチブを1匹追加し、ハゼが釣れないので帰ろうかと思っていたところ、置き竿にしていたロッドを持ち上げると重量感が?
勢いの良い引きはマハゼ?
上がってきたのは、少しサイズはダウンしましたが、綺麗なマハゼでした。
周囲にもハゼが居ることがわかったので、もう少しだけ粘って探ってみることに。
あまり仕掛けを動かさなくても、生き餌だけに魚の方からエサに寄ってきてくれます。
仕掛けをステイさせつつ、バイトを待っていると~
コンッ!ビビ~~ン!
またも、マハゼと思われる鮮烈バイト!
一気に抜きあげると、これまた良型のマハゼでした。
と言うことで、結局、2時間弱の釣りで、良型ハゼを5匹ゲット。
この日は持ち帰りの予定がなかったので、皆さん、川に帰ってもらいました。
ただ、こだけのサイズ感があれば、食べてもきっと美味しかったかと思われます。
なお、この日使った仕掛けはちゃんと仕掛け巻きに収納しました。
これで次回も使えますし、毎回ラインを変えずにすむので少しエコですね。
また、長さの違う仕掛けを事前に準備しておけば、釣り場で仕掛けを組む時間も省けるので効率の良い釣りができる点もメリットかと思います。
ハゼ釣り 武庫川ポテンシャルに驚愕 まとめ
と言うことで、完全に予備知識&情報無く出かけたハゼ釣りでしたが、思わぬところで面白い結果が得られました。
ただ、釣れたものの、やはり120cmのロッドではかなり無理がありました。
タナゴ竿は穴釣り向けかなと思います。
このような状況があることも踏まえると、やはりのべ竿はもう少し長さのバリエーションを揃えないといけないことがわかりました。
とりあえずは3.6mクラスですかね?
4m台となると、かなり広範囲に探れますが、ちょっと取り回しが悪くなるので、近距離戦を手返しよく釣るなら12尺って感じです。
ちなみに、今回使った【ジャッカル RGM Spec3-OT】は感度がいいだけでなく、意外にバットパワーもあるので、使っていて楽しく不意の大物にも対応できる竿でした。
近距離戦のハゼ釣りには最高にマッチするロッドだと思います。
ただ、延べ竿の注意点に直面しました。
のべ竿の場合、当然ですがリールが無いので、根掛かった時にラインを出すことができません。
となると、ラインに手が届かない状態で根掛かると竿をまっすぐにして引っ張るしかありません。
これをすると、振出竿の場合は継の部分の接続が強くなり過ぎて最悪の場合は収納できなくなる可能性があります。
今回、私も1回竿で煽っても取れない根掛かりになったのですが、竿をまっすぐにして引っ張ったことで、納竿時に一番先端の細くて繊細な部分が縮んでくれずかなり焦りました。
また、並み継竿の場合だと、穂先だけがすっぽ抜けてサヨウナラ~という惨事にもなりかねません。
ある程度ボトムの岩などの障害物も狙うハゼ釣りなだけに、100%根掛かりを回避することも難しいかと思います。
のべ竿の場合、この竿にダメージを与えるというリスクは今後対策を考えておかないといけないと感じました。