メバリング

【メバリング】Day-9 今季最狂の寒さと勝負

こんにちは!

いつもこちらのブログを読んでいただきありがとうございます。

NABRA Chase Fishing (N.C.F.) GONTAです。

ここ数日、ご無沙汰しておりましたが、その理由の一つには今回の釣行も影響しているのかも知れません。

今回の釣行記は気温がマイナスまで下がった水曜日。

オマケに、爆風で風速は想定11m !

そんな日に釣りなどしたものですから、何を隠そう、インフルエンザに罹患してしまいまして・・・(汗)

水曜日の日中はそれほどしんどくも無かったのですが、水曜日深夜~木曜日朝にかけて一気に熱が上がり、以降の仕事は全てキャンセルで自宅で死んでいました。

3日目までは完全に死亡していましたが (^^;;

しかし、4日目に入って何とかキーボードは叩ける迄には復活したので、釣行記を書いておこうと思います。

お付き合いいただけると幸いです。

爆風の夕マズメから釣りを開始

そもそも、この日は事前に風が強いことはわかっていたので、いつもと違って西風に強いポイントを選んで入ることにしました。

しかし、タックルの準備中も強烈な風が吹き荒れており、少し素手でうろついただけで手は凍るように冷たくなってしまいます。

こんな極寒用に買っておいた桐灰のマグマというカイロを使ってみましたが、これだけ気温が低いと握っていても辛うじて暖が感じ取れるくらいです。

以前に来た時にはガシラがいっぱい相手をしてくれたので、まずはボトムロック狙いで釣りを開始します。

【デコイ デルタマジック 1/16oz(1.8g)】に、点発光の入った【オンスタックルデザイン マナティ28】でサーチしていきますが、風裏と言えども周りがあまりに風が強く吹き荒れているので、風が巻き込まれて不規則に風向きが変わりとにかく釣りにくい。

しかし、これ以上ジグヘッドを重くすると根掛かりが増えるだけなので、このセッティングで狙っていくと~

バイトも感じられないままにロッドに重みが・・・

上がってきたのは綺麗な色をしたアナハゼくんでした。

背びれの一番前以外は透明なのが面白いですね。
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とりあえず、何とかボトムはとれるので、そのままボトム狙いを続けていきます。

すると、今度は手元に少し明確なバイトが!

フッキングすると藻でも引っ掛かったか?と言う手応え?

とにかく、その引きは極小そのもの~

上がってきたのは安定の優しさを発揮してくれるチビラでした。

海の中も寒くなってきてたのでしょう。本当に引きません。

この他、夕マズメだからと言って何か起こる訳でもなく、どんどんと暗くなっていき、更に極寒のナイトタイムへと突入するのでした。
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ナイトタイムに突入して本命ゲット

ずっと手を出していると、手がかじかんで自由が利かなくなるので、しばらくカイロで手を温めて体制を整えます。

ルアー釣りはロッドを持つ手も、リーリングする方の手も、両方必ず使うので、どちらかだけの手をカイロで暖めておくことができないのが難点です。

ちょっと無理をしてキャストを続けると、手は完全に感覚が無くなり、リグの交換などしようものならジグヘッドをいくつも落としてしまうほどの状況です。

足元は敷石がキツイので根掛かり必至。

なので、出来るだけ遠投し、少し離れた場所になるシモリ周辺をチェックし、足元は手早くチェックという方法で歩きながらどんどん撃っていきます。

イメージではもっとガシラが釣れるイメージだったのですが、ガシラもあまり反応してくれません。

風が強くてしっかりボトムを狙えていないのかも?

ラインが風で押されてリグが動いていることを考慮し、ロッド操作で動かす距離を押さえつつ誘いのタイミングも遅くして、出来るだけボトムロックに見せる時間を多く取るように誘い方を変えてみます。

すると、久々のバイトをキャッチ。

生命感は弱々しいながらも、この状況では貴重な1匹です。
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完全に日が落ちてしまってから、心無しか風が弱くなってきました。

様子を見ていると明らかに風が弱くなっていて、周囲の海面の波が静かになってきています。

そこで、中層に居る可能性のあるメバルを真剣に狙うことに。

ワームはそのままですがジグヘッドは1/32ozのデルタマジックにチェンジして、中層をできるだけゆっくりと見せながら通せるように調整します。

ボトム付近を広く浮かせて探ったものの無反応。

そこで、今度は表層付近を狙ってみることに。

着水してカウント2くらいで巻き始める感じで探っていきます。

明暗の明るい方は反応が無く、少し暗い方へキャストすると、着水後、2度ほど誘った後のフォールの瞬間に

コンッ!ココココンッ!

冷えてこわばった体でフッキングすると、見事にフックアップ成功。

サイズが小さくても引きは明らかに強いのがメバルの素晴らしいところです。

この極寒の悪条件下において、非常にありがたい本命メバルのGETとなりました。
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表層付近に浮いているメバルが居ることがわかったので、後何匹か居ないかチェックを続けます。

基本はただ巻きをしつつ、時々ちょいちょい誘いを交えて探っていくと、カウント3くらいのレンジでまたも

コンッ!

中層~表層で釣れるのは間違いなくメバル!

フッキングするとグィィィィィとしっかりとした走り。

ポロリだけ気を付けて抜き上げ!

地面に置いた魚が暴れた瞬間フックが外れました。

寒さでフッキングが決まっていなかったようですね (^^;;

危ないところでした。

しかし、この気候でもメバルはこれだけ元気に泳ぐことに驚きでした。
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激風・最狂寒波のメバリング まとめ

という事で、最後は逃げ帰るようにして退散したこの日の釣行でした。

実質、1時間半くらいしか竿を振っていないのですが、それでもとことん体の芯まで冷えてしまい、桐灰のマグマを首筋に入れたり、車のエアコンをフルパワーで稼動させたりと暖を取るのに必死の作業を続ける羽目となってしまいました。

結果的にはメバルが相手をしてくれて心は少し暖まったのですが、物理的に体がここまで冷え切るとどうしようもありませんね。

因みに、車に戻って車載の気温計を表示してみると・・・

やはり天気予報通りのマイナス1℃でした(涙)
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とりあえず車を走らせて幹線道路沿いのコンビニを探します。

通常なら温かいコーヒーを買うのですが、この日は明らかに体調がおかしいのでほっとレモンを購入。

一気にほっとレモンを飲み干すものの、さほど体が暖まった感じも得られず、帰宅するまでひたすらカイロとエアコンに頼りっぱなしでした。

そして、帰宅して体温を測ると予想通りの高熱。

風邪ではなくインフルだったので、寒い中での釣りが発症の原因ではないにしても、無理によるダメージは間違いありません。

体調を無視して無理なことをしてもろくなことはないという自分への教訓となりました。

ただ、釣りにおいては、普段はあまり行かないポイントでしたがメバルの確認ができたのは唯一の収穫であり救いでした~

まぁ、ちょっと大きな代償となってしまいましたが。

さて、来週もしばらくは寒い日が続くようです。

無理をして体調を崩さないよう、ボチボチやっていきたいと思います。

<参考>タックルデータ

ロッド:リップルフィシャー リアルクレセント 65JH/TZ
リール:シマノ 16ストラディックCI4+ C2000S 改
サーティフォー 34 ゼログラVerⅢ
ライン:東レ ソルトライン®️メバリングフロロ 2.5lb

■東レ ソルトライン®メバリングフロロ
風のある日はフロロカーボンラインが一番使い易いですね。

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