こんにちは!
いつもこちらのブログを読んで頂きありがとうございます。
NABRA Chase Fishing GONTA です。
今回は久々にシーバスゲーム用のルアーについて書いてみたいと思います。
シーバスゲーム用のルアーを新しく調達しなくなって久しいのですが、今年はバチシーズンに出撃を考えているので、過去から使ってきているルアーから新しく見つけたルアーまで、バチパターン対応ルアーをピックアップしてみたいと思います。
改めてチェックしてみると、バチパターン向けのルアーだけでもメチャクチャ種類が多く出ていますね。
まぁ、それだけソルトゲームの中でもシーバスゲームは人気が高いということかと思います。
では、お時間のある時にお付き合い頂ければ幸いです。
定番ルアーを一通りチェック
バチパターン用のルアーは、ちょっとググッてもザクザク情報が出てきますので、こちらではサラっとチェックしたいと思います。
且つ、私自身が使ってみたことがあるルアーに絞って、インプレを踏まえて書いてみたいと思います。
■ジャクソン・ニョロニョロ(NYORO NYORO)
まさに定番中の定番でシーバス釣りをしたことがある方なら知らない人は居ないと思われるほどメジャーなルアーです。
カラーバリエーションも多いですし、ウェイトバリエーションも多いので、バチパターンでルアーに迷ったらこのルアーを使っておいて間違いは無いかと思います。
サイズバリエーションは85mm、105mm、125mmの3サイズ。ウェイトは85mmが7gなので、飛距離が欲しい場合は105mm(9g)以上のサイズが良いかと思います。
硬質発砲素材のボディで固定重心ルアーなので、飛距離は標準的かと思います。
■DUO マニック
こちらもド定番のバチパターン用ルアーです。
動きは比較的キビキビしている印象でテールのふり幅が少し大きく感じますので、バチが沸いている量が多くてシーバスにルアーを気付かせたい時などに効果的なルアーかと思います。
カラーバリエーションも非常に豊富で、バチ向けのカラーも沢山あるので、逆にカラーを選ぶのに迷ってしまうかもしれません。
また、サイズ&ウェイトも5種類と豊富で、75mm、95mm、115mm、135mm、155mmが揃っており、75mmでも7.6gありますので飛距離も稼げる使いやすいルアーかと思います。
一番標準なサイズは95mmになるかと思いますが、95mmは8gなので、75mmはクルクルバチ攻略向けというイメージです。
115mmになると一気にウェイトアップして16g。このくらい重量があるとベイトタックルでも扱いやすいですね。
また同じ115mmでもシャローモデルがあり、12.5gとなるので、よりスローに攻めないと反応してくれない時や、巻き速度を落としてドリフトさせたい時に使いやすいかと思います。
最後に、MAXサイズの155mmだと27.5g(約1oz)あるので、大型河川で流れるバチが大きい場合に使ってみると良いかも知れません。
※私はこのサイズは使ったことがありません。
■メガバス カッター
個人的には一番実績があり、良い思いを多くさせてもらったのが【メガバス カッター】になります。
V字ヘッドが特徴的で、浮き上がりも早く、波がなければ綺麗な引き波でシーバスを惹きつけてくれる力は抜群なルアーだと思います。
サイズは90mm、115mm、125mmとラインナップされていますが、バチパターンで使うならメインは90mmになるかと思います。
ただ、スペックは90mmで8gと決して重量がある部類には入らないです。
空気抵抗の低減を考慮されたエアロボディ採用で、固定重心モデルのルアーとしては飛距離は出る方かと思いますが、このルアーを使う場合は細めのPEラインにてスピニングタックルで使うのがストレスもなくて良いかと思います。
釣れる動きはしてくれるので、ベイトタックルでも使いたいところですが、飛距離が出せそうにないので小場所限定になりますね。
因みに、村岡さんが元TEAM Megabassなので、fimoオリカラもリリースされており、私も手持ちに入っています。今となっては入手困難ですが、実際、ノーマルカラーよりも釣れるように感じました。
■邪道 エンヴィ(ENVY)
こちらは定番ルアーの中でも新しい部類に入るかと思います。
邪道の藤澤さんが監修したルアーで、発売前から非常に話題になったことを強く記憶しており、最初に発売された2サイズを複数色買い込みました。
前評判が凄かっただけに非常に期待をして使ったのですが、想像していた以上に浮き上がりが遅く、ロッドを立ててしっかり巻かないと表層を攻められないので、かなり積極的に動かしていって使うルアーというイメージです。
このルアーの特徴は、ヘッドの下部に設置されているフィンかと思います。このフィンの効果で、まっすぐ泳がずにS字系に蛇行する動きをするところがシーバスにアピール要素となっています。
この機能は他のバチルアーには無いので、動きもオリジナリティが出ている部分です。
藤澤さんも関西の方なので、きっとテストしているフィールドも関西圏だろうという予測で、より関西のフィールドのバチパターンにマッチした動きをしてくれるルアーになっていることだろうとも考えましたが、何か突出した釣果を得ることは無かった印象。
まだまだ使い方がわかっていないようなので、使い込んでいく中で爆釣シーンに出会えればと思います。
■邪道 ヤルキスティック・ヤルキバ(YARUKIBA)
次に、再び邪道のルアーで、ヤルキスティックシリーズの派生品で、バチパターンに特化チューンした【ヤルキバ(YARUKIBA)】です。
因みに、名称は『ヤルキスティックのバチパターンバージョン』ということになります。
高速の微波動を特徴とするヤルキスティックは78mmなのですが、ノーマルが5gなのに対して、ヤルキバは4.5gと▲0.5gの軽量化チューン版になります。
こちらのルアー、間違いなく釣れるルアーなのですが、記載の通りかなり軽いのです。
なので、スピニングタックルでも遠投はできないので、どうしても湾奥運河などの中~小規模ポイント向けとなります。
ただ、バチのサイズが小さい場合には確実に他のルアーに比べて優位性を発揮してくれるのは間違い無いので、使いどころを上手くハメれば強力な助っ人になってくれるのは間違い無いと断言させて頂きます(^^
■ima(アイマ) アルデンテ 95S
サラっと紹介と言いつつ、めちゃくちゃガッツリ紹介になってしまっていますが、定番ルアーとしては紹介しておかないといけないルアーなのがアルデンテ95Sになります。
Megabassのカッター90がリリースされた翌年くらいにリリースされたという記憶なのですが、かなり歴史があるルアーになります。
imaさんはリリースしているルアー全てに生年月日的にリリース日を製品紹介に記載していますが、初回発売は2012年12月10日ということなので約10年前のルアーということになります。
komomo125SFや【GAIA エリア10】などを、テール部にウェイト固定チューンしてバチパターン用のルアーを作っていた時代から、バチパターン攻略専用ルアーが出始めた時代の先駆け的な存在というイメージですね。
komomoやsasuke、koumeなど、ソルトシーバスシーンにおいてimaはリーディングメーカーであり、そんなimaから満を持して投入されたのがアルデンテ95Sになります。
形状(見た目)がかなり特徴的で、ルアーのベリー部に複数の球形の突起が施されており、この球形の突起がルアーを浮き上がらせる揚力を生み出すようでスローに引いても表層を安定して攻略できるルアーになります。
ネーミングが特徴的で印象に残り易いのですが、名前だけでなく性能としても間違い無いルアーかと思います。
ただ、こちらのルアーも95mmのサイズにして7.1gと少し軽い部類に入るかと思います。
インプレのコメントでは、ベイトキャスターでも快適に使える、と書かれていますが、さすがにベイトタックルで広くサーチするのは厳しい気がします。
が、ここは自分で確かめてみたいと思います。
■その他
以上、主なおススメのバチパターン用の定番ルアーを紹介してみました。
他にも、【邪道 YOREYORE】【ラッキークラフト ワンダー】などバチ専用ルアーではないながらもバチ食いシーバスにも通用するルアーも沢山あります。
【APIA H-bait】などもサヨリパターン用のルアーとして有名ですが、表層微波動系と言う点ではバチパターンでも使えるルアーです。
ただ、これだけ多くのバチパターン用のルアーがあるということは、シーバスゲームにおいてバチパターンが大きな影響を持っていると言うことは事実かと思います。
それぞれの特徴を如何に自分のものにするか?が釣果に表れてくるのは間違いありません。
思い入れがあり過ぎて少々長くなってしまいましたが、お付き合いありがとうございました。
新しい?ルアーをチェック RAZAMIN90(BlueBlue)
新しいと言っても、数年前(2018年)にリリースされた製品まで含めてのチェックとなりますが、何せシーバスゲームをメインにしなくなって5年は軽く経つので、2年~3年前のルアーでも私にとっては新しい部類です。
しかし、前の章でピックアップしたルアーは10年以上の歴史を持っているものもざらにあることを見ると、バチパターンで使える基本性能を持っていれば長く通用すると言うことも証明されています。
新しいと言う理由だけで商品が売れるほど甘くはなく、買い手のアングラー側も目が肥えている中で、新しいルアーを市場投入する側も気合が要りますね。
そういう意味で本気度が感じられたルアーとしてまず目についたのが【BlueBlue ラザミン90】になります。
2018年シーズンにリリースされているルアーですが、個人的に気になっていた既存のバチパターン用のルアーにが持っていなかった特性を装備したルアーだと思いますし、そこがこのルアーの存在意義(強味)かと思います。
まず、1点目は水平姿勢で浮いてくれること。
バチパターン用のルアーは細身のルアーになるので、どうしてもウェイトを確保するのが難しくなりがちですが、とは言えいろいろなシチュエーションで使えないといけないので、ある程度のウェイトは必要。
ということで、先にも紹介した通りシンキングペンシル系のルアーが圧倒的に多いのが現状です。
しかも、飛距離を確保する為にウェイトはテール側に配置されることが多く、結果として尻下がり姿勢のスイミング姿勢になります。
しかし、この【BlueBlue ラザミン90】は浮いてくれるだけでなく、水平に浮いてくれます。。
この水平に浮くというのは、盲点というか意外と難しいもので、シンペン系であれば頭を水面に向けつつお尻は下がっていますし、フローティングミノー系であれば水の抵抗を受けると頭下がりになります。
アイマのkomomoシリーズなども、水平に近い浮き姿勢ではありますが、やはり巻いたり流れなどを受けると少し頭下がりの姿勢で泳ぎます。
【BlueBlue ラザミン90】は特殊な形状と、ボディの重量バランスにより常に水平姿勢を維持するように作られています。
これが、シーバスに違和感を感じさせずにバイトに持ち込むことができる効果を発揮しているようです。
と、非常に興味深く高い関心を持ってしまうルアーなのですが、BlueBlueさんのルアーにありがちの市場品薄状態。
楽天市場などのネットショッピングでは検索しても出てきません。見つけた時が買い時というルアーになります。
2022年リリースのNEWルアー ダイワ HISOKA 120f
もう一つ、今年(2022年)の新製品で気になるバチ用ルアーがあります。
ダイワからリリースされる【ダイワ モアザン ヒソカ 120f】です。
こちらはオヌマンさん監修のルアーとのことで、バチに特定したルアーではなく、ハイプレッシャー下でスレたシーバスをバイトに持ち込む為に、アピールを最大限抑えた動きに特化したルアーになります。
注目したいのは、リップ付きのフローティングルアーであること。
普通に考えると、リップが付いていればかなりルアーが動いてしまいそうなのと、水圧を受けると潜ってしまいそうなのですが、そこは小沼さんが『水深10cm未満に抑えることと、テールの振り幅は1cm前後に抑えている』とのこと。
風が吹いたりして水面が波立ったりした時にも、ルアーが流されたりしにくい特性を持っているので、一般的なバチルアーで対応がし辛い時にも活躍してくれそうです。
また、内部構造も特徴があります。これまでだと、細長いルアー(プラグ)の重心移動システムは難しいものですが、こちらのルアーは内部に2つの重心移動システムを内蔵しています。
細長い構造を逆に利用した感じですが、テールにウェイトが偏ることが無い為、水平姿勢を維持し易い設計になっている感じです。
バチパターン以外でも、サヨリパターンなどにも対応させることを意識して制作されたそうで、まさに都市型河川や都市港湾部で必要とされる要素を備えたルアーのようです。
個人的に大好物のサヨリパターンのシーバスゲームですが、前から思っていたのがフローティングモデルで『潜らない、泳がないルアー』が欲しいというところ。
ダイワさんの公式HPでは2022年3月発売となっていますが、すでに販売されているようで、かなりの人気で入手困難なルアーになっています。
皆さん、釣れそうなルアーには敏感ですね。邪道のアーダ86が発売された時に激しく入手困難になった時を思い出しました。
【ダイワ モアザン ヒソカ120f】については、大手メーカーダイワさんの製品なので、生産力を発揮して安定流通させて頂けることを期待しています。
バチシーズン開始前 ルアーチェック まとめ
と言うことで、バチパターン用のルアーについて、定番・レギュラールアーと新顔ルアーについて気になったルアーをピックアップしてみました。
定番ルアーには、定番の座を勝ち取っているだけの釣果実績があります。
実際にバチを捕食しているシーバスのバイトを誘発できるだけの基本性能が揃っているというのは、そのルアーを選ぶ理由として十分な根拠ですね。
そして、実際に使ってみるとそれぞれに特徴を持っていて、使いやすいシーンや相性の悪いシーンがあるので、後は使い手側がどれだけフィールドでアジャストさせることができるか?にかかってくるところかと思います。
経験の豊富なアングラーさんが結果として良く釣れるのは、このアジャスト力があるからに他ならないかと思います。
『バチパターンで爆釣!』という売り込みフレーズはいろんなルアーのパッケージや商品説明に書かれていますが、実際にどんなシチュエーションでハマるのか?はアングラー側が経験を元に引き出しを開けていくしかないところです。
なので、新しくリリースされるルアーなども積極的に使っていくことで、既知のルアーに無いメリットなどを知ることで引き出しを増やしていけると思っています。
また、今年のバチシーズンはベイトタックル縛りなので、こちらのタックルにマッチしたルアーも見出していきたいところです。
ベイトタックルでは、5gを切るような軽いルアーはほぼ使えないので、10gを基準にして使い易くてしっかり釣れるルアーを見つけ出していきたいと思います。
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